≪フォト俳句(108)≫1/31(№2)清川稲荷社・伊勢市内
前回記事の今社(いまのやしろ)の社殿の隣には鳥居と社の朱色が目を引く清川稲荷社がある。
伊勢神宮の内宮・外宮共々境内に稲荷神社は存在しないが、摂社・末社には殆ど社殿と隣り合わせに稲荷神社がある。その理由は分からない。
もともと稲荷神社の起源そのものがはっきりとは分からないらしい。
全国に約13万社ある神社の内 約4万社が稲荷神社であり、他に工場・ビル・商店街等を数えればその10倍は鎮座していると云うのにである。
ただ稲荷信仰もやはり印度を源流としているとはされている。
稲荷の特徴である朱色の由来については道教の主な思想である陰陽五行からと云う説。
稲荷の名から想像つくように 五穀豊穣を祈る為の神社であるから、黄金色に輝く稲穂を朱色に見立てたと云う説。
稲作と鉄とは不可分な事から炉の中の赤い鉱石に見立てたという説もある。
また伏見稲荷大社の「稲荷百話」では、朱は豊年を象徴する色だと伝え、それは秋に紅葉する楓の色を表しているとしている等 諸説紛々にて面白い。
海羸打ちや稲荷横町は行きどまり 村山故郷
【「海羸」⇒「ばい」貝独楽(ばいごま・べいごま)の略。
「海羸打」は秋の季語になっているが、「海羸独楽」は新年の季語である。意味的に変わりはないはずであるが、「独楽」が新年の季語である事に合わせたのであろう】
清川稲荷社のある今社は伊勢市でも指折りの商店街の入り口にある。以前にも紹介した夜店で近隣に名の通った高柳商店街である。
花枇杷や遅れて点もる稲荷の灯
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