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2006年1月の6件の記事

2006年1月31日 (火)

≪フォト俳句(201)≫1/31 ⑦道の駅「茶倉」(飯南町)

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 前回よりの続きであるが、紀伊半島も奥に辿る美杉村迄の山深き国道368号線の道々の景は実に楽しい。
 伊勢市在住の私は車で十数分も宮川沿いを遡れば山里に出るが、しかし遥か遠くに高山の嶺々を幾重にも望むものゝそこはまだ伊勢平野の端の山並み低き穏やかな景である。
 その山々嶺々を越えて奥伊勢の美杉村へ走る国道368号線の途中にも「道の駅」が設けられており、一つに「茶倉駅」がある。
 飯南郡飯南町に位置するが、飯南は茶所として知られている土地である。
 昨年10/5の(№175)記事にても述べたように、三重県は全国屈指の茶生産地でもあるのだ。

 その道の駅「茶倉」に立ち寄った。山深き中に広がる小盆地を高みから望む景色はどこかしら郷愁を誘い心癒されるものがあった。

       山里は万歳遅し梅の花   松尾芭蕉   

 正月3日とてここにも門松の立つ入り口を入ると正面に掲げられた額縁が目に付いた。
 道の駅の登録証である。
 『登録証…茶倉駅…登録第24008号…上は平成5年2月23日付け道路局長通達による「道の駅」の登録を受けたことを証する…建設省道路局長 佐藤信彦<印>…平成10年4月17日』とある。
 国の音頭とりで全国の国道に生まれた「道の駅」を設けるのには、恐らく建設省(現在は国土交通省)から多額の補助金が支出されているのであろう。

       山里の小川光れる今朝の春  暢一


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2006年1月25日 (水)

≪フォト俳句(200)≫1/25 ⑥美杉村

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 本ブログも今回にて丁度 №200を迎えた。どちらかと云うと堅苦しい感じの記事であるにも関わらず驚く程多くの方々にご覧頂けるようになり感謝申し上げる。
 
 偖、前回記事に続いて北畠神社のある「美杉村」の話題である。
 左の見出し及び下記の上三枚の杉林の写真は美杉村へ通じる山道である。対向車と擦れ違う事も出来ず、何度も所々に設けられた擦れ違い用の場所までバックしたり してもらったりした。
 これでも三重県中南部から美杉村に通じる唯一の主要道路である国道368号線だ。伊勢から最短距離である事と山深きドライブを楽しむ為にこの国道を走ったが、三重県北部より大きく遠回りして名張市方面から美杉村に向かう道の方が整備されていて快適ではある。

 前回、美杉村はこの1月1日 津市に併合されたと記述したが、村民の一部は反対運動を起こしたらしい。
 津市は三重県中東部に位置する。前述のように津市に直通する道は私が走った不便な国道しかなく、例え北部から遠回りをして整備された道を走ったとしても、どちらにしろ津市まで一時間半は掛かる。しかるに名張市までは20分。当然として美杉村々民の生活は殆ど北に隣接する名張市と密着している。ましてや一時間半も掛ければ大阪に行く事も出来る距離にある美杉村なのである。大阪へはよく出掛けても、津市は行った事も無い村民が殆どなのだ。津市への併合に困惑するのは無理もないと思う。
 しかし主要産業である林業の衰退と過疎化高齢化で財政的に困窮しかけている美杉村として名張市に合併を拒否された現状では止むを得ない選択なのであろう。

   杉落葉香りぞたかく年明けたり   加倉井秋を
    
 下三枚の写真は最近国道沿いによく見られる「道の駅」。大きな門松が正月を演出している。
 北畠神社へはこの「道の駅美杉」の先の信号を右折する。ドライブの道標として有用な道の駅でもある。
 
      奥伊勢の奥に詣づる三日かな  暢一

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2006年1月20日 (金)

≪フォト俳句(199)≫1/20 ⑤初詣(美杉村・北畠神社)

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 正月の3日にドライブを兼ねて三重県美杉村の「北畠神社」に初詣をした。
 美杉村は南北に長い三重県の中間辺り、奈良県境近くの山深い奥伊勢に位置するが、この1月1日に津市に併合されて村名としては消滅した。 三重県でも国が推進した市町村合併により村が全て無くなってしまったらしい。
 
 山深い土地とは言え、14世紀後半より16世紀後半に織田信長に滅ぼされるまで南伊勢を支配した北畠氏の拠点との歴史があり、北畠氏の本城跡や館跡など見所のある旧跡も多い。
 以前伊勢市郊外の「田丸城」を記事にしたが、この城も北畠氏の居城であり南北朝動乱の折に南朝方として後醍醐天皇を吉野に迎えようとしたのが、そもそも北畠氏が京から伊勢に下って来た理由である事にも触れた。
 
