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2006年2月 2日 (木)

★波郷忌 <2005/11/21>

 11月21日は石田波郷忌(惜命忌,忍冬忌)1969(昭和44)年 57歳没。
 
    霜柱俳句は切字響きけり  波郷

等と詠みつつ句の姿勢を正すことに功大なりの俳人でした。
 また生活に即した人生諷詠に活眼して「俳句は私小説だ」と言い、草田男、楸邨と並んで人間探求派と称されましたが、意外と早世だったのですね。

    鰯雲ひろがりひろがり創痛む    波郷     <創(キズ)>

 しかし掲句のように中八の句も詠んでいますが、繰り返しの表現が中八の乱れを感じさせません。
 私も

    花屑にぶつかりぶつかり水馬  暢一

と今年詠みましたが、今気が付いてみると波郷と同じような詠み方をしていました。中八は今迄詠んだ何千句の内この一句だけにて、やはり中八は俳句本来の韻ではありませんから避けるべきなのでしょう。

    波郷忌のはたと昏れたり石蕗の花  皆川盤水

 また今日は二の酉と載っていました。
 丁度5年前、私の所属俳句結社「朝」の20周年記念大会出席の為に上京した折、二の酉で賑わう夜の鷲神社を訪れた事が懐かしく思い出されます。

    東京の思ひ出を買ふ熊手買ふ  暢一

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