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電飾の煌と北風強き街
極まればものみな淋し冬紅葉
紅葉且つ散つてわが町美しき
濃く淡く庭を深めて紅葉せり
一区画小菊畑の屋敷町
 駅までの路の直線黄葉季
伊勢平野ひつぢ田枯れて落ち着きぬ
時雨つつ能褒野辺りの車窓かな
女将老い客も老いたる濁酒
車過ぎまた過ぎ芒ゆれどほし
木曽川のひがし稔田にし刈田
高層の遠く見え来て花芒
珊瑚樹や寺と社と隣り合ひ
蘆原のそよぎに秋の兆しかな
ゆふぐれに少年泣けり曼珠沙華
珊瑚樹や神事の列の白衣装
人柱眠る堤の茂りかな
山並の暮れても暮れぬ夏の海
海峡を夏鶯のこゑ渡る 
夕凪の入江に真珠育ちけり
万緑の端の迫り出す熊野灘
牛鬼の像が牙剥く木下闇
短冊を押さへ句会や若葉風
岸壁の牡蠣が吐きをる夏の潮
緑蔭に老海女憩ふ潮仏
滴りに賽銭箱の置かれあり 
梅天の海を覗けば深みどり
木洩れ日の磴涼風をもて誘ふ
夏料理窓開けて呼ぶ川の風