≪フォト俳句(289)≫6/19 花菖蒲(伊勢神宮外宮 勾玉池)
6月15日の日曜日に伊勢神宮外宮の勾玉池を訪れました。 花菖蒲が満開の頃だろうと思ったからですが、期待通りに最高の見頃にて素晴らしかった。
勾玉池の菖蒲田は小島のように池の中にあります。 上の左画像に写る木橋から菖蒲田に渡るのですが、花菖蒲の見頃の一週間程だけ特別に掛けられる橋にて普段は渡れません。
10時からと云う事で衛士が開けてくれるまで暫く待ってから渡りましたが、案内札を見てみると15日迄と書いてあり、菖蒲田に渡れるのは私が訪れた日が最終日でした。 まだまだ一週間は見頃でしょうに…。
最近は何万株もの花菖蒲を売りにしている所も多い中で、勾玉池は2千株と多くはありません。 しかし池と朱の浮舞台と相まっての景はどこよりも趣きが深く 私の一番好きな菖蒲苑です。
花菖蒲は自生のノハナショウブを園芸用に改良した花にて日本独自の園芸種。 江戸時代に普及したそうです。
原種であるノハナショウブは伊勢市と松阪市の間に位置する明和町斎宮で見る事が出来、「斎宮のハナショウブ群落」 として国の天然記念物に指定されていて、地元民は「どんど花」と呼んでいます。
またこのノハナショウブは江戸時代の伊勢参宮名所図絵等にも紹介されていて参宮の名所になっていたようです。
以上の事は下記のサイトでノハナショウブの画像と共により詳しくご覧頂けます。 宜しければクリックして下さい。
↓
『斎宮歴史ロマン広場 ノハナショウブ開花情報 』
花菖蒲は伊勢花菖蒲・江戸花菖蒲・肥後花菖蒲の三つの系統に大別されます。
それぞれ特長がありますが、伊勢花菖蒲の特徴については下記のサイトが詳しい。 興味のある方はご覧下さい。
↓
『伊勢花菖蒲』
勾玉池は晩秋になると鴨が多数飛来し、そして春になると北へ旅立っていきますが、中に数羽居残る鴨もいます。 今年も残った鴨が菖蒲田に憩っていました。
俳句では残って一年中いる鴨の事を「通し鴨」と呼び、夏の季語になっています。
しづかさや山陰にして通し鴨 松瀬青々
包まれて棒のごとしよ花菖蒲 岡本眸
白菖蒲勾玉池の奥暗き 暢一
咲き垂れて背丈定まる花菖蒲 秋元不死男
昼ながら天の闇なり菖蒲園 山口誓子
雨どどと白し菖蒲の花びらに 山口青邨
花菖蒲夜は翼のやはらかし 有馬朗人
きらめきは水の木洩日花菖蒲 稲畑汀子
かへり来し命虔しめ白菖蒲 石田波郷
浮舞台上手下手に菖蒲咲く 暢一
<全画像拡大可>
| 固定リンク








































コメント