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2006年1月26日 (木)

★俳句寸感 <京都行 ひまわりさん> (のぶ) <2005/05/07>

3h170505
ひまわりさんのお句の感想です。

   < 清水の舞台彩る若楓  ひまわり >

 (清々しく綺麗に纏まっていて良いですね。
 ただ少し難しく申し上げると「若楓」だけでよくて、
「彩る」は言わなくても分かる描写ですから厳密に言え
ば必要無いのです。あまり上手い例ではありませんが、
代わりに

    清水の舞台迫り出す若楓

等と詠めば四方若楓の中へ舞台が迫り出しているように
作者が感じた事も表現出来て更に句意の範囲が広がります。
 たった十七文字の短い俳句では言わなくても分かる事は
省略するのが一つのコツですね。

 でも慣れるまでは言うは易く行うは難しですから、
「清水~」のお句は今はこれで十分に良く表現出来ている
と思います。)


   < 夏めいて喧騒嬉し京の夜  ひまわり >

 (このお句は 少し暑かった昼の観光も日が落ち 初夏の
夜の京都の繁華街を気持ち良く歩んでいる作者の思いを表
現していて個性がよく出ていると感じました。
 少し散文的な表現ですので

    喧騒も夏めきて佳き京都の夜

ともう少し韻文的に格好をつけてみました。)

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