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2006年9月25日 (月)

≪フォト俳句(252)≫9/25 ひつぢ田・曼珠沙華(円座町)

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 前回 岡崎句会出向の近鉄車窓風景をご紹介した折、 「穭(ひつぢ)」 の田について 「穭とは稲を刈ったあとの切り株から、青い芽が萌え出てくる事を言う」 と説明しつゝ触れた。

A1img_8301 A2img_8298 数日前に伊勢市郊外に行く機会があったが、刈り取られた田にその穭が成長して青田の如き景を見せている。
 そこで車窓風景のご紹介を中断して、今回は秋色整った伊勢市郊外の穭田その他の田園風景をご紹介したい。

 左上の画像で切り株から萌え出ている様子がお判り頂けると思う。
 水を張って栽培を続ければ立派にお米が収穫出来るかも知れない等と言えば農家の方に笑われるだろうけれど。


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 畦道に生い茂った秋の草々の風情が郷愁を誘う。 しゃがみ込んで覗いてみると小さな花々が見える。 上画像の左端から 「ねこじゃらし」、「アメリカ栴檀草(せんだんぐさ)」、「赤まんま(犬蓼(いぬたで))」、「露草」 。

B1img_8294 野山を駆け巡る事が毎日の遊びであった少年時代迄はどれもお馴染みの草花だが、社会に出て疎遠になってしまった。
 俳句を長年詠んでいると、またこれ等の何でもない草々が親しくなってくる。 俳人は心情が少年時代に戻っていくのかも知れないなと思ったりする所以だ。

 また畦には曼珠沙華がそここゝに咲き出していた。


          ゆふぐれに少年泣けり曼珠沙華  暢一
           

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 まだゝゞ蕾が多い曼珠沙華だ。 時期を置いて訪れたら素晴らしい景を撮影出来るだろうけれど、再訪出来るかどうか不確かなので少し早い曼珠沙華ながら掲載する事にした。


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          まんじゆさげ暮れてそのさきもう見えぬ  大野林火   


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                        <全画像拡大可>

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コメント

富士山の裾野も曼朱沙華が夕日に燃えています。淋しげに。
   ゆうぐれに少年泣けり曼朱沙華
とても好きな句です。

投稿: 麗 | 2006年9月26日 (火) 11:05

 麗さん 有り難うございます。
 花々は日本列島の南と北では咲く時期に遅速のあるのが普通ですが、曼珠沙華だけは南も北も同じく彼岸の時期に咲くと聞いた事があります。
 南は刈田に、北は稔田の畦に咲くのでしょうね。

投稿: のぶ | 2006年9月26日 (火) 19:24

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