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2005年5月23日 (月)

≪フォト俳句(137)≫5/23 楓の実(外宮神苑 勾玉池②)

 前回の勾玉池を訪れた折の続きである。
 `なんじゃもんじゃ`の花に目を奪われて暫し佇んだあと池の辺をゆったりと巡った。
 運動の為に来ている人々が足早に次々と追い抜いて行く。
 勾玉池の入り口から池畔のそこここに楓が花の後ごく小さな赤い二片の花のような羽を持つ実を付けているけれど彼等が気付く事は無いだろう。
 池を十周巡る内のせめて一周だけでもゆっくりと景や植物を楽しみながら巡れば心身ともにより効果があるのではと思うのだが。

 楓には園芸種として三百程の種類があるらしいが勾玉池の楓の名は「いろは紅葉」。秋の紅葉が一番鮮やかで神社仏閣でよく見られる種類である。
 序に申し上げると「楓(かえで)」の語源は葉が蛙の手のように切れ込んでいる事を例えて「かえるて」、それが「かえで」と変化したものと言われている。

     花楓われを泉へいざなへり  星野麦丘人
   
 実の羽は楓若葉の間の小さな物にてあまり目立たないから、見過ごす人が多いのも無理はないかも知れない。
 しかし近付いて眺めてみると小さいながら赤色も鮮やかに佳き風情である。(参考

 「楓の実」は歳時記に載っていない。例句も捜した限り見当たらなかった。
 しかし一般的に季節を特定出来る語は歳時記に載っていなくても季語として遠慮無く詠んでよい。


     楓の実たれも見ずゆく吾の見る  暢一 


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