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2007年2月の9件の記事

2007年2月24日 (土)

西洋桜草(プリムラ マラコイダス) ②

 久し振りに冷え込みました。 午前中は8℃台、午後になって少し上昇して11℃です。 昨日よりも4℃以上低いです。 もっとも例年なら普通の気温なのでしょうけれど、暖冬の今年はとても寒く感じます。

 今日 2月24日は「不器男忌」。
 27歳で夭逝した俳人 芝不器男の1930(昭和5)年の忌日です。
 また「丈草忌」でもあります。 
 蕉門十哲の一人 内藤丈草の1704(元禄17)年の忌日です。

 不器男忌については 「俳句俳話ノート」 にて昨年同日に小文ですが取り上げました。 クリックの上 宜しければご覧下さい。


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 2月8日 に近所の浦の橋商店街に植えられている西洋桜草の咲き出したところを取り上げましたが、今日 昼過ぎに同所をまた撮影してきました。


             プリムラや市場閑かに昼下り  暢一


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 前回の画像と比べて大分 咲き揃ってきましたが、他所と比べると少し遅い。 ここは東西に延びる商店街の南側に位置して陽が当たらない為でしょう。


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 こちらは同じ商店街の一日中陽の射す北側に植えられている西洋桜草。
 同じ時期に植えられたにも拘らず もうびっしりと咲き盛っています。 日射しの如何によって随分と成長が違うものですね。


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                   プリムラや給水塔は風の中  石田波郷


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2007年2月22日 (木)

黄梅 (オウバイ)

 ここ数日、朝はそれなりに冷えるものゝ 正午前から気温が上がり比較的暖かく感じます。 

 今日2月22日は「風生忌」。 
 俳人 富安風生の1979(昭和54)年の忌日です。
 昨年の同日、 「俳句俳話ノート」にて取り上げましたので クリックの上 宜しければご覧下さい。


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 上の画像は我が家から伊勢市駅に向う折に いつも通る道にて、この1月26日にご紹介した月夜見宮を少し過ぎた辺りです。 写っている信号を左に曲ると伊勢市駅です。

 何度もご紹介しているように、伊勢市内の街路樹の所には近所の人々が花を咲かせている事が多いのですが、先日通り掛かったら鮮やかな黄色い花が目につきました。 


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 黄梅(オウバイ)でした。
 黄梅は中国原産、江戸時代初期に渡来。 木犀科 ジャスミン属 と図鑑に載っていました。

 花の形と咲く時期が似ている事から黄梅の名がついたようですが、梅とは無関係の花です。 1月から3月頃まで咲いています。

 中国では迎春花と呼ばれますが、旧正月に咲いているからだそうです。 新暦よりも旧暦の正月を盛大に祝う中国らしいですね。 歳時記にも載っています。


       雪靄のたつ朝市の迎春花  石原八束 


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     黄梅に佇ちては恃む明日の日を  三橋鷹女


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2007年2月16日 (金)

岡本眸先生 第十句集 「午後の椅子」

 今日は昨日よりも更に冷えました。 正午現在のいつもの室温計は10.3℃ですから2℃程低い事になります。


 待望の岡本眸先生 第十句集 「午後の椅子」 が上梓されました。
 1月初めには書店に並んでいたのですが、我が東海支部会員の購入分を支部で取り纏めて本部の担当者へ発注していた為に、私の手元に届いたのはこの2月13日の東海支部 岡崎句会の折になってしまいました。
 それ迄は書店に寄る度に立ち読みしつゝ待ちわびていたのです。 ま~我慢も一つのお付合いの内ですから仕方ありませんね。

 平成11年から15年迄の5年間のお句が所収されています。 身辺から紡いだ詩情豊かな御句集。 ぜひのご購読をお奨め致します。

 (右側のサイドバーの下部、「私の購読書紹介」にて取り上げました。 ネット購入サイトにもリンクしています。)


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2007年2月15日 (木)