 初詣に訪れた「北畠神社」はその館跡に建ち、寛永20年(1643)に北畠氏の一族とも家臣とも言われる鈴木孫兵衛家次が、旧縁のこの地に祖霊を慰めるべく小祠を建てたのが始まりとされる。

   山道の掃いてありたる初詣    富安風生
   
 写真三段目の庭園は北畠氏館の庭園が当時の姿のまま遺されたものである。 
 名石を配した武将好みの名園として知られている。
 また神社内では城館として日本最古の石垣を見る事が出来る。

 本殿正面に掲げられている天狗の面を珍しく思ったが、謂れは不明である。


        山里の社殿紅きに初詣  暢一


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2006年1月15日 (日)

≪フォト俳句(198)≫1/15 ④初詣(近鉄宇治山田駅・伊勢神宮)

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 伊勢神宮参拝への交通手段は車よりもJRや近鉄(近畿日本鉄道)を利用したほうがスムーズである。
 JRも近鉄も初詣向けに割引切符を発売しているから経済的でもある。
 近鉄は名古屋・大阪から2割以上の割引切符、JRは2,300円にて終日東海地区間乗り放題の初詣切符を発売しており出発場所によっては半額以下になる。

 但し鉄道利用は圧倒的に近鉄が多い。所用時間・運行本数・洒落た車両等々がJRの比ではないからだが、その近鉄の伊勢市玄関口の駅名を「宇治山田駅」と云う。
 宇治山田は50年前までの伊勢市の市名であった事から今もそのまま駅名となっているのだ。
 この近鉄「宇治山田駅」は1931年建設の中々壮大な名建築の駅舎だ。国の登録有形文化財にも指定されていて一見の価値がある。


   神を畏れ人をゆかしみ初詣   富安風生


 写真の上三枚は近鉄宇治山田駅と伊勢神宮の外宮本殿。
 中・下の6枚は伊勢神宮の内宮の初詣風景。
 また見出しの写真は内宮本殿への参道の群衆である。
 尚 昨年も(№102)(№103)にて外宮の初詣光景を記事にした。


        拝礼の小脇に挟む冬帽子  暢一


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2006年1月10日 (火)

≪フォト俳句(197)≫1/10 ③除夜篝(外宮神域内・豊川茜稲荷)

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 前回記事の続きであるが、外宮への年越し詣のあと同じ神域内の勾玉池畔にある茜神社にも立ち寄ってみた。
 茜神社の境内には豊川茜稲荷が同居しているが、この稲荷のほうが社よりも社殿が大きく立派である。
 茜神社・豊川茜稲荷については以前にも(№168)(№169)(№170)にて題材とした。

 時間は既に深夜の3時を過ぎていたが、除夜篝火が大分小さくなったとは云えまだ赤々と燃えており、かなりの参拝客で賑わっていた。

 
    鳴りいづるあだしのの鐘除夜篝   黒田杏子 
 

 終夜甘酒が振舞われているので、これも私の目的の一つである。 お布施であるから幾らでも構わないが百円を奉じて美味しく頂いた。


     除夜篝火の粉を飛ばし星増やし  暢一


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2006年1月 5日 (木)

≪フォト俳句(196)≫1/5 ②除夜篝(伊勢神宮外宮)

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 伊勢市内は大晦日から三日まで外宮・内宮間の道路を中心に交通規制が行われる。 特に伊勢へのアクセスの主である伊勢自動車道の市内インターチェンジは閉鎖となり遠来の車は郊外のサンアリーナ大駐車場に強制的に誘導され、そこからシャトルバスで内宮へ参拝する事になる。 昨年からであるが大渋滞で長時間掛かった車での参宮が随分と緩和され楽になったと思う。 伊勢市民も市内を車で走る折は交通規制に要注意な正月である。

 昨年は年越詣に行く事が出来ずに記事にもしたが、今年は無事に外宮へ詣でる事が出来た。


   まぼろしと繋ぐ手濡れて除夜詣   岡本 眸

   
 写真上右はお木曳車だ。20年に一度のご遷宮の8年前に御用材を曳く神事が伊勢市内各町毎にこのようなお木曳車を練って盛大に催される。 写真に写っている幟はそれぞれ各町の幟である。いよいよ今年である。
 中右の写真は無病息災を願って除夜の篝火で餅を焼いているところだ。 焼き易いように長い柄を付けた網を持参する。


        除夜篝長柄の網に餅四つ  暢一

    
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