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2007年2月 5日 (月)

桑名の時雨蛤と各務支考

 午前中は室温計も8℃台と冷え込みましたが、午後になって上昇 今12.2℃です。 無風好天にて屋外は暖かい。

Img_4612

 今回も到来物の話題です。
 今度は桑名名物の時雨蛤を頂きました。 「桑名の殿さん時雨で茶々漬」の民謡でも有名ですね。
 総本家貝新の品ですが、この貝新は創業が元禄宝永年間だそうですから約300年の歴史を誇ります。

 元々「煮蛤」と呼ばれていた蛤の佃煮を 俳人各務支考に「時雨蛤」と命名してもらい、看板を上げたのが貝屋新左衛門。 その名から貝新の屋号が生まれたそうです。 
 時雨蛤の名の元祖である訳ですね。 また俳句ともご縁のある由来です。 現在の貝屋新左衛門さんは11代目だそうです。

 桑名藩の御用商人として宮中や将軍への献上も毎年行われ、嘉永三年には苗字御免の特典を得て当時の商人として最高の栄誉を得ることが出来た等々とHPで紹介されていました。
 ま~桑名一老舗の時雨蛤を頂戴した訳で、とても美味しく頂きました。 

 貝新のHPでは「務支考」と間違って表記されていましたが、
 各務支考は松尾芭蕉の門弟として有名にて蕉門十哲にも数えられました。 伊勢山田(現在の伊勢市中心地)に蕉門俳諧を広め、また芭蕉の最期に献身的に仕え遺書を代筆するなどしています。
 後に出身地である岐阜に戻り美濃派を誕生させて地元では俳諧の神様とまで云われました。 66歳没。

     野に死なば野を見て思へ草の花  各務支考

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