蒲公英(タンポポ)

 好天ですが風もあり寒い日です。 正午の室温計は12℃。 この時期としては普通の気温なのですが、昨日より5℃程低いですから余計に寒く感じるのでしょう。

 今日は西行忌と歳時記に載っています。


   願はくば花の下にて春死なむそのきさらぎの望月の頃


 と詠んでその通り桜の咲く時期に没した事で有名な西行ですから 2月15日が忌日とは?と思いますが、旧暦と知れば納得出来ますね。
 新暦に当てはめると今年は4月2日となり、まさに桜満開の時です。
 昨年 「俳句俳話ノート」にて取り上げましたので クリックの上 宜しければご覧下さい。


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 1月末頃から蒲公英が咲き出したと、その早過ぎる開花がニュースにもなっています。
 図鑑を見てみると花期は3月中旬~5月下旬と載っていますから確かに異常な早さです。

 伊勢でも街中を歩いていると、既にあちらこちらの道路の僅かな隙間に蒲公英が咲いています。 生命力の強い花です。


    たんぽぽと小声にいひて見て一人  星野立子


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       石畳たんぽぽ一輪咲く隙間  暢一


 近年は見掛ける蒲公英の殆どが西洋蒲公英ですね。 この画像もそうです。
 花の下の萼片が反り返っているのが西洋蒲公英、いないのが日本種の蒲公英ですから、容易に見分けられます。

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2007年2月14日 (水)

岡崎行

 今日はバレンタインデー。 皆さんは幾つチョコレートを頂いたり、贈ったりしましたかしら。 
 また雨とともに春一番が吹き荒れた日でもありましたが、夜になって風雨共に収まっています。 室温計は17.3℃を指していて暖か過ぎます。
 昨年の春一番は確か3月に入ってからだったと記憶していますから早いですね。
 

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 昨日は第二火曜日の定例句会にて岡崎まで出掛けましたが、日差しを急いで歩いていると暑さを感じるほどでした。
 各地から早々と梅の便りが聞かれますが、伊勢市駅までの道筋のお宅にも梅が咲いています。


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 句会が終わって岡崎駅へ戻る途中に見た落日です。 
 下の画像は岡崎駅前から。


       春夕焼家路の歩み緩やかに  暢一


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2007年2月12日 (月)

魚屋

 今日の午前中の室温が8℃と久し振りに10℃以下の冷え込みでしたが、無風好天の為に午後になった今は13℃まで上昇しています。


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 また近所の浦の橋商店街ですが、魚籠を積ん軽トラックがよく停まっています。


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 この魚屋の車です。
 魚屋と云っても、数坪の店に小さな冷蔵ケースが置いてあるだけ。 店の内外に如何にも今朝獲ってきたばかりと云った風情にて雑然と少しの魚類が置かれています。 

 伊勢市内も伊勢湾沿いは漁師町が続きます。 以前はそこから朝獲った魚類をリヤカーや自転車で曳き売りによく来たものでしたが、その曳き売りのおばちゃんがお店を開いたような感じです。

        魚屋に魚の匂ひ水温む  暢一


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 そんな具合ですから日によって売られているものが違います。
 今日一番目に付いたのは穴子。

 伊勢湾の穴子はよく脂が乗り美味しいと江戸時代の昔から有名です。
 長年に亘り穴子だけを自転車に積んで ‘穴子いらんかな~’ と我が家に声を掛けてくれるお婆さんがいましたが、いつの頃からか姿を見せなくなりました。 ご健在かしらと穴子を見ると思い出します。


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 バケツの花も売り物。


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2007年2月 8日 (木)

西洋桜草(プリムラ マラコイデス)

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 一年中で一番寒い時期にも拘らず暖かい日が続き、いつもの室温計も午後2時現在14.5℃を指しています。 
 上の画像は再々取り上げている近所の浦の橋商店街を今日の正午頃に撮ったものですが、麗らかな日射しに西洋桜草が咲き まるで仲春の趣です。


