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2006.01.26

夏来る・雪の果  (句評)  

          街白くなりづかづかと夏来る   加藤暢一


            まぶしさを先立てて夏が大股にやってくる。
            ‘ づかづか’ に新しさはないが四季の、
            どの季節の到来よりも夏にふさわしいといえる。
                                 

          伊勢志摩の初雪にして雪の果   加藤暢一


            比較的温暖な伊勢志摩地方に珍しく雪が降った。
            が、それ一度きりで、あとは穏やかな日和のまま。
            寒もそろそろ明ける…。
                                         (岡本眸先生) 1987

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