カテゴリー「i 三重県外旅行先」の46件の記事

2008年4月16日 (水)

≪フォト俳句(288)≫4/16 桜 & 紅葉 (岐阜県 養老の滝)

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 4月6日に岐阜県の養老公園を訪れました。 
 ここは親孝行の伝説で知られた養老の滝の名所ですが、桜の名所でもあるのです。
 冒頭の画像は養老の滝から少し下流の公園内の橋にて 滝の落ちる山に向って撮影したものです。


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 養老公園は紅葉の名所としてのほうが有名なのですが、昨年その紅葉狩に訪れた折に頂上に落ちる養老の滝まで登ったので 今回の花見は途中で引き返しました。


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4img_1374 養老の滝の伝説は 孝行で評判の樵に心打たれた神が滝の水をお酒に変え、それを飲んだ年老いた父親の病気が治り元気を取り戻した、と云う養老孝子伝説ですが、渓流沿いの径を辿る途中にその樵 源丞内の墓がありました。 左画像の奥まった所に見えるのがその墓碑です。 彼は後に美濃守になったと伝えられています。

 これについて面白い民話のサイトがありました。 宜しければ下記をクリックしてご覧になってみて下さい。
         ↓
    岐阜の昔話「養老の滝」


5img_6856 この孝行話を知った元正天皇が養老の滝を行幸の上、飲浴して『膚は滑らかに、痛むところを洗へばすっかり治った。 めでたい出来事である。 老を養う若変りの水である』 と感服し、年号までを養老と改め、八十才以上の老人に授階や恩賜を、孝子節婦を表彰し、この地方の人々の税を免除した、との記述が新日本記や古今著聞集等に残っています。

 またお酒になったという水は養老の滝ではなく、近くの菊水泉という泉ともいわれています。 元正天皇が沐浴したのも菊水泉という伝説もあるそうです。
 右画像がその菊水泉ですが、現在も環境省の名水百選に選ばれています。


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 渓流沿いに養老の滝の名水を使っている事を売りにしている喫茶を兼ねたお店がありました。
 店名も 46WATERA
 丁度 一休みの頃合だったので寄ってみましたが、川原に迫り出したテラスで頂いた珈琲は美味しかった。


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 養老の滝の渓流の手前には様々な施設も点在する広大な公園が広がっていますが、その一角の芝生に座って持参した弁当を開きました。 上の画像が同所です。
 桜は少しの風でも激しく落花して弁当にも散り込みます。 私は何と風流な事と楽しんでいましたが、子供は一生懸命弁当に付いた花弁を取り除いていました。


                りなきくに落花しきりなり  暢一
 

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 公園を抜ける道々にも桜が枝を差し伸べ、花のトンネルを潜る趣を味わいながら帰路につきました。


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 桜も素晴らしい養老の滝と公園ですが、先にも触れたように ここは紅葉の名所としての方が有名です。
 上画像は本記事冒頭に載せた画像と同所の紅葉の景です。


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 昨年12月2日に訪れたものゝ ご紹介する機会を失していましたので、その折に撮影した紅葉の景も載せてみました。
 上の左画像が養老の滝です。
 他の上下画像はその渓流沿いの紅葉黄葉です。


               紅葉黄葉峡雪崩れてひけり  暢一


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 下の画像は養老公園内の楓紅葉。 渓流沿いの紅葉とは違う 艶やかで落ち着きのある趣です。


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2008年3月28日 (金)

≪フォト俳句(286)≫3/28 ③奈良公園(紅葉・黄葉)

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Image23 前回に続いて、昨年11月25日に訪れた奈良公園である。

 更新に月日が経ってしまい、大きく時期を外れての記事となってしまったが、3回シリーズの奈良行のこの記事を終えておかないと 今の時期 これからの時期の記事をアップ出来ないので敢えて更新する次第にて お許し頂きたい。

