2009年6月 4日 (木曜日)

ジャスミン <素馨 ソケイ> (伊勢市内)

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                                           <全画像拡大可>

 昨日今日と薄曇りの日が続き、室温計も同じく24℃台で推移しています。 凌ぎ易い日々です。 今日は虫歯予防デーだそうで、6月4日ですから語呂合わせからなのでしょう。

 画像はよく通る路地に咲いていたジャスミン。 
 強く香っていました。 これほど濃厚な匂いの花は少ないでしょうね。

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 ジャスミンには幾種類かありますが、これは羽衣ジャスミン。 
 木犀科。 中国原産。 中国名は素馨(ソケイ)。 美人の名前が由来だそうです。
 またインドでは若い女性が恋人にもらったこの花を髪の毛に編みこみ愛の証しとするそうな、と参考にしたネット図鑑に書いてありました。

 他によく知られているものに、アラビア・ジャスミンがありますね。 
 中国名は茉莉花(マツリカ)。 インド・東南アジア原産にて、大きな葉の間に楚々とした感じの小さな白花がぽつりぽつりと咲きます。

 殆どの歳時記では茉莉花を主題季語とし、その項に傍題としてジャスミン素馨が挙げられています。
 その為でしょうか、羽衣ジャスミン(素馨)茉莉花と詠んでおられる方を時折見掛けます。 
 花の姿・趣が随分と違いますので句意も句趣もちぐはぐになってしまいます。 
 無難に総称のジャスミンで詠むか、又は素馨と特定すべきでしょうね。
 
     素馨花(ジャスミン)のこぼれ継ぎけり夫遺稿  中村苑子

 掲句のように素馨花と特定表記してジャスミンと読ませる句もあります。

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      素馨とは白き香りの白き花    後藤夜半
      匂ひ立つ素馨が人を律すなり   後藤比奈夫

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           ジャスミンの落花は地面装へり    山口青邨
           ジャスミンの花の月夜となりにけり  岩淵喜代子
           

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                           <全画像拡大可>

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 <参考画像>
 茉莉花 (アラビア・ジャスミン)。 

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        (ネット図鑑 季節の花 300さんより画像を拝借致しました)

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2009年5月28日 (木曜日)

万年草 (伊勢市内 県道)

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                                           <全画像拡大可>

 伊勢はしとゝゝとした感じの雨が降り続く一日でした。 室温計も終日21℃台と昨日よりも4℃ほど低く素足では寒く感じます。
 そう言えば昨年の東海地方の梅雨入りは今日28日でした。 予報では29・30日も雨のようですが…。

 冒頭画像は伊勢市内の宮川に架かる度会橋から伊勢市駅へ向かう県道沿いの歩道。
 街路樹の所に黄色い花が鮮やかに咲いているのが目を引きました。

 伊勢市内の街路樹には近所の人が四季折々の花を咲かせている所が多く、以前に本ブログで何度か取り上げてきましたが、この黄色い花は自然に生えた草花のようです。

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 図鑑で調べてみると花名は万年草 (マンネングサ)。 弁慶草科。
 万年草には蔓・メキシコ・丸葉・雌の・もりむら・小米万年草と6種類あるそうですが、葉の様子から私の撮影したのはメキシコ万年草のようです。

 強健な多肉植物、乾燥に強く、地下茎が発達せずに地上茎が発達。 茎は横に這う。
 道端でよく見かける。
 と図鑑に載っていましたから、私が今迄気付かなかっただけで ごく普通に見掛ける草花なのでしょうね。

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                           <全画像拡大可>

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 3年ほど前に同じ弁慶草科の大弁慶草をご紹介したした事がありましたが、比べてみると大弁慶草はピンク色ながら花の形がそっくりでした。 
 宜しければ下記をクリックの上 ご覧下さい。
        ↓
    ‘ 大弁慶草 ’(2006年11月 3日)

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2009年5月16日 (土曜日)

いばら饅頭 (伊勢市 浦の橋商店街)

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                                             (全画像拡大可)

 季節外れに暑かった日々もいつの間にか治まって、ここ数日凌ぎ易い気温が続きます。 今日は終日雨でしたが室温計は21℃台で推移しました。

 冒頭画像は我が家の近所にある浦の橋商店街島地屋餅店。 
 季節々々の素朴な饅頭を主に商っていてお馴染みのお店です。

 数日前迄、店前の立て看板では「かしわ餅」と大きく書いて宣伝していたのですが、今日見てみると「いばらまんじゅう」に変わっていました。

 いばら饅頭? 私は知りませんでしたので島地屋さんに訊ねると、柏餅が柏の葉で包むように、いばら饅頭は いばらの葉で包んだ饅頭と教えてくれました。

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 ケースを見てみると漉し餡と粒餡の二種類が並んでいます。 
 早速二種類とも買ってみました。 と言っても一つづつですが…。 私は糖尿病の母と二人暮らしなので甘いものは多く買えないのです。

