≪フォト俳句(68)≫9/24 浅沓・白萩・外宮神苑茜神社
今 外宮神苑 勾玉池畔の花は僅かに咲き残った百日紅と盛り
の白萩である。
池を一巡りした辺りで萩の白い花を楽しみつつ行くと茜神社の
鳥居が建つ。 茜神社はこじんまりとした末社だが、同社域に稲
荷神社もあり社殿前に大小の狐の置物が勢揃いしていて見物だ。
社務所の玄関にはフォトのようにいつも神官の履く漆黒の浅沓が
綺麗に揃えられていて印象的である。
浅沓は公卿や殿上人等が用いた黒漆塗の桐製の木靴、神宮神
社では神官が正装した折りに履く。
萩の風何か急かるゝ何ならむ 水原秋桜子
斎宮の歴史体験館で履かせてもらったが、意外と軽くまた絹製
の綿入れを甲の部分に嵌めこんで足にフィットするように工夫され
ている。
沓脱の沓の漆黒萩の花 暢一
{沓(くつ)}
(浅沓)
(白萩)
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