« ≪フォト俳句(231)≫6/10 ④ 藤の花 他 (外宮神苑) | トップページ | ≪フォト俳句(233)≫6/20 ① 伊勢志摩吟行会 (外宮) »

2006年6月15日 (木)

≪フォト俳句(232)≫6/15 ⑤ 神馬・お木曳 (外宮神苑 他)

1img_1485 前回よりの続きである。
 神苑西端の駐車場より更に奥へと続く小道がある。
 この道を行くと直ぐの所に小さな馬場が見え 入口の鉄扉に「外宮神馬休養所」との札が掲げられている。
 
 奈良時代から神の乗り物として神社に馬を奉納する習慣があるが、大抵が絵馬の奉納だ。 しかし伊勢神宮、京都上賀茂神社、日光東照宮、塩釜神社、四国金刀比羅宮等では実際に神馬を飼っている。
 伊勢神宮の神馬は古来より皇室から奉納される。 天皇陛下のご愛馬が伊勢神宮にて余生を送ると聞いた事もある。 内宮に1頭 外宮に2頭飼育されており、大切に扱われる為にどの神馬もたいへん長寿と云う。
 因みに「神馬」は「しんめ」と読む。

    2img_1460 3img_4386 4img_1461


5img_1463 道はそのまゝ神宮司庁山田工作所の門に行き着く。 ここは伊勢神宮のご用材を加工する所である。
 7年後のご遷宮へ向けての行事として 5月から6月に掛けて伊勢はお木曳行事で沸き返っていたが、そのお木を外宮へ曳き込んで下ろす所がこの工作所内の貯木池である。
 下の写真が貯木池だが、お木を下ろす木台が組まれて傷つけないように菰が敷かれている。 
 台の上に見える木材は池にお木を落とす為の梃子だ。

6img_1465_1 7img_1470
          8img_1474 9img_1469


10img_1965

 
 左画像がお木曳車だ。
 
 序でなのでお木曳車の市内から外宮へと曳き込む様子の画像を下にご紹介してみる。


11img_1879 12img_1886
          13img_1940 14img_1949

 画像は全国から参集した奉曳団の人々のお木曳にて神宮の用意した白装束だが、伊勢各町によるお木曳の法被は下の画像の如くもっとカラフルだ。
 
 因みにお木曳に参加する町の数は、外宮へ曳き込むのが「陸曳き」と言って58団、内宮に曳き込むのが「川曳き」と言い19団。 全部で77団もある。 
 「陸曳き」は伊勢市中心部の町中を練ったあと外宮へ曳き込むが、5月3日から6月4日に掛けて全町58団のお木曳が無事に行われ終了した。
 五十鈴川に浮かべたお木を内宮に曳き込むのが「川曳き」。 7月22日から30日に掛けて挙行される。

 お木曳行事については下記の「日々身辺抄」にて少し詳しくご紹介したので宜しければそれぞれをクリックの上 ご覧頂きたい。
             ↓
 ≪‘のぶ`のフォト俳句≫~from伊勢 【 日々身辺抄 】 5月29日
 ≪‘のぶ`のフォト俳句≫~from伊勢 【 日々身辺抄 】 5月8日
 ≪‘のぶ`のフォト俳句≫~from伊勢 【 日々身辺抄 】 5月6日


              尊さに皆おしあひぬ御遷宮   松尾芭蕉
 
 ご遷宮の句と言えば松尾芭蕉の掲句が有名である。
 また「御遷宮」は20年に一度の行事だが、秋の季語である。


         お木曳の果てし余韻の梅雨入かな  暢一
  
  
15img_3330 16img_3333
          17img_3336 18img_3349
                     <記事中の全画像拡大可>

|
|

« ≪フォト俳句(231)≫6/10 ④ 藤の花 他 (外宮神苑) | トップページ | ≪フォト俳句(233)≫6/20 ① 伊勢志摩吟行会 (外宮) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/35332/10530583

この記事へのトラックバック一覧です: ≪フォト俳句(232)≫6/15 ⑤ 神馬・お木曳 (外宮神苑 他):

« ≪フォト俳句(231)≫6/10 ④ 藤の花 他 (外宮神苑) | トップページ | ≪フォト俳句(233)≫6/20 ① 伊勢志摩吟行会 (外宮) »