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2006.01.29

鵜  (句評)  

          がうがうと鵜の鳴く小屋の暗さかな  加藤暢一


 古式豊かな鵜飼は鵜松明の光と闇が織りなす神秘の世界で風情がある。
 掲句は鵜達が小屋の中で群れている景であろう。
 鵜の鳴く声と、小屋の暗さも相まって、如何にも鵜飼の悲しい運命を象徴している句である。 
                                           (台迪子氏) 1995

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