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 これがいばら饅頭。 ま~一見したところ柏餅とそう変わりはありません。
 ネットで調べてみるといばら餅でも多くヒットしましたが、関東で一般的な柏の葉が手に入り難い関西では いばらの葉を代用した事が始まりとの事でした。

 俳人の私にはいばらと云うと野茨を思いますが、いばら餅に使う葉はサルトリイバラの葉だそうです。
 サルトリイバラを図鑑で引いてみると「西日本では柏餅のカシワの代用とする」とやはり書いてありました。
 またこの葉をサンキラ葉と言うらしく、いばら餅をサンキラ餅とも呼ぶとの事です。

 中部地方も柏の葉が入手し難かったようで、昔は専らいばら餅だったようです。 
 三重県も同様ですが、三重県在住のある方のブログには いばら餅が三重県独自のお餅のように思っておられる記述も見られました。

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 サルトリイバラについては下記をクリックの上、ご参照下さい。
             ↓
  岡山理科大学 総合情報学部 生物地球システム学科
      <植物生態研究室(波田研)のホームページ>
     サルトリイバラ Smilax china (ユリ科 シオデ属)

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2009年5月11日 (月曜日)

母の日 (5/10)

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 昨日今日と季節外れの暑い日が続きます。 日中の室温計は最高28℃を示しましたが、屋外は30℃を越えていたかも知れません。 所用で出掛けた折かなり汗ばみました。

 画像は今朝 宅急便で届いた花です。 在京の弟から母への贈り物。
 昨日5月10日の母の日に配達指定して送ってくれたのですが、生憎と10日は一日留守にしていた為に今日受け取る事になってしまいました。 折角の心遣いだったのに…。
 千葉に在住の妹からも母の日の贈り物として夏の衣類が一昨日届きました。 

 遠方にいると母への思いはやはり強いものがあるのでしょう。 母と同居している私はというと格別何もせぬまゝ母の日が過ぎてしまいます。

         母の日と思ひつつただ母と居る  暢一 
                                           . 

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2009年5月 6日 (水曜日)

満天星ドウダン・常磐爆トキワハゼ・繁縷ハコベ (伊勢神宮外宮 勾玉池③)

 昨日今日と連休最期の2日間は雨となりました。 深夜ですが室温計は19℃と少し低めです。 高速道路の渋滞は伊勢道と東名阪道にかけて四日市を中心に37kmと報じていました。 この辺りは琵琶湖南岸の大津近くで名神高速道に通じる新名神高速道が昨年開通してから普段でも渋滞しがちな所ですから無理もありません。

 昨日は立夏。 暦の上では夏となりました。 
 立夏を詠んだ句では次の二句が最も有名と言ってよいでしょう。

     プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ  石田波郷
     おそるべき君等の乳房夏来る     西東三鬼

 また今日は俳人久保田万太郎の忌日です。 傘雨忌とも呼ばれます。

     湯豆腐やいのちのはてのうすあかり  久保田万太郎
     神田川祭の中を流れけり             〃

       暖簾出て銭湯開く傘雨の忌  暢一
               

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                                            <全画像拡大可>
 藤の花・躑躅と続けてきましたが、伊勢神宮外宮 勾玉池の3回目です。 

 冒頭画像の左端の躑躅の隣りで、ごく小さな鈴蘭に似た白い花が咲いている植木を見つけました。
 満天星(ドウダン)の花。 これでも躑躅(ツツジ)の一種です。
 まだ咲きはじめのようですね。

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 ドウダンの名は枝の分かれた形が結び灯台に似ていることから、トウダイが転じてドウダンになったとされています。
 また漢字の満天星は中国名からにて「太上老君がこぼした霊水がこの木に散って、満天の星のように耀いた」という伝説に因むものだそうです。 自生は房総半島や伊豆半島以西。

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          満天星に隠りし母をいつ見むや     石田波郷
          触れてみしどうだんの花かたきかな  星野立子

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    ゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜

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 小道を挟んで冒頭画像の反対側にある芝地。
 この小道は茜社の鳥居に続いています。 
 小さな鳥居が何十と連なっていて昼なお暗く、潜るのに独特の雰囲気があります。

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      奥へ奥へ鳥居つらなる五月闇  暢一

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 芝地に小さな紫の花が点々と咲いています。

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 花名は常磐爆(トキワハゼ)。 1㎝少し程の小さな花でした。
 初春から晩秋までと下記の長い花だそうです。 常磐を冠した由来でしょう。

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 一緒に写っているクローバーの葉と比べてみれば常磐爆の小ささが分かりますね。

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 下の花は「繁縷 (ハコベ)」 。 常磐爆よりも更に小さな花。 半分の5mm程でしょうか。 
 撫子科です。 花びらは5枚ですが、深く裂けている為に10枚に見えます。
 ハコベラとも言いますが、春の七草の一つですね。
                  
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      はこべらや焦土の色の雀ども    石田波郷
      はこべらに腰やはらかくつかひをり 石田郷子

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                             <全画像拡大可>

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2009年5月 4日 (月曜日)

躑躅 ツツジ (伊勢神宮外宮 勾玉池②)。 寺山修司忌。

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                                            <全画像拡大可>
 今日は午前中に少し小雨が降り、あとは薄々とした曇天の一日でした。
 深夜の今、室温計は22℃近くを示しています。

 画像は伊勢神宮外宮神苑の勾玉池です。
 前回の藤の花に引き続き、今回は「躑躅(ツツジ)」の景を取り上げてみました。

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 勾玉池の周囲を綺麗に手入された躑躅が取り囲んでいます。
 花盛りはまだの躑躅が多いですが、若葉にぽつぽつと咲いている躑躅の緑と紅の様もまた美しいですね。 画像の右奥に前回の藤棚があります。

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              盛りなる花曼陀羅の躑躅かな  高浜虚子

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              剪定の見事真ん丸花つつじ  暢一
 
 勾玉池はその名の通り勾玉の形に広がっています。 
 冒頭画像は勾玉池の全景ではなく勾玉の形の頭の部分にあたります。 画像の左側の奥に勾玉の形の尾の部分が伸びています。

 この勾玉の形の池は自然に出来たものではありません。
 明治15年に外宮の杜の環境護持の為、伊勢市民の有志が全国に浄財を募り池を中心とした神苑が造営整備されました。 その折に神宮に因んで古代の装身具である勾玉の形をモチーフにして作られた池です。


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 前回ご紹介した藤棚を躑躅越しに撮影してみました。


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 藤棚の横に参拝者休憩所があります。
 勾玉池の朱の浮舞台を正面にして建っていますが、浮舞台で神楽や能・狂言などが上演される折に観客席ともなります。 観月会などでジャズが演奏された事もありました。

    ゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜

 神苑の小道にも勾玉池の躑躅とはまた違う様々な躑躅が咲いていました。

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              花びらのうすしと思ふ白つつじ  高野素十

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 上の白い躑躅と、下の紅い躑躅とでは花の大きさが随分と違います。

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 この紅い躑躅の花の大きさには驚きました。 

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 上の画像の小道の先にかすんで見える広場は伊勢神宮外宮の正面。
 その正面の火除橋から望む参道は勢ひのある若葉の明るさが印象的でした。

            黙々と音たててゐる若葉かな  暢一

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                      <全画像拡大可>

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 今日は寺山修司忌です。  
 1983(昭和58)年5月4日没。 享年47歳。 早世だったのですね。
 寺山修司は天井桟敷主宰。 劇作家、演出家、俳優、映画監督、評論家、詩人、俳人、歌人、エッセイスト、小説家、写真家 等々、実に多彩な経歴の持主ですが、 俳句は彼にとって芸術家としての原点と言ってもよい存在でした。
 「俳句俳話ノート」にて取り上げてみましたので、下記をクリックの上 宜しければご覧下さい。
            ↓
      ‘ ★ 寺山修司忌 ’
                                                  .

