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2006年1月26日 (木)

★第44回俳人協会賞 (平成16年度) <2005/03/26>

◆ 鈴木鷹夫 句集『 千年 』 (自選15句)

   起つときの脚の段取り孕鹿
   夕櫻やがて夜汽車となる窓に
   石鹸玉ひと吹一三七つほど
   千年杉の千年前の夏の雨
   血の味を少年が言ふ麦の秋
   今生は手足を我慢かたつむり
   あおあおと津軽が匂ふ茅の輪かな
   扇もて木曾三川を煽ぐかな
   火祭へ行く黒髪とすれちがふ
   秋茄子にこみあげる紺ありにけり
   水中をさらに落ちゆく木の実かな
   吊るされし鮟鱇何か着せてやれ
   凍鶴の影伸びてをり檻の外
   春待つは妻の帰宅を待つごとし
   わが前の柳眉怖ろし歌留多取
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 【鈴木鷹夫】昭3生(東京都足立区)「千年」は第5句集
 「鶴」から石田波郷没後 「沖」所属 同人 昭55沖賞、
 昭62「門」創刊主宰。平14能村登四郎没後「沖」辞す。
 「木暗また無明の道や二師の無し」の句が「千年」にある。

  自選代表句  男来て鍵開けてゐる雛の店
         落鮎の落ちゆく先に都あり

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