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2008年2月の6件の記事

2008年2月20日 (水)

雪 ④ 伊勢平野

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 今日と言っても零時を過ぎて昨日になってしまいましたが冷え込みました。 深夜のいつもの室温計は9℃を指していて、昨夜よりは2℃ほど高くなっています。
 ただ火の気の無いと云えども屋内の室温計ですから、夜の屋外とは随分と温度差があるようです。 先程 コンビニへ行く為に乗った車のフロントガラスは薄く凍っていました。

 前回、三重県全域に激しい降雪のあった9日の翌日10日の月夜宮に於ける雪景色を取り上げましたが、10日はその後 伊勢市駅から前日に続いて近鉄特急に乗り、今度は晴天下の明るい雪の伊勢平野を北上しつゝ楽しむ事が出来ました。 


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 朝の8時~9時の間に撮影した画像ですが、掲載順序は伊勢平野の北部からと撮影順とはほゞ逆になっています。

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 伊勢平野の東は伊勢湾に面し、西側は北部の鈴鹿山脈から続く山並みが屏風のように南部まで連なっています。 画像は斎宮以外全て西の山側に向けて撮影しました。
 次の掲句は前日9日の雪降る伊勢平野の景を詠んでみました。


              えぬ雪降伊勢平野  暢一         
 

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 伊勢市と松阪市の中間に位置する斎宮にあるいつきのみや歴史体験館前の史跡復元が整備されている辺りの画像です。

 斎宮とはその昔 斎王(いつきのひめみこ)の宮殿とそれに仕えた官人の役所寮の地です。 小さいながら都を模した壮麗な建物群がありました。
 伊勢神宮に仕える為に天皇即位の度に選ばれたのが斎王ですが、かならず内親王・女王から占いにより決められました。

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 上左画像が いつきのみや歴史体験館の建物ですが、平安時代の歴史や文化・技術等を体験することが出来ます。
 当地周辺では今でも発掘作業が続けられ 貴重な発見が相次いでいます。
 上右画像はその現在発掘中の現場横に咲く菜の花です。

 斎宮については以前 ≪‘のぶ`のフォト俳句≫~from伊勢にて取り上げた事がありました。 宜しければ下記をそれゞゝクリックの上 ご参照下さい。
              ↓
   ≪フォト俳句(45)≫7/20斎宮(1)
   ≪フォト俳句(46)≫7/22斎宮(2)
   ≪フォト俳句(47)≫7/24斎宮(3)

 
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 伊勢市街の西を流れる宮川。 何度も水質日本一に選ばれている三重県下最長の一級河川です。

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 下の画像2枚は宮川から伊勢市駅途中の景ですが、左画像に写る工場は(株)横浜ゴム三重工場
 横浜ゴムは1917(大正6)年 横浜に創業しましたが、1944(昭和19)年に第二工場として建てられたのがこの三重工場です。  
 紀伊半島の南部にて配送面から立地条件が悪い為に 大きな工場の殆ど無い伊勢の地にどうして建設されたのか知りませんが、終戦前年と云う時期から推察するに空襲を避けての事かもと想像しています。
 小学生の折 この横浜ゴムの社宅に住む女子と机が隣にて、工場の敷地内のお宅によくお邪魔したした昔々を懐かしく思い出します。   

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 今日 2月20日は内藤鳴雪の1926(大正15)年の忌日である「鳴雪忌」です。
 鳴雪は老梅居と号していたので「老梅忌」とも言いますね。

 一昨年に「俳句俳話ノート」で記事にしていますので、下記をクリックの上 宜しければご覧下さい。
            ↓
          『鳴雪忌』

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2008年2月18日 (月)

雪 ③ 月夜見宮 (伊勢市内)

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 今日も室温計は10℃を越えることがなく よく冷える一日でした。
 前回・前々回と珍しく三重県全域に激しく雪の降った2月9日(土)の桑名市の景を取り上げてきましたが、翌日10日の晴天の下、伊勢市駅への途中に月夜見宮に寄ってみました。
 昨日の雪がまだゝゞ残っていて 珍しい雪景色の月夜見宮を撮る事が出来ました。


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 月夜見宮は伊勢神宮外宮の北御門から北へ真っ直ぐの神路通(約300m)を辿ると、その突き当たりに位置する外宮の別宮です。
 正式名称は豊受大神宮別宮 月夜見宮 (豊受大神は外宮の祭神)。
 内宮に鎮座する最高神天照大神の弟神の月夜見尊が祭神です。

 また神路通の名は、夜 神が夜見宮から外宮へ白馬に乗って通うとの話に拠るものです。


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 創建年代は不明ですが、延暦23(804)年の『止由氣宮儀式帳』には既に月夜見宮の事が載っているそうです。
 また月夜見尊の事は日本書紀のイザナミ命・イザナギ命が天照大神を生んだ話の中に登場しています。

             ついついと雪飛ぶ伊勢の一の宮  宇佐美魚目


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2008年2月15日 (金)

雪 ② 九華公園(桑名城址)

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2img_8219 今日15日の伊勢は好天にて 昨日よりも室温計は5℃ほど高く 12℃台の午後です。
 昨日は三重県全域に激しい雪が降った9日の揖斐・長良川(桑名市)の雪景色を取り上げましたが、今日はその続きです。

 揖斐川の河岸に建つ住吉神社の後、九華公園(桑名城址)の掘沿いの路を通り 車の中から公園の雪景色を撮影してきました。

                やかに雪景色  暢一
 

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 上の左画像に写る建物は柿安本店。 精肉・惣菜の有名店ですが、東京でもデパ地下の惣菜売り場やレストラン等にて進出し好評だそうです。 
 一昨年に東京在住の姪を連れていったところ、桑名の柿安本店に行ったよ!と友達に自慢出来ると喜んでいました。

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 上左画像の橋を渡り公園内に入りたかったのですが、あまりの積雪に尻込みして公園外の車の中から横着な撮影となってしまいました。

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 画像に写っている樹々は全て桜です。 九華公園は三重県でも屈指の桜の名所として知られています。
 昨年 桜満開の九華公園を桑名城の詳しい由来と共にご紹介致しました。
 宜しければ下記をクリックの上 ご覧になってみて下さい。
             ↓
       ≪フォト俳句(280)≫4/23 ② 九華公園の