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2006年4月 5日 (水)

≪フォト俳句(215)≫4/5⑥春の鴨(外宮神苑勾玉池)

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 勾玉池にはまだが旅立たずにいる。 
 歳時記には3月から5月にかけて北に旅立っていくと載る。 私が勾玉池を訪れるのは気紛れなので毎年いつの間にか池から鴨の姿が消えてをり、しかとは断定できないが4月の内の事だろうと思う。 

 写真を撮っていて勾玉池では見慣れない鳥が二羽混じっている事に気が付いた。 
 下記写真の黒い鳥はカイツブリとすぐに分かった。 しかし同じく下記写真のの白い大型の鳥の方は「掲示板&談話室」に写真を掲載したところ句友が青鷺だろうと教えてくれた。
 今年の勾玉池の鴨については№203でも題材としたので宜しければご覧頂きたい。 池畔の日射しの違いもお分かり頂けると思う。

        誓子三鬼遊ぶや春の鴨あそぶ   鈴木六林男

 鈴木六林男の掲句は誓子・三鬼が揃って吟行などをしている景を詠んだものだと思うが、奇しくも山口誓子(平成5年3月26日没)、西東三鬼(昭和37年4月1日没)と師弟共に忌日は春の鴨の頃である。
 
 鴨に関する季語については№203でも少し触れたが、今の時期の鴨の季語としては「春の鴨」「引鴨」「引く鴨」「鴨引く」「行く鴨」「鴨帰る」「帰る鴨」「帰り鴨」「残る鴨」「残り鴨」等と使う。
 これらの季語を代表する「春の鴨」は他の傍題季語のように春になって旅立つ鴨、旅立つ前の鴨、旅立たずに残る鴨、と少しづつ違った意味にて詠まれるので鑑賞の折に留意する必要がある。
 例えば
        残りしか残されゐしか春の鴨   岡本眸

の有名な句の「春の鴨」は旅立つ前の鴨の事ではなく、旅立たずに残る鴨の事であるのは明らかだ。

         春の鴨つがひつがひの離れざる  暢一

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                     <全写真拡大可>

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