 今回の道程も左の地図に印を付けた。 拡大の上 ご参照の程。

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 前回記事の東大寺から 正倉院の方へと向うと、大仏池に出る。 
 池畔は大銀杏の黄葉が一面に散り敷いて眩しいほどだった。 冒頭画像がその景観だ。

 大仏池の向こうに正倉院が建つ。 日曜日は休館との事で訪れなかったが、正倉院前の広場で暫く休憩した。

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 暫し休憩の後 広場を横切って東大寺の右側面の道に出た。
 その道の途中から二月堂へと石段を登る。

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 石段を登りきると茶屋・土産物店。 その前の小路を辿り、また石段を登ると鐘楼や堂の立つ小さな広場に出る。

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 鐘楼の建つ広場から 更に緩い坂道を辿って二月堂の境内へ。

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 上画像の手前の堂が三月堂。 

 下の画像が二月堂だ。
 右端画像は二月堂から見下ろした境内。 

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 二月堂の回廊から俯瞰する景は素晴らしい。
 出口へと降りる階段はとても急だった。

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 下の画像は二月堂を振り返って撮ったもの。
 この道は趣のある雰囲気にて、絵を描く人 三脚を立てて写真を撮る人が多数いた。

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 二月堂から また東大寺の右側面の道を行き、正面横に出て池越しの東大寺楼門の景を楽しんだ。

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 池畔から春日野園地沿いの道を辿ったが、紅葉・黄葉の素晴らしさには目を瞠った程だ。

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 奈良公園は半分弱しか巡らなかったものゝ 程好い広さにて ゆっくりと楽しめた。

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 帰路は新公会堂の前を通り 国道からバスに乗って近鉄奈良駅へ。

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2008年3月27日 (木)

≪フォト俳句(285)≫3/27 ②奈良公園(紅葉・黄葉)

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                                              <全画像拡大可>

 前回 昨年11月25日の奈良公園行の記事を掲載してより その続きを更新しないまゝ、日々を綴っているもう一つのブログ【日々身辺抄】の更新のみにて過ぎてしまったが、折角の写真をアップしないまゝ終わらせるのも惜しいので 時期を大きく外してしまったけれど画像を中心に更新しておきたいと思う。

Image22x 前回は伊勢を発って奈良までの近鉄車窓と 近鉄奈良駅から奈良公園までの道筋の景だった。 
 今回は奈良公園の景である。 道程は左の地図に記したので拡大の上 ご参照の程。

 冒頭と下4枚の画像は奈良公園の入り口に当たる浮雲・春日野園地。 園地前の東大寺に向う道には土産物店や鹿煎餅を売る屋台が多数出ている。
 私も煎餅を買って鹿に与えてみたが、荒々しく群がってくる鹿もいて子供なら恐怖を覚えるほどだろう。 私はお尻を咬まれてしまった。

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Img_6122 春日野園地を過ぎて若草山を右手に望みつつ行くと大華厳寺の額を掲げた楼門に出た。 
 大きく立派な楼門だ。
 
 楼門に虚無僧姿の人が薙刀を携えて立っていた。
 修行僧が薙刀を持っているはずもないだろうから、単なる趣味人なのだろう。

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 大華厳寺の楼門をさらに進むと東大寺大仏殿
 途中の道沿いに見た小さなお寺の紅葉・黄葉が印象的だった。

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 東大寺の朱も鮮やかな楼門の前を左折して塀沿いの道を正倉院の方へと辿る。

 木々の間を流れるごく細い小川の辺に鹿が寝そべっていた。

 園地の人慣れした鹿とは違う自然の雰囲気が感じられる。

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 上三枚は東大寺左側面に沿う道よりの撮影。
 真ん中の画像はその間から覗き見た若草山。
 下の紅葉の画像に僅か見える建物は大仏殿。

 以降は次回にて紅葉・黄葉の景をたっぷりと取り上げつゝ続けたいと思う。

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2007年11月28日 (水)