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2009年5月 2日 (土曜日)

藤の花 鳩 神鶏 (伊勢神宮外宮 勾玉池①)。 八十八夜。

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                                            <全画像拡大可>
 5連休の初日を迎えて爽やかな好日となりました。
 高速道路は予想通りの大渋滞。 伊勢道でも四日市辺りで25kmの渋滞と報じています。

 今日5月2日は八十八夜
 立春から数えて88日目。 文部唱歌 『茶摘』 で唄われるように一番茶の摘まれる頃ですね。

      夏も近づく八十八夜
      野にも山にも若葉が茂る
      あれに見えるは茶摘みじゃないか
      あかねだすきに菅の笠

 また「八十八夜の別れ霜」とも言われて遅霜に要注意の時期でもあります。

 冒頭の画像は伊勢神宮外宮勾玉池
 4月から5月にかけて様々な色彩の新緑が鮮やかで、実に明るく美しい勾玉池畔です。

          彩さまざま揺れさまざまに新樹どち  暢一
          
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 勾玉池畔にはごく小さなものですが藤棚があります。 各地より藤の花の便りが聞かれるようになりましたので、勾玉池のは如何と今朝の仕事前にウォーキングを兼ねて出掛けてみました。 

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 咲いていました。 
 花盛りに近い感じです。

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     藤の花長うして雨降らんとす  正岡子規

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          月はなほ光放たず藤の房  山口誓子

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 勾玉池の藤の花をここ数年ご紹介してきましたが、年々咲きぶりが小さくなっていくような気がします。 気のせいかもしれませんが…。

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 藤の花のバックに躑躅が写っています。
 勾玉池はじめ外宮周辺には躑躅がそここゝに咲いていました。 次回にでも取り上げようかと思っています。

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     白藤や揺りやみしかばうすみどり  芝不器男

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          藤の花雨の匂ひの客迎ふ  角川春樹

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        ゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜

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 勾玉池畔に棲みついているは、私がいつも憩う石のベンチを汚したりしますので迷惑な面もありますがやはり可愛いものです。

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 今朝は一羽しか見掛けませんでしたが、池畔にはつがいの神鶏が放されています。 
 人馴れをしていて近づいても逃げません。 

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2009年4月30日 (木曜日)

蒲公英(タンポポ)と枝垂桜 (神宮美術館②)。

 正午前の室温計は18℃。雲一つ無い青空にて爽やかな日となりました。日射しの下を歩くと少し暑さを感じます。全国的に快晴のようですね。

 今日は作家「永井荷風」の忌日です。1959(昭和34)年没。

       色町のなくなりてけふ荷風の忌   森澄雄
       荷風忌の近しひそかに潮上げて  片山由美子

 昨日29日は「昭和の日」の祝日でしたが、確か2年程前までは「みどりの日」と呼ばれ昭和天皇の誕生日ですね。
 「みどりの日」は5月4日に移動し、お蔭でお勤めの方々には5月の連休が確実なものとなりました。自営業の私には関係ありませんが…。

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                                    <全画像拡大可>
 蒲公英(タンポポ)枝垂桜
 前回に引き続き4月12日(日)撮影の神宮美術館前です。

 最近見掛ける蒲公英の殆どが外来種の西洋蒲公英になってしまいました。
 古来から日本に在来する蒲公英は希少種になりつゝあるようです。
 嬉しい事にこの蒲公英は日本種。

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 花を横から見てみると萼片が反っていません。 日本古来の蒲公英の特長です。

  
 下の画像の蒲公英は萼片が反っています。 これが外来種の西洋蒲公英の特長です。
 伊勢高校校門の辺りで撮影しました。 

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     父逝きし日よ蒲公英の絮とべば  暢一

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 次の画像も西洋蒲公英。 近所の空地に咲いていました。 
 
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      たんぽゝと小声にいひてみて一人  星野立子

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           たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ  坪内稔典

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 下の画像は伊勢神宮外宮勾玉池畔で撮影しました。 
 萼片が反っているので西洋蒲公英だと思うのですが、日本種のような雰囲気もあって何か微妙な感じです。 交雑種もあるそうですから。 蒲公英も種類によって姿に違いがありますね。 

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                      <全画像拡大可>

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2009年4月27日 (月曜日)

春紅葉・楓の花、枝垂桜 (神宮美術館①)

 ここ数日気温の低い日が続きます。 今日と言っても零時を過ぎて日付は変わってしまいましたが、26日の日曜日も風の強い寒い日となりました。 北海道ではかなりの雪が降ったようですね。

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                                          <全画像拡大可>
 「楓の紅葉」です。 でも秋に撮影したものではありません。 
 先々週の日曜日、4月12日に神宮美術館で撮影しました。

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 左の庭に枝垂桜が写っています。 右の美術館脇が楓紅葉。 


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 庭の枝垂桜です。 
 普通の桜は殆ど散ってしまった12日でしたが、枝垂桜はまだ花盛りでした。 


