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2006年11月23日 (木)

救急車&消防車

 どんよりとした曇り空です。 いつもの室温計は正午過ぎで15.2℃。 ここ数日からは少し低めです。


 今日は 「一葉忌」 。 小説家 樋口一葉の忌日です。 
 明治29(1896)年、24歳と云う若さでの早世でした。 
 樋口一葉の事は余りにも有名で説明の必要もありませんが、傑作を次々と書いた晩年は 「奇跡の一年半」 と称されているそうです。 私が中学生の頃、始めて文語体の小説を読んだのも 「たけくらべ」 でした。

 樋口一葉が使った井戸が本郷菊坂町に現存していますが、一度は訪れたい所の一つです。 興味のおありになる方は goo東京 「樋口一葉旧居跡の井戸」 をご覧になってみて下さい。


     一葉忌ある年酉にあたりけり  久保田万太郎
     一葉忌折目を六ツに薬包紙  秋元不死男
     貸りし本返さで古りぬ一葉忌  西村和子      


Img_1429


 今朝 救急車のサイレンの音が我が家の前まで来て止まりました。 ご近所の誰かが急病かしらと出てみると、救急車は路地に入っていきます。 後ろには消防車までもが。
 それで判りました。 路地にあるマンションの住人のようです。 小さなマンションですからエレベーターや階段はとても狭くタンカーが使えません。 そこで消防のはしご車も出動と云う事になったのでしょう。

 私のご近所はどのお宅も世代を経つゝ戦前からの濃密なお付合いですから、こんな出来事があると皆が家々から飛び出してきます。
 でもマンションの住人と判ると皆は な~んだと引っ込んでしまいました。 だってマンションの住人は誰一人面識すらありませんから。

 この路地は今でこそ子供の遊ぶ姿は見られませんが、昔 私の子供の頃は長幼一緒になって陣取り・缶蹴り・縄跳び・押し競饅頭等々の遊びの中心場でした。 狭い路地も子供の頃はもっと広く感じたものです。


       路地駆ける子は幻や一葉忌    暢一

       一葉忌救急車来て路地に入る  暢一


Img_1432
    
              <画像拡大可>

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