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2006年6月 3日 (土)

≪フォト俳句(229)≫6/3 ② 楓の実 (外宮神苑 勾玉池)

Img_1611 前回記事の若葉の藤棚を撮影した5月22日の勾玉池を臨時更新の上もう少し続けてみたいと思う。
 勾玉池から鴨はすっかりと姿を消し 池面が今迄よりも広々と感じられた。 少し西に傾き出した日射しに池畔の様々な色の新樹が目に眩しい。

Img_2529 神鶏がいる。 近づいても知らん貌で逃げようとしない。 
 池の小島のような田の花菖蒲も青々と成長していた。 
 今朝(6月3日)改めて訪れてみたが早くも咲き出していた。 あと一週間程で満開の花菖蒲が勾玉池を華やかにするだろう。

 
 池畔を巡ると池に少し迫り出して東屋が景に風情佳くとけこんで建っており、その手前に「楓の樹」が池面に枝を大きく張り出して緑蔭をつくっている。
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 その楓の樹の若葉を見てみると小さな赤い花が点々と咲いているように見える。 意識していないと見過ごしてしまうかもしれない程度のものだ。
 それは花でなく「楓の実」だ。 花弁のように見えるのは実を風に乗せて遠くへ飛ばす為の羽である。
 勿論 実の生る前には花が咲く訳だが、楓の花は実よりももっと小さく地味なものにて注意しなくては分からない。 樹の根元に薄紅色の花が散り敷くので気がつく。

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        老木に紅さす楓若葉かな   原石鼎 

 石鼎の掲句での「紅さす」は花や実の事でなく、楓の若葉が紅葉する事を詠んでいるのであろう。 
 楓のある種のように新芽や若葉の内は紅く、段々と青葉に変化していく樹木が結構ある。
 「春紅葉」の総称にて春の季語にしている俳人もいる。 見出しの勾玉池の全景写真にも赤っぽい新樹が混じっているが、秋の紅葉の如く見事な樹もある。 


             池の面に梢ひろごる楓の実  暢一


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                     <記事中の全画像拡大可>

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