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2006年10月23日 (月)

柿の木 (梅香寺)

 昨日は結局夕方近くから夜中まで雨が降りましたが、今はどんよりとした曇り空。 予報では終日小雨となっています。


 今日10月23日は二十四節気の 「霜降」 ですね。
 『つゆが陰気に結ばれて、霜となりて降るゆへ也(暦便覧)。
 陰暦9月の中にあたり、北国や山間部では、霜が降りて朝には草木が白く化粧をする頃。 野の花の数は減り始め、代わって山を紅葉が飾る頃である。 』と暦に載っていました。
 晩秋の色も濃くなり実感です。

 そこで今日は晩秋の代表的な柿の景を取り上げました。

  
Img_0206


 近所に梅香寺があります。 その裏手の塀越しに今 たわわに実る柿の木が鮮やかです。 紅葉も始まりました。
 左端に写っているのは、私のメインバンクと言えば大袈裟ですが一番利用している銀行の裏口です。


Img_0210


 柿には甘柿と渋柿がありますが、路傍の手の届く所で無数に実をつけている柿は渋柿に決まっています。 昔 子供は誰もが柿泥棒だった訳ですが、散々渋い目にあったものです。
 渋柿も とろゝゝの熟柿になると とても甘い柿に変身しますが、殆どがそうなる前に鳥に食べられたり落ちたりしてしまいます。 たまに枝に残っている熟柿を見つけた時の嬉しかったこと。


      渋柿の滅法生りし愚かさよ    松本たかし
      熟柿吸ふ幸福さうな頬をもち   山口青邨
      里ふりて柿の木もたぬ家もなし  松尾芭蕉


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 伊勢郊外には柿畑の広がる所があり見事な景観ですが、収穫の後の木々にはかならず実が一つ残されています。
 所謂 「木守柿」 ですが、翌年の実生りへの祈りとも 小鳥の為に残しておくとも言われます。 初冬の季語です。
 

       木守柿幼き我が泣いて過ぐ  暢一  


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              <画像拡大可>

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コメント

渋柿派?、甘柿派?
私が育った山形は庄内柿が有名です。
渋柿で平種です。
北前船で和歌山に着き、もうすっかり和歌山の方が
沢山とれ、ブランドを奪われた感じです。
今年は柿は不作と聞きましたが、例年よりお安い
感じがします。
私は平種柿、家人は富有柿。
小さいとき食べたのが一番美味しいですネ。
これから探鳥に山に行くと柿を取らないで熟して
すっかり鳥の餌になってしまっています。
時代が変わりましたね。

投稿: きくこ | 2006年10月24日 (火) 21:02

 菊子さん 私はどれと云う拘りはありませんが、渋柿を熟柿まで待つのは兎も角として、渋を抜くのに色々と方法があるのだそうですね。凍らせて解凍するのが一番手っ取り早いとか聞きました。試した事はありませんけれど…。
 探鳥も趣のある景色と共に楽しめるシーズンになってきましたねぇ。

投稿: のぶ | 2006年10月25日 (水) 16:37

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