       暖冬のことなど少し立話  暢一


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 一ヶ月以上前に苗が植えられたのですが、幼いながらようやく花の楽しめる時期が来たようです。
 まだ楚々とした花の風情ですが、盛りになると実に華やかに咲き満ちますね。


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 西洋桜草プリムラの一種にて別名はマラコイデス。 
 乙女桜、姫桜とも。
 またプリムラは「primos(最初)」が語源にて、 早春 花が他に先駆けて咲くことから付いた名と載っていました。
 花期も長く5月頃まで咲いています。


     プリムラや眩暈のごとく昼が来て   岡本眸


 別に日本種の桜草がありますが、咲き方はもっと楚々と大人しい感じですね。
 でも まだ咲き出したばかりの本画像を見るとよく似ているのが分かります。


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2007年2月 5日 (月)

桑名の時雨蛤と各務支考

 午前中は室温計も8℃台と冷え込みましたが、午後になって上昇 今12.2℃です。 無風好天にて屋外は暖かい。

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 今回も到来物の話題です。
 今度は桑名名物の時雨蛤を頂きました。 「桑名の殿さん時雨で茶々漬」の民謡でも有名ですね。
 総本家貝新の品ですが、この貝新は創業が元禄宝永年間だそうですから約300年の歴史を誇ります。

 元々「煮蛤」と呼ばれていた蛤の佃煮を 俳人各務支考に「時雨蛤」と命名してもらい、看板を上げたのが貝屋新左衛門。 その名から貝新の屋号が生まれたそうです。 
 時雨蛤の名の元祖である訳ですね。 また俳句ともご縁のある由来です。 現在の貝屋新左衛門さんは11代目だそうです。

 桑名藩の御用商人として宮中や将軍への献上も毎年行われ、嘉永三年には苗字御免の特典を得て当時の商人として最高の栄誉を得ることが出来た等々とHPで紹介されていました。
 ま~桑名一老舗の時雨蛤を頂戴した訳で、とても美味しく頂きました。 

 貝新のHPでは「務支考」と間違って表記されていましたが、
 各務支考は松尾芭蕉の門弟として有名にて蕉門十哲にも数えられました。 伊勢山田(現在の伊勢市中心地)に蕉門俳諧を広め、また芭蕉の最期に献身的に仕え遺書を代筆するなどしています。
 後に出身地である岐阜に戻り美濃派を誕生させて地元では俳諧の神様とまで云われました。 66歳没。

     野に死なば野を見て思へ草の花  各務支考

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2007年2月 3日 (土)

宣長おかき

 冷え込みましたが、昨日と違って風が無い為に日射しの下では暖かさを感じます。

 今日は節分ですね。 一昨年詠んだ句ですが


     節分の夜更けてわたる風のこゑ  暢一


 節分とは四季折々の季節の変わり目である立春・立夏・立秋・立冬の前日を指す訳ですが、いつの頃からか節分と云えば立春の前日だけを意味するようになりました。 追儺などの行事が盛んに行われる事からでしょうね。


        節分や夕焼の濃き杏色  森澄雄


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 節分とは関係ありませんが、ある事のお礼にと菓子を頂戴しました。


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 松阪の銘菓にて、松坂らしく宣長おかき
 開けてみると本居宣長さんがずらっと並んでいます。 古事記・源氏物語研究で有名な松阪の国学者です。
 

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 袋の宣長像に下記の和歌が添えられていました。


      しき嶋のやまとこころを人とはば
               朝日にひほふ山さくら花


 桜をこよなく愛した本居宣長でした。
 松坂城址の桜に囲まれた本居宣長記念館を中心として満開の時期に宣長春まつり が毎年開催されています。  


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 宣長が12歳から亡くなるまで暮らした宅の書斎が 「鈴屋」(すずのや) と呼ばれた事からでしょう。 菓子函には鈴が一つ添えられていました。


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