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2006年7月22日 (土)

捩花

伊勢は久し振りの晴天となりました。 午前8時過ぎに散歩に出た折はまだ涼しかったのですが、昼を過ぎると室温計も30℃を越えて暑くなってきました。
晴れ間も一日しかもたずに明日からはまた暫く天候不順が続きそうです。

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昨日の記事で燕が飛翔していた辺り、浦の橋商店街の青木の植え込みに 「捩花」 (ネジバナ)が咲いていました。

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誰かが種を撒いたのか自然になのかは分かりませんが、「捩花」 を見掛けるには珍しい場所です。

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上3枚の画像は7月11日、下3枚は今日(7月22日)の撮影です。
上画像の花はまだ幼い感じですが、下は花も思いっきり開き切っていて、よく見るととても小さな花ながら姿は蘭に似ています。

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それもそのはずで調べてみると 「捩花 」 は蘭科でした。 別名は 「文字摺草」 (モジズリソウ)。

勿論 花名は 花穂が螺旋状に捩じれるところからのものですが、右巻きも左巻きもあるそうで捩じれている理由については
「花がみな一方向に向けば茎が傾くので、バランスを取る為に捩じれて花をつけるようになった」 との説が有力のようです。

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古代より馴染みの花のようで 「古今集」でも詠まれています。 百人一首でよく知られている歌ですね。


みちのくの しのぶもぢずり誰ゆゑに          .
        乱れそめにし我ならなくに   河原左大臣


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「捩花」 は夏の季語になっていますが、表記は様々です。 捩花、捩り花、捩れ花、文字摺草、文字摺、
もぢばな 等々。


ねぢ花をゆかしと思へ峡燕  角川源義


掲句は手元のどの歳時記にも掲載されていました。

<画像拡大可>

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