≪フォト俳句(284)≫11/28 ① 奈良行 初瀬街道。

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 11月25日に奈良公園紅葉を見に出掛けた。
 紅葉の見頃、また三連休の日曜日である。 車だと渋滞が予想されたので近畿日本鉄道特急を利用した。

Xx 伊勢市駅から近鉄特急京都行に乗る。 
 中川(松阪市)から大阪線を西進し、そして八木(橿原市)から橿原・京都線を北進して 西大寺で奈良線に乗り換えれば すぐに近鉄奈良駅だ。 
 所用時間は約1時間50分。
 宜しければ左地図を拡大の上 参照して頂きたい。

 数回に分けて奈良行を記事にしていこうと思っているが、初回は上記の伊勢から奈良までの近鉄車窓風景を取り上げた (画像はそれぞれクリックすると拡大)。


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         ①                ②
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                   ③                 ④

 ① の画像が伊勢市駅に停車中の京都行近鉄特急
 ② に写る川は伊勢市駅を発って間もなく渡る宮川。 清流日本一に何度も選ばれている三重県最長の一級河川である。
 ③ は伊勢市と松阪市の間に広がる冬ざれの伊勢平野
 ④ も同じ。 何の野菜畑だろうか? 一面の枯葉が美しく印象的だった。


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         ⑤                 ⑥
          Img_4566 Img_6011
                   ⑦                 ⑧

 ⑤ は松阪市の南を流れる櫛田川。 古代 伊勢に神宮を定めた倭姫命が櫛を落とした地を櫛田と名付けた事が櫛田川の名の由来と言われている。
 ⑥ は近鉄中川駅(松阪市)。 近鉄名古屋線と大阪線の乗換駅である。 田園地帯にぽつんと建つ駅だったが 近年駅前が再開発されて見違えるようになった。
 ⑦ は中川駅で名古屋線と別れて大阪方面に向う近鉄大阪線。 桜井市辺りまで山また山を越えて行く急峻な山岳地帯の路線である。
 ⑧ がその大阪線に入ってから間もなくの風景。 車窓にずんずんと山が近づいてくる。

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 近鉄大阪線は中川駅を発って伊勢平野を西進し 山路にかかる辺りから歴史的に知られる初瀬街道に沿って大阪まで至る。

 画像はその車窓風景であるが、山里の景をそれぞれ撮影順に載せてみた。

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 山路にかかって間もなくトンネルを長々と走る。 全長5,652mにおよぶ大手私鉄最長の新青山トンネルだ。 1975(昭和50)年に完成した新青山トンネルだが、それ迄は1930(昭和5)年開通の旧青山トンネル(3,432m)だった。 
 旧青山トンネルは1971(昭和46)年に特急列車同士が衝突するという列車衝突事故にて25名の犠牲者を出した鉄道史上に残るトンネルだ。 
 当時私は神戸に在住していて 故郷の伊勢へ帰省の都度利用していた近鉄大阪線だった為に 今でもこの事故の事は記憶に生々しい。

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 近鉄大阪線の沿う初瀬街道は現在の国道165号線だ。
 初瀬街道の始まりは、2000年以上前、垂仁天皇の皇女倭姫による天照大御神の鎮座の地を探す旅からと言われる。 その旅によって伊勢の地が選ばれ神宮が定められる事になったのだ。 初瀬街道は伊勢神宮発祥の道と言える。 その事は日本書紀に詳しい。 以降 大阪・奈良と伊勢を結ぶ街道として繁栄した。
 初瀬街道は伊勢から長谷寺のある奈良県初瀬(桜井市)へと至る街道である事からの街道名にて、長谷寺・室生寺など道中に名所旧跡も多い。

 また松尾芭蕉が1684年の野ざらし紀行での大和への旅路や、1688年笈の小文の旅で国見山兼好塚を訪ねる際などに奈良・吉野方面への往来の折 初瀬街道を利用したと言われている。

               山装芭蕉辿りしゆけば  暢一


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         ①                 ②                ③

