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2006年10月30日 (月)

石蕗(ツワブキ)

 穏やかな好日です。 室温は20℃とこの晩秋の日中の気温としては一番低いですが快適です。

 今日は旧暦で9月9日にて 「重陽の節句」 です。
 俳句総合誌付録の俳句吟行手帳などのカレンダーでは9月9日のところに「重陽の節句」 と記しているものがありますが、「菊の節句」 とも呼ばれる重陽の節句ですから、今日の事として晩秋の季語と認識するべきでしょうね。
 「俳句俳話ノート」 にて‘重陽の節句’とその傍題季語について取り上げてみました。 クリックの上 宜しければご覧下さい。


 そこで今日は菊の画像をと思ったのですが、適当なのがありませんので この24日に近所で撮影した 「石蕗の花」 を取り上げてみました。 一様は菊科ですからね。


     花石蕗の日向の黄また日蔭の黄  暢一


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  「7月23日」 記事の梔子の花が咲いていた旧亀谷病院家の記念として遺されている母屋の前庭です。 旧亀谷病院についても同記事で触れました。 


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 「石蕗」(ツワブキ)の名の由来は、葉が‘蕗(フキ)’に似ている事、その葉に‘艶’がある事からだそうです。
 その葉を火であぶったものは腫れ物や湿疹に薬効があるそうで、また冬から春にかけての若葉は塩ゆでにすると美味しい。 九州の名産 「佃煮きゃらぶき」 も石蕗。 等と図鑑に載っていました。

 10月中頃から11月末迄咲く鮮やかな黄の石蕗は晩秋初冬の代表的な花です。
 季語としては初冬に分類されています。 また俳句では 「石蕗」を 「つわ」 と読ませる事が多いです。


       海光の一輪をもて石蕗日和  岡本 眸


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      静かなる月日の庭や石蕗の花  高浜虚子


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     石蕗の花つき出してをる日向かな  清崎敏郎


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              <画像拡大可>

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コメント

家も満開です。
この花、日陰でも良く咲きます。
数年前八百屋で売っていたのを見て、
春に柔かそうなのを炊いてみました。
所謂普通の蕗と違って、空洞がないのです。
感じとして瑞々しさが足りない様な、
余り上手なの表現ではないのですが、
「もっさりした」感じ。
四国では普通に炊いて食べる話です。

投稿: 菊子 | 2006年11月 3日 (金) 12:35

 菊子さん こんにちは。
 確かに日向日蔭関係は無いのでしょうけれど、どこか日蔭が似合うようなところもある花ですね。
 私はまだ食した事はありませんが、あまり美味しくはなさそうですね(笑)
 九州名産の佃煮ならまだ美味しそうですが。

投稿: のぶ | 2006年11月 3日 (金) 15:24

初めまして、ひよこと申します。石蕗は美味しいですよ。収穫期と調理法次第だと思います。

春に産毛の生えているのもだけを採取し、葉と茎の外皮は取り除きます。外皮は茶色ですが、中身は蕗のようにきれいなグリーンです。ただし、あくが強いので指先が茶色になります。

適当な大きさに切り、ごま油か菜種油で炒め、きんぴらのように味付けするとおいしいです。うちではカレー粉を入れて味付けします。薄味で煮るとすごく柔らかく、ぽってりした感じになります。

投稿: ひよこ | 2006年11月 4日 (土) 10:41

 ひよこさん はじめまして。
 仰る通り、春先に収穫して食すると図鑑にも載っていました。
 調理方法を拝見していると実に美味しそうですねぇ!! 有り難うございました。
 
 

投稿: のぶ | 2006年11月 4日 (土) 12:35

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