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2004年6月22日 (火)

≪フォト俳句(31)≫6/22卒塔婆・金剛證寺

 朝熊山々頂の金剛證寺の奥にはフォトのように大きな卒塔婆
数限りなく並んでいる。
 ‘岳参り(たけまいり)’と云って 伊勢及び近郷では葬儀の後
親戚一同と共に金剛證寺で施餓鬼会を営み卒塔婆を奉納する
風習がある。
 伊勢は伊勢神宮のお膝元だけに神式の葬儀も多いのだが 神式の
葬儀であっても同じである。
 ここにも神仏拘らない様子が見える。
 中には4、5mもの卒塔婆もあり その列なす様は圧巻である。
 ファンが奉納した‘美空ひばり’や‘石原裕次郎’の巨大な卒塔婆
まである。
 
   花火こぼれて卒塔婆林立するくらがり  林田紀音夫

 最も 近頃は建てる場所が限られてきたのかどうか
一番下のフォトのようにごくちいさな卒塔婆が新しい。
                               
 
        卒塔婆の太き墨字や夏椿  暢一   
 

     4-14sotoba.ajisai.jpg 4-14sotoba.jpg
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コメント

はじめまして、あなたの俳句すばらしいですね。卒塔婆から夏椿に転換するとはまいりました。
文字化けしているので、手探りでで書き込みしています。

投稿: 林昭太郎 | 2004年6月22日 (火) 22:59

 有難うございます。本当に書き込みご苦労しておられる
ようで…!
 伊勢と云う地方色を前面に 記事・俳句を綴っていきたいと
思っています。ぜひ今後もお訪ね下さい。

投稿: のぶ | 2004年6月22日 (火) 23:14

「奥へ奥へ鳥居つらなる五月闇」
底知れぬ闇の濃さが表現されていて鳥居の奥へ誘い込まれるようです。感心しました、こんな佳句を毎日生み出されて居られる野でしょうか?驚異です。

「卒塔婆の太き墨字や夏椿」
太い墨の文字から一気に純白の夏椿に転換する鮮やかさ、感心の一句です。現代俳句協会では、このような二句一章は点が入らないのが残念です。彼処では、付きすぎの二句一章でないと点が入りません。主宰の居ない多数決句会の限界でしょうね。

投稿: 林昭太郎 | 2004年6月23日 (水) 22:18

 林昭太郎様
  投稿者名は表記されていました。URAで記憶されている
 のかも知れませんね。素敵なご鑑賞を頂き恐縮です。
  奥へ~は4年前、卒塔婆~は当日の句です。句の出来ない
 時は過去の句から記事に適した句を載せています。
  近くに沙羅の木(夏椿)があるのです。実景・実感で詠む
 と却って作者の個性が出るようです。想像で詠む方が平凡に
 なってしまいます。人の想像力には限界があると云う事でし
 ょうか。実景から得るものは人それぞれ千差万別・無限です。
  吟行会で何十人が同じ景を見て句作しても、同じような句
 が一つとして出ない事からも分かります。
 

投稿: のぶ | 2004年6月23日 (水) 23:03

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