≪フォト俳句(287)≫4/1 結城神社・梅 (三重県津市)
桜の開花情報がちらほらと聞こえ出した3月23日、遅まきながらの観梅に出掛けた。
行き先は津市にある結城神社。 ここは300本の枝垂梅にて知られ、三重県内では最も有名な梅の名所である。
結城神社は南北朝時代の忠臣 結城宗広が祭神。
以下 Wikipediaからその説明を引用してみる。
『結城神社(ゆうきじんじゃ)は三重県津市にある神社。 白河結城氏の結城宗広を祀る。建武中興十五社の一社。
宗広は後醍醐天皇の鎌倉幕府討幕運動に参加し、建武の新政以後の南北朝時代にも南朝方として北畠親房・北畠顕家親子に従い、親房らが伊勢国から義良親王(後村上天皇)を奉じて陸奥国へ航行途中に難破し、伊勢国で没している。
結城神社には後醍醐天皇の綸旨なども所蔵されている。 古くから結城の森と伝えられ結城塚や結城明神とよばれてあがめられている。 しだれ梅でも有名。』
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上の三枚並べた画像の左画像に写る受付で拝観料を払って入園したが、時期的に遅いのでかなり散ってしまっています。 宜しいですか。 と念を押された。
確かに以前訪れた折と比べると寂しい感じがしたが、それなりに楽しめた。
梅巡る次へ三歩つぎへ三歩 暢一
二もとの梅に遅速を愛すかな 与謝蕪村
静けさのどこか揺れゐて梅白し 鷲谷七菜子
梅園を奥まで巡って行くと 椿の樹々の間から真っ赤な祠が垣間見えた。
何を祀っているのだろうと訪れてみる。
結城医王大明神社。 病気平癒祈願の祠だった。
結城医王大明神社の入り口辺りに碑が建っている。
碑には『結城の錦紅梅 結城神社最古木紅梅 樹齢推定約3百年』と彫られていた。
近くには福松稲荷大明神が建つ。
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園内に大きな鳥居が建っていたので入ってみたが、そこは亀の上に墓碑が建つと云う珍しい墳墓だった。
傍らに『御祭神 結城宗広公 御墓』と題した説明板が立っている。
同所には紅い祠も建っていた。 結城医王小祠 。 先ほど訪れた結城医王大明神社の元となる祠らしい。
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梅園を堪能して境内に戻った。 境内には小さな池があり大きな錦鯉が泳いでいる。
参道前の狛犬が目を惹いた。 大きく立派な青銅製だ。
それもそのはずで 狛犬の裏の説明板を読んでみると、『日本一の狛犬』と書いてあった。
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梅園の外の境内にも梅が結構咲いていて楽しめる。
<全画像拡大可>
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