≪フォト俳句(143)≫6/10 花菖蒲 (外宮神苑 勾玉池⑧)
前回の5日に続いて8日も勾玉池を訪ねた。近くへの所用の帰路であった為に午後3時半頃である。
何時もの早朝と違う雰囲気を感じる。陽射しは西に傾きかけていているから光線の位置、影のありようが変化しているからであろう。比べて頂ければお分かりになると思うが、写真の写りようも随分と違った。
また早朝は伊勢市民の散策、ウォーキングの姿が殆どであるが、平日とは云えこの時間は観光客が多く賑やかである。
当日は(139)5/29の記事で少し触れた「二見菖蒲ロマンの森」にも行ってみたが、ぽつりぽつりと咲いているのみである。勾玉池は満開に近い状態であるから意外であった。小山の裾に広がる菖蒲園だが ごく海に近い事が影響しているのであろうか。
花菖蒲ぢかに地に置く旅鞄 飴山實
上記の句の作者 飴山實氏は 『うつくしきあぎととあへり能登時雨』 (あぎと<顎>)の代表句など比較的抒情的な句風と印象していたが、平成12年に亡くなられた。早すぎる享年73歳であった。
白菖蒲森影及びても著き 暢一
| 固定リンク
|
コメント
昔、勾玉池でとんぼ釣りをしたのを覚えています。♀のとんぼを糸に繋げて話すと♂が飛んで来て♀を鷲掴みにするのでつれるのです。
投稿: とんぼつり | 2005年6月25日 (土) 10:16
そんな蜻蛉の採り方もありましたね。私達は専ら両端に釣用の錘を付けた糸を放り投げて絡め採ると云った遊びをしていました。
投稿: のぶ | 2005年6月25日 (土) 17:25
むかしは家の裏の広場にもとんぼとか沢山いたけど今ではその広場さえ無くなってしまいました。
うーむ。クワガタとかも採れたし。
伊勢って今は人口減っているんですか?
投稿: みやちゅう | 2005年6月26日 (日) 13:29
そうですね。昔のような原っぱ・空地は市街地にはなくなりましたが、その代わり空家の跡の駐車場だらけです。
人口は10万ちょっと。昔も確かそんな数字だった思います。
投稿: のぶ | 2005年6月26日 (日) 20:09