★ 冬桜
昨日の≪‘のぶ`のフォト俳句≫~from伊勢 【 日々身辺抄 】 にて彦根城の冬桜その他を取り上げましたが、以下はその内の俳句に関する記事からのものです。
彦根城の濠沿いの径を歩いていると枯木に向って一生懸命接写している女性を見掛けました。
私も近くに寄って見てみると冬桜。 ぽつぽつと可憐に花をつけています。
一つづつ一つづつ咲き冬桜 暢一
立て札には二季咲桜と書いてあり、次の説明文が添えられていました。
『二季咲桜 昭和47年4月に水戸市(友好都市)より寄贈されたもので 冬(11月から1月)と 春(4月から5月)の年2回開花します。』
よく似た時期に咲く桜で十月桜の名もよく耳にしますので ネット図鑑で調べてみました。
『・ 十月桜の花弁は八重。 白または薄ピンク色。 開花時期は10月下旬~1月初旬と3月下旬から4月初旬の二季咲き。 冬・春ともに葉があるときに咲くことが多い。
・ 冬桜の花弁は一重。』 と載っていました。
この彦根城の二季咲桜は一重でしたから冬桜に分類されるのでしょう。
しかし俳句ではこの時期に咲く桜をいづれも総称して冬桜と詠むことが多い。 十月桜などは詠み込むのに音数が多過ぎますからね。
一弁を吐ける莟や冬桜 富安風生
今日ありと思ふ余命の冬桜 中村苑子
冬桜だまつて歩くばかりなり 大石悦子
また他に緋色の花を咲かせる緋寒桜も有名ですが、早いものでは1月の内に咲き出す事もある早咲きの桜です。 寒桜とも言います。
歳時記では冬桜の傍題として載っていますが冬桜とは区別すべきですね。
山の日は鏡のごとし寒桜 高浜虚子
灯は消えて月のみのこる寒桜 水原秋櫻子
寒桜いつを盛りとなく咲けり 右城暮石
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≪‘のぶ`のフォト俳句≫~from伊勢 【 日々身辺抄 】 ‘冬桜 (彦根城)’
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