初仕事 (句評)
反り返る暦を正し初仕事 加藤暢一
この句は前出の大平芳江さんの 「真つ白な月日の怖し初暦」 の句と趣を異にして、暦そのものを詠み、句の中心は<初仕事>である。
たしかお店をなさっている加藤さんは、巻き癖のついた店頭のカレンダーを正し、新年初めての仕事を心新たに始められた。
(真保喜代子氏) 2009
反り返る暦を正し初仕事 加藤暢一
この句は前出の大平芳江さんの 「真つ白な月日の怖し初暦」 の句と趣を異にして、暦そのものを詠み、句の中心は<初仕事>である。
たしかお店をなさっている加藤さんは、巻き癖のついた店頭のカレンダーを正し、新年初めての仕事を心新たに始められた。
(真保喜代子氏) 2009