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 神宮美術館。 正式には式年遷宮記念神宮美術館と言います。
 神宮徴古館の苑内に併設されていますが、HPで下記のように説明しています。

 『20年に一度、正宮に隣接する御敷地に新宮を建て、大御神をお遷し申し上げる神宮式年遷宮。 この遷宮を奉賛して、当代最高の美術・工芸家から奉納される絵画・書・彫塑・工芸を展示しています。 遷宮が行われるたびの、20年毎のきめ細かい美術工芸のあゆみを展望することができる画期的な特色を持つ美術館として注目されています。 』


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 楓は赤く芽吹きすぐに薄い緑の若葉へと成長していくのが普通ですが、種類によっては若葉の頃まで紅葉しているものがあり、春紅葉と呼ばれます。
 楓だけでなく南天やレッドロビンなど他でも見られますね。

 私の知人の中に紅葉(もみぢ)は「楓」の事と思っている人が多くいました。
 ですから青葉の楓を見て「青い紅葉(もみぢ)もまた美しいねぇ」等と言ったりします。

 でも紅葉(もみぢ)とは葉が紅く色づいた植物全てを指して言う事はご存知の通りですね。
 黄色く色づくものは黄葉と書いてやはりもみぢと読みます。
 鮮やかな色 渋い色 と様々ですが、落葉樹の殆どが紅葉・黄葉すると言ってよいのでしょう。
 

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 画像の中央にが咲いています。 
 ごく小さな花ですからよく見なければ気がつきません。


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 同所で普通の若葉の楓も花を咲かせていました。
 こちらは緑に赤い花が満開です。 
 遠目には分かりませんが、近づけばごく小さな花ながらよく目立ちます。

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       花楓こまかこぼるる又こまか  皆吉爽雨       

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       花楓新婚のふたり椅子に揺れ  山口誓子

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 楓の花は5月に入ったころ実を結びますが、その「楓の実」についても3年前に取り上げました。 宜しければ下記をクリックの上 ご覧下さい。
           ↓
    ≪フォト俳句(229)≫6/3 ② 楓の実 (外宮神苑 勾玉池)
                                             ,

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2009年4月22日 (水曜日)

常葉満作 (伊勢神宮外宮)・紅花常葉満作(松阪市 朝田寺)

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                                     <全画像拡大可>

 例年になく暖か過ぎる日が続いてきましたが、今日の室温計は終日20℃弱にて少しですが気温が下がりました。 

 冒頭の画像は数日前の朝日新聞の記事を切り抜いたものです。
 伊勢市内の民家の庭に咲く常葉満作(トキワマンサク)の記事ですが、中国南部原産にて日本では伊勢神宮林内に自生しているのが1931年に初めて見つかったと載っています。
 
 そこで思い出したのが伊勢神宮外宮の正面広場から駐車場への径で見掛けた常葉満作の花。 記事にある自生のものではないと思いますが、3年前の5月2日の事でした。 
 その折の画像を下にご紹介してみます。
 
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  日本での常葉満作の自生は極めて珍しく、伊勢神宮の他に静岡県湖西市と熊本県荒尾市が知られるだけだそうです。

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 常葉満作の花は近所のお宅でも咲いています。
 下の画像がそれです。

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 早春 葉に先駆けて枯枝に細く捩れた紐状の黄色い花を咲かせる満作の花は関東以西で一般的に見られ俳句でもよく詠まれています。 

     万作の花の貧しき黄色かな      倉田 紘文
     谷間谷間に満作が咲く荒凡夫    金子兜太

 満作は春一番に咲く花木である事から「先ず咲く」が訛って「まんさく」となったとされています。 また本来は金縷梅と書きますが、豊年満作に通じる事から満作(万作)の字を当てるようになったらしい。
 下の画像がその満作です。 これも近所に咲いていました。 (2006年3月4日撮影)

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 常葉満作は枯木に咲く落葉の満作と違って、常緑にて晩春の頃に咲く事から常葉を冠した名が付いたのでしょう。

 常葉満作には他に紅の花を咲かせる紅花常葉満作があります。
 紅花常葉満作は松阪市の朝田寺へ牡丹の花を見に行った折に見掛けて撮影した事がありました。 下の画像がそれです。 (2006年5月2日撮影)

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                       <全画像拡大可>

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 上記の朝田寺牡丹寺として有名です。 3年前ですが取り上げていますので、宜しければ下記をクリックの上 ご覧下さい。
           ↓
  ≪フォト俳句(226)≫5/20⑤牡丹園(朝田寺・松阪市)

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