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2004年8月 7日 (土)

≪フォト俳句(54)≫8/7投稿句・凌霄花

 昨日は広島に原爆が投下された日であった。
「広島忌」「原爆忌」「原爆の日」と秋の季語になっている。
 
   原爆忌市電無数の手を吊りて  今井勲

   原爆忌常の如くに電車来て   暢一

 今日8月7日は暦の上で早くも立秋である。
 また花の日、鼻の日、バナナの日でもある。これは想像のつく
ように単なる語呂合わせからの記念日である。
 そこで今回はこの夏季の間に投稿頂いた俳句のご紹介の回に
したい。

   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
       八月の詩集の端を深く折る       未来
       八月の記憶の底にある歪み
       炎天へ迷はずに漕ぐ車椅子
       もう捨てるもののなき身を炎天へ
       夕暮れの押し問答の蟇
       蟇押し問答のきりもなく
       彼の世から未練あるかに蟇
       後生まで口下手のまま蟇 
     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
     来客につい小言いう昼寝時        希望
     食事後を昼寝できる日楽しけれ
     ニャオと鳴く猫の昼寝にもの申す
     かき氷今か今かと待ちわびて
     売れに売れ掻く音絶えぬかき氷
      しゃりしゃりとかき氷食べ海見つめ
     新じゃがのほこほこほこと心染む
     新じゃがを堀りし思い出今もなお
     小粒だが強く生きてる走り藷
     夕焼や思い貫く君の意思
     夕焼が雲の切れ間に顔を出す
     夕焼が思い見届け消えにけり
     風鈴が優しく響き風誘う
     風鈴のチリンの音に我一人
     夏の空心地よさそに風通る
     夏の空雲ひとつなく晴れ渡り
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
         緑陰や友とは明日の別れなる      みみ
         遠くより友訪ね来て梅雨晴間 
  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

         710_nouzenka.jpg
凌霄花

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