 秋色濃き山路の車窓風景に見惚れている内に、近鉄特急は八木駅(橿原市)で大阪線と別れて橿原・京都線を走る。 西大寺駅で下車して奈良線に乗り換えると次の駅が終点近鉄奈良駅だ。
 
 ① は奈良盆地の車窓。
 ② は近鉄奈良駅を下車して奈良公園に向う歩道の楓紅葉。 近鉄奈良駅から奈良公園へは直ぐの距離だ。
 ③ は②の右側。 国立博物館辺りだろう。


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         ④                 ⑤                 ⑥

Image2 ④ は氷室神社。 平城遷都に伴い春日野に氷池や氷室をつくり、稲作に重要な夏の天候を呪う祭紀を行ったのが始まりとされている神社。 枝垂桜の名所だそうだ。
 ⑤ 客待ちの光景だろうか。 人力車は所々で見掛けた。
 ⑥ は氷室神社向かい側歩道に立っていた標識。 標識をご覧頂いて判ると思うが、奈良の名所は奈良公園内の然程遠くない距離に点在しているので巡るに比較的楽であった。
 奈良公園の地図を左に添えてみたのでクリックで拡大の上 参考にして頂きたい。


 下の画像は大仏殿横の道から二月堂に至る石段を登りきった辺りの画像であるが、以降奈良公園の様子は次回に譲り記していきたいと思う。

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                        <全画像拡大可>

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2007年5月 1日 (火)

≪フォト俳句(282)≫5/1 ④ 船頭平閘門の桜 (愛知県愛西市立田町)

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 前回は4月2日に揖斐川・長良川の間の堤防道路を走って訪れた治水神社の桜をご紹介したが、同日は長良川の東側を並行して流れる木曽川の堤防道路も走った。 木曽川の流れも雄大で見るに飽きない。


Img_6295 冒頭画像の木曽川に架かる橋は立田大橋。 この橋を渡ってすぐの所にある道の駅立田ふれあいの里で休憩したが、この辺りには蓮根畑が広がる。 

 ここは愛知県愛西市立田町に位置し、立田町は蓮根の特産地なのだ。 蓮根は蓮だから7月頃にはきっと蓮の花が見事に咲き競うのだろう。 その時期に訪れて一度は見てみたいものと思っている。
 今は右画像の如く枯蓮が蕭条と広がるばかりだ。 


2img_6281 木曽川堤防道路の西側を撮影しのが左画像。
 塔と森が見えるが、その手前を長良川が流れている。

 塔は木曾三川公園の展望台。 今年 ≪フォト俳句(273)≫2/11 ④木曾三川公園 (岐阜県海津市)にてご紹介した。

 森は前回記事にした治水神社の杜だ。 
 左画像は愛知県側から岐阜県を写している事になる。


 立田大橋に向って木曽川堤防を走っていると、堤防西側に桜並木を見つけた。 中々見事な光景なので寄り道してみた。


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 木曽川と長良川を繋ぐ水路の堤防の桜並木だった。
 船頭平閘門の案内板が立っている。
 閘門について解説しているので下の画像を拡大してご覧頂きたい。


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 下の画像が閘門。 水面の高さの違う木曽川と長良川を行き来する為にこの水路の水面を閘門で調整する訳だ。
 明治35年完成。 平成12年 国の重要文化財に指定された。

 もっと詳しく知りたい方は下記HPをクリックして頂けば詳細に船頭平閘門を図・写真掲載の上解説している。  
     『木曽川と長良川を結ぶ「船頭平閘門」』


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 この周辺は 船頭平河川公園として整備されており、HPには『春は桜の名所として知られているほか、つつじ、あじさい、うめなど四季折々の花で楽しめ、一年中多くの人々が訪れます。 閘門の西側には、ハスやカキツバタなどが一面に広がる水生植物園もあります。』と載っていた。


