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2006年3月 6日 (月)

★ 啓蟄

sh0132
 薄曇りにて少し肌寒い感じはしますが、無風ですので火が恋しいと云う程ではありません。

 今日は「啓蟄」ですね。
 春季の二十四節気は立春、雨水、啓蟄、春分、清明、穀雨と続きますが、「雨水」の15日後に当たります。
 「啓蟄」の語は月令に言う
   
    『仲春の月、蟄虫咸動き、戸を啓き始めて出づ』    〔咸(みな)、啓き(ひらき)〕

からきていて、 ひらく巣ごもりと云う意味です。 ユーモラスで俳意が感じられるので実に俳人好みの節気です。
 実際に虫や蛇等が穴から出てくるのはもう少し先のようですが…。
 啓蟄は柳の若芽が芽吹き蕗の薹の花が咲く頃と言ったところでしょうか。

 傍題季語も
 「驚蟄(けいちつ)」「蛇穴を出づ」「蜥蜴穴を出づ」「地虫穴を出づ」「蟻穴を出づ」「蟄雷」「虫出しの雷」等があり多彩です。
 季語として俳句によく詠まれるようになったのは近代俳句、主として虚子以降の事のようです。

       啓蟄の蟻が早引く地虫かな    高浜虚子
       
       啓蟄の蟻大いなり独りなり     岡本 眸     

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