2016年11月11日 (金)

後の月 (十三夜)

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            膝抱いて長湯してをり後の月   加藤暢一
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 後の月は十三夜ともいうように、陰暦9月13日の月のことですが、今年の新暦では10月13日。 名月の陰暦8月15夜に対して後の月という訳です。
 秋も深まり、満月に二日早い少し欠けた月を愛でる後の月は、十五夜の華やかさに対して寂を楽しむ日本独特の美意識が感じられます。

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2016年10月30日 (日)

伊勢まつり

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          秋祭名残の笛のいつまでも  加藤暢一


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 10月8日 9日、伊勢は祭りで賑わいました。 ハイライトは御園彗星会の手筒花火。

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2016年10月19日 (水)

背高泡立草 (伊勢市二見町松下)

   <画像拡大可>
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          放置田のなべて背高泡立草  加藤暢一


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 日本古来の芒の景が、道路沿いでは背高泡立草の派手な黄色の景に代わってしまった所が多くなりましたね。
 背高泡立草は北アメリカ原産、日本にはアメリカからの輸入品に紛れ込んで繁殖し、その繁殖した場所では芒などを駆逐してしまいました。 背高泡立草は地下茎を伸ばして群生し、根から他の植物の成長を抑える成分を出すからです。 今の日本では一番厄介な帰化植物です。 

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2016年10月11日 (火)

秋夕焼

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            秋夕焼待つ人あれば足早し  加藤暢一

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2016年10月 1日 (土)

曼殊沙華 (彼岸花)   度会郡玉城町

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           川のあるこの町が好き曼珠沙華   加藤暢一


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 伊勢市内のわが家から車で20分ほど郊外の玉城町の田園地帯を走った所に、「ふるさと味工房アグリ」があります。 玉城町の農産物や畜産物を直売していて、妻のお気に入りなので休日には毎週のように出掛けています。
 しかし私には買い物よりも一週間毎の道中の田園風景を楽しみにしています。
 僅か一週間でも田園の景色は変化していきます。
 今は曼殊沙華。
 先週は畔にほんの少し咲いているのが所々に見られただけでしたが、今週になるといたるところに群がって咲き誇っていました。


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               西国の畔曼殊沙華曼殊沙華   森澄雄


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               曼珠沙華咲き親不知歯痛み出す  岡本眸


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               まんじゆさげ暮れてそのさきもう見えぬ 大野林火

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2016年9月24日 (土)

 コスモス (度会郡 玉城町)

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            妻いとしコスモス揺るる風の中  加藤暢一


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 またまた ご無沙汰をしてしまいました。 半年振りです。 
 少しですが余裕を作れそうですので、時々になるかも知れませんが更新したいと思っています。
 

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2016年3月27日 (日)

落椿② (伊勢神宮・外宮 勾玉池)

 前回は伊勢市内の一誉坊墓地の落椿でしたが、今回は伊勢神宮・外宮の神苑に広がる勾玉池の落椿。
 勾玉池畔は伊勢市民憩いの場でした。 池を何周もジョギングやウォーキングをしたり、休憩所で会話を楽しんだりと。
 しかし2013年の20年に一度の第62回式年遷宮を記念して、勾玉池の周辺は参拝・観光客向けにすっかり改装され、池畔には「さんぐう館」が建ち観光の目玉になっていて、伊勢市民が憩う事の出来る場ではなくなってしまいました。 池畔の道の途中には鉄柵もあり一周も出来ません。
                                             (全画像 拡大可)                                 
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 でも 勾玉池の一角にある茜神社の方からは池の奥への道を辿る事が出来ます。
 上の画像はその奥の道から「せんぐう館」の方を撮影しました。


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 今の時期はいつも落椿が道の一角を赤く染めます。


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               椿咲くこの道夜は怖からむ  加藤暢一


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       。・゜゜・。。・゜゜・゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・゜・。。・゜゜・。

 改装前の勾玉池は自然な雰囲気が好きで何度も記事にしてきました。
 宜しければ下記をクリックしてご覧頂ければと存じます。

                     ↓ 

 ( ≪‘のぶ`のフォト俳句≫~from伊勢 【 日々身辺抄 】 九月の勾玉池(伊勢神宮外宮) )

 ( のぶ‘のフォト俳句≫ ~from伊勢 ☆~  伊勢神宮・外宮 勾玉池 )

 
 小振りながら見事な花を咲かせていた藤棚も改装で取り壊されてしまいました。
 以下はその藤棚の記事です。
   
                    ↓

           ( 藤の花(勾玉池) )

                                                  (№334)                            

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2016年3月16日 (水)

落椿 (伊勢市内 一誉坊墓地)

 お水取りも過ぎたと云うのに、寒い日が続きます。
 深夜ですが、室温計は9.3℃を指しています。 因みに昨年の手帳の記録を見てみると8.3℃。 3月の中頃はこんなものなのですね。

 7日は父の月命日。 毎月 7日に近い日曜日に墓へ参って榊を供えます。
 普通は仏式ですから樒を供えますが、我が家は神式ですので榊です。

         水温む月命日の墓参かな  加藤暢一


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               墓山の迷路のごとし落椿  加藤暢一


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       。・゜゜・。。・゜゜・゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・゜・。。・゜゜・。

          一誉坊墓地については以前にもう少し詳しく記事に致しました。
          伝説の名投手 巨人の沢村栄治のお墓も画像にて紹介しています。
          よろしければ下記をクリックの上、ご覧ください。

                 ↓

          父の月命日の墓参(伊勢市内 一誉坊墓地)

                                              (№333) 

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2016年2月21日 (日)

春寒し (伊勢市 二見ヶ浦)

Img_0224_2_5                                                            .
             幾重にも寄する白波春寒し  加藤暢一


                                                (№332)

                                               

                                                             .

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2016年2月14日 (日)

立春  (志摩の海 鳥羽展望台より)

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              海の青立春の色してゐたり  加藤暢一


                                               (№331)


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