           生きてゐる吾生きてゐる桜見る   山口誓子


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            つなぐ掌の徐々に熱持つ花の下  暢一


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2007年4月29日 (日)

≪フォト俳句(281)≫4/29 ③ 治水神社の桜(岐阜県海津市)

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 4月2日の桑名行にて①なばなの里九華公園(桑名城址)の桜とここ2回記事にしてきたが、その折 揖斐川長良川の間の堤防道路を走った序でに治水神社に立ち寄った。 
 この辺りに行くといつも訪れるだけの事にて期待していた訳では無かったのだが、思わぬ桜爛漫の境内に目を瞠った。


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 鳥居から本殿まで短い参道ながら桜並木だったのだ。 何度も訪れていて今迄は気がつかなかった。 花木とは花が咲いてそれと初めて意識するものなのだなと今更ながらに思う。 老木もあり見事な咲きぶりだ。

              行きずりの神社閑雅の花盛  暢一 


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 参道に添う川は揖斐川。 手水舎越しに望む葦も趣がある。


             葦牙の水のつぶやき忘れ潮  佐藤鬼房    
                                       【葦牙(あしかび)…葦の芽】

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 海津市のHPに治水神社の案内が載っていた。 要領よく纏っているので下記に引用してみる。

 『宝暦治水工事の責任者、薩摩藩家老平田靭負を祭神とする治水神社。
 昭和2年の着工以来、実に10年の歳月をかけて完成しました。決死の覚悟で国土の安全を図り、災害にあえぐ輪中の人々を救ってくれた義士たちの偉業は広く共感を得たのでしょう。その檜造りの荘厳な社と緑陰を宿す松林には、人々の義士への感銘が宿っているようです。

 神社の北西側、朱色の隼人橋を渡ったところには治水観音堂があります。御堂には治水観音堂大菩薩の御像と、その慈翼に工事の犠牲となられた薩摩義士の位牌が祀られています。
 毎年春(4月25日)と秋(10月25日)には義士の遺徳を偲び、慰霊祭が行われています。鹿児島からも多数の方々がお越しになります。』


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                        <全画像拡大可>


 尚 治水神社については下記にて冬の景を取り上げ、薩摩藩や家老平田靭負の事を少し詳しく述べた。 宜しければご覧の程。     ↓

           ≪フォト俳句(272)≫2/2 ③ 治水神社(岐阜県海津市)
                        

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2007年2月11日 (日)

≪フォト俳句(273)≫2/11 ④木曾三川公園 (岐阜県海津市)

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 前回記事の続きである。
 治水神社参拝の後、路一つ隔てゝ北側に広がる木曾三川公園を訪れた。


2img_3865 木曾三川公園は国営。 三重・岐阜・愛知県に跨る場所に位置し、日本一大きい国営公園であるとHPで宣伝していた。

 公園内では各種展示施設や広々とした園内に咲く四季折々の花・イベント等が楽しめるが、メインは高さ65mの展望タワーだ。
 左画像がそのタワーだが、ぐんぐんと広がりゆく景観を眺めながらエレベーターで展望台まで昇って行く。

 揖斐川・長良川・木曾川が並行して流れる雄大な河川と水郷地帯を見下ろす展望台からの360度の景観は本当に素晴らしい。 
 私は今回で4度目だが、その都度季節や天候が違うので景観も違う。 何度訪れても見飽きない所以である。


             ぐんぐんと枯の広ごる昇降機  暢一                

 
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 上左の画像は長良川と揖斐川。 両河川に挟まれて中央に伸びる堤防は我々が桑名から走ってきた道路が通る。 そして手前の森が前回取り上げた治水神社である。 中・右画像は揖斐川。
 山は養老山地。 養老の滝もここからはそう遠くない。


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 左から 揖斐川。 三川公園と輪中村落。 並行する長良川と木曽川が2枚、の画像だ。


             野火明り輪中の中に小輪中   近藤一鴻       


 この辺りは輪中と呼ばれる 川よりも低地の水郷地区として地理学的に有名な地帯である。
 上の左端画像の中央下部に写っているが、公園内には輪中農家の代表的な建物が移築展示されている。 この建物については 一昨年に ≪フォト俳句(189)≫ にて携帯で撮影した画像で輪中の話題と共にご紹介した。 宜しければご覧頂きたい。

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2007年2月 2日 (金)

≪フォト俳句(272)≫2/2 ③ 治水神社(岐阜県海津市)

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2img_3833  前回記事では1月3日に風車の青山高原を観光した事を題材としたが、その後 車を桑名市まで一気に走らせた。
 冒頭の画像は桑名市内を流れる揖斐・長良川。 堤防一つ隔て並行して流れている。 橋は国道一号線だ。 この辺りは近鉄車窓の光景として何度も取り上げてきた。

 妹一家は夕方に名古屋から東京まで新幹線に乗って帰る予定なので、それなら名古屋に近い桑名近辺で遊んだ方が都合が良かろうと言う事になった。

 昼食の為に桑名城址近くの松坂肉の老舗である柿安へ寄ったところ、二十歳代の姪が友達に自慢出来ると大喜びをしている。 怪訝に思って訊ねると、東京で柿安はデパ地下やレストラン等に出店していて若い子達にとても人気があり、地元桑名の本店で食事をしたと言えば友人達はきっと羨ましがるだろうとの事だった。

 食後、国道一号線の橋の途中から揖斐川と長良川の間の堤防上を走る道に下りて北上した。 枯芦の広がる景が印象的だ。
 岐阜県境を越えて直ぐ、千本松原と呼ばれる松並木の辺りに神社が建つ。 治水神社と言う。


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             全景の芦暮れなづむ焚火かな  暢一


 治水神社の鳥居を潜り、御手洗で手を清めている間にも眼前の揖斐川の枯芦の景に目が奪われる。

          振つて消すマッチもろとも枯川原  岡本 眸


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 治水神社は一昨年も取り上げた事があるが、小さな携帯写真だったのでもう一度記事にした。

 治水神社の祭神は薩摩藩家老であった平田靭負である。
 遥に遠い薩摩藩の一家老を神として立派な神社を建立し、今の時代に亘っても大切に祀っているのには勿論理由がある。

 揖斐川・長良川は近くの木曽川より少し低地を流れている事もあって昔はすぐに氾濫をしてしまう川であった。
 そこで約250年前に薩摩藩が堤防・浚渫工事の命を幕府より受けたが、それは筆舌を尽し難い程の苛烈な工事であったらしい。
 工事中の洪水による再々々工事、幕府からの過酷な命令や侮辱等々。 犠牲者は記録に残っている薩摩藩士だけでも86名に上る。 内53名もが耐えかねての自決と云うのだ。
 10年の歳月を経て完工したが、総奉行であった家老 平田靭負は薩摩藩主に完工を報告のあと犠牲者への全責任を負って彼も自決した。 この時代に要職にある人が責任を負うと云う事は命を絶つと云う事なのだ。 以前記事にした円座の大庄屋も武士でないにも拘らず責任を負って自決している。

 下画像は左から、本殿、薩摩藩士像、全犠没者名碑である。


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 私は毎年伊勢神宮への初詣にて破魔矢を買う事を楽しみにしているが、今年は機会が無かったので治水神社で買った。
 左端の画像は昨年の伊勢神宮の破魔矢と治水神社の破魔矢を並べたものだが、身贔屓でなく伊勢神宮の方が立派だ。 どちらも1000円のお布施である。


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2006年12月24日 (日)

≪フォト俳句(268)≫12/24 イルミネーション(JR名古屋駅セントラルタワーズ)

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  今夜はクリスマスイブ。 

  そこで12日の岡崎句会の帰路に寄り道をして撮影した
  JR名古屋駅セントラルタワーズイルミネーション
  画像を載せたいと思う。


     電飾の煌と北風強き街  暢一

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4img_2520 右画像の下部にイルミネーションが逆さに映っているが、地下街入り口の20cm幅程の大理石に反射させ撮影した。 思ったよりも鮮明だったので満足の一枚である。

 岡崎から伊勢に帰るのには名古屋でJR東海道から近畿日本鉄道に乗り換える。
 毎月 句会終了後は岡崎駅近くの居酒屋で夜食を兼ねながら飲んでいて遅くなり、名古屋駅では最終に近い近鉄特急に慌てて乗り込む事が多い。

 しかし、その居酒屋のある飲み屋マーケットも岡崎駅前で進んでいる再開発の為にとうゝゝ取り壊されてしまった。
 と云う訳で今月は何処も立ち寄る事なく句会から名古屋迄戻ってきた為に 駅の外に出て評判のセンタラルタワーズのイルミネーションを見る機会を得た。


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 駅前広場の外縁を廻ってから、イルミネーションのあるテラスへの階段を登る。


        クリスマス気分にいつの間にか吾も   加倉井秋を


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 大変な人混みなので、その間をぬって撮影するのには結構忍耐がいった。


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 このテラスは上画像のように空中回廊になっている。

 尚、過去のイルミネーションも下記にてご紹介した事がある。 
 宜しければクリックしてご覧頂きたい。
 ≪フォト俳句(194)≫12/25 イルミネーション(名古屋駅)
 ≪フォト俳句(98)≫12/25(№4)JR名古屋駅・伊勢市内(イルミネーション)
 ≪フォト俳句(36)≫7/2藪蕎麦・名古屋セントラルタワーズ


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   左画像は帰路の近鉄名古屋駅構内。
   伊勢神宮初詣は近鉄にとっても書入れ時なのだ。


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    <全画像拡大可>

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2006年11月25日 (土)

≪フォト俳句(264)≫11/25 ③ 小菊

 いつも ≪‘のぶ`のフォト俳句≫ をご覧頂き有り難うございます。
 5・10日等と5日毎に更新してきましたが、次回から日曜日毎の一週間々隔にて更新していきたいと存じます。
 次回更新は12月3日(日)となります。

 6月よりブログ 「日々身辺抄」 にて日々の身辺を別に綴るようになり、それまで≪‘のぶ`のフォト俳句≫で取り上げていた事も 「日々身辺抄」 の方で多く記事にしてしまっています。
 そこで ≪‘のぶ`のフォト俳句≫ では身辺的な話題を 「日々身辺抄」 に譲り、シリーズ的な題材や多くの画像をご紹介する記事を中心に進めていきたいと存じますので、少し回数を減らそうと云う事に致しました。
 どうぞ ≪‘のぶ`のフォト俳句≫「日々身辺抄」 を今後共々宜敷くお願い致します。


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 さて 前々回の初冬の伊勢平野、前回の紅葉・黄葉と、11月14日の岡崎行の折の景をご紹介してきたが、今回も同じくである。

 冒頭と左の画像は岡崎での句会場に飾られていた小菊だ。
 菊のシーズンである今の時節、町のそここで小菊もよく見掛ける。

 岡崎に出掛けた時に良い機会なので道中に咲いていた小菊を撮影してみたが、結構多くの種類の小菊を撮る事が出来た。


 下の画像は自宅から伊勢市駅迄の道筋に咲いていた小菊。
 「日々身辺抄」で何度かご紹介したが、伊勢市内では街路樹の所に四季折々に近所の人が花を咲かせている。
 今は小菊の咲いている所が多かった。


             照葉して小菊の気品定まれり  及川貞


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 岡崎駅を出て句会場迄の道筋にも小菊が見られたが、途中 高級住宅街の中に小さな畑がある。
 そこは毎年多くの小菊を咲かせていて11月に通り掛かる時の楽しみの一つだ。


               一区画小菊畑の屋敷町  暢一 
                                           

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                       <全画像拡大可>

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