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2006年10月15日 (日)

≪フォト俳句(256)≫10/15 ⑤ 岡崎行(JR東海道線)

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 月に一度 句会出席の為に出掛ける伊勢から岡崎迄の道中記事を続けている。
 前回は近鉄特急の名古屋駅迄を取り上げた。

 今回は名古屋駅で乗り換えて岡崎駅迄乗るJR東海道線の快速電車の車窓風景である。 10月10日に撮影した。
 前回も触れたように快速電車では運転席の後ろに陣取って前や左右の景色を楽しむ事が多い。


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  名古屋駅を経って暫くは名古屋の街中の建物が面白く車窓を過ぎって行く。

 右端のショッピングセンターはイオン。 四苦八苦している大型小売店の中で唯一毎年着実に業績を伸ばしている会社だ。 平成6年2月決算で売上収益4兆4千億円強と財務諸表に載っていた。 5年間で1.5倍の成長振りで、いつしか小売業日本一に躍り出た。
 私の住む伊勢地方の大型スーパーはイオンの独占に近い状態になっている。 伊勢地方だけではない。 三重県全体がそうだ。

 イオンは三重県四日市市の岡田屋が中心となってジャスコを創立し発展した会社であるから地元である三重県では元々強い。
 歴史をたどれば、約250年前に岡田惣左衛門が太物・小間物商を四日市に創業。 80年前に(株)岡田呉服店を設立。 37年前にスーパー「ジャスコ」 設立。 
 我々は長くジャスコの名に親しんできたので、今でもイオンと言わずにジャスコと呼んでいる。
 元民主党代表であった岡田克也氏はこのイオングループ名誉会長の次男にて、長男がイオンの社長をしている等の事は有名だ。 

 
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 十数分も走るともう郊外に出る。 住宅地が広がり、小山や寺院も車窓に見える。
 新幹線の線路とも並行していて時にすれ違うが、子供でなくてもつい目を奪われる。


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 上下線が分かれて単線のような雰囲気になったり、踏み切りや橋を過ぎたりと本当に見飽きない運転席越しの景色である。


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 名古屋駅を発って20分もすると、そこは広々とした三河平野の田園地帯である。
 驚いた事にまだ黄金色の稲田が見える。 刈り入れの済んだ稲田もあるが、半々と云った感じだろうか。

             稔り田は赭き鉄路に道を開け  山口誓子

 
061015img_8120 上画像の右端の緑の稲田は先月9月12日に撮影したものだ。 その9月12日の伊勢平野の稲田(右画像)はすっかり刈田となっていたから、まだ青々とした三河平野の稲田に驚いたものである。
 それから一ヶ月経っても三河平野ではまだ刈り入れの済んでいない事に尚更驚いた。
 よくは分からないが、三重県と愛知県とは稲の種類が違うのだろうか。 木曾三川を越えて愛知県に入ると刈田から稔り田の景に変わるようだ。


            木曽川のひがし稔田にし刈田  暢一


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 やがて大きな川 「矢作川」 を渡ると岡崎駅は近い。
 「矢作川」 は 「やはぎがわ」 と読む。 戦国史の好きな方ならご存知の名であろう。
 豊臣秀吉が日吉丸と云っていた少年の頃、奉公先の陶器屋から逃げ出して 「矢作橋」 の上で寝ていたが野武士に頭を蹴られた。 日吉丸が恐れずに咎めたところ、その度胸を気に入って野武士は日吉丸を手下にする。
 この野武士が蜂須賀小六正勝。 後に秀吉の手足となって活躍し大名にまで出世する事になるのだが、橋の上の逸話は事実はどうか定かでないそうだ。 

 その矢作橋は今国道一号線が通るが、橋のたもとに記念の出合之像が建っている。
 また「矢作」の名の由来は周辺に矢を作っている集落があった事に由るらしい。 如何にも戦国話に登場するに相応しい由来である。
 
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 矢作川を渡るとそろそろ下車の準備に掛かる。
 左右に住宅街が見えだすと岡崎駅が近づいて来る。

       <全画像拡大可>

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コメント

主人の仕事の関係で、
矢作川の直ぐ傍に住んでおりました。
ほんの短い間ではあったのですが、
日吉丸で有名な矢作川の近くと云うのが
思い出。
魚は三河湾の新しいものが食べられ
モガレイ、小海老、浅利と美味しかったです。
伊勢も美味しいものばかりで、
のぶさんお酒の当てに嬉しいですネ。
岡崎は俳句の盛んな所と聞きましたが・・・

投稿: 菊子 | 2006年10月16日 (月) 20:13

 菊子さんも結構愛知県とご縁がおありになりますねぇ。
 確かに岡崎は俳句の盛んな土地柄のようです。
 岡崎辺りも菊子さんのおられた頃に比べると随分変貌してしまっていると思いますが、次回は岡崎駅のそのあたりを題材にするつもりです。

投稿: のぶ | 2006年10月17日 (火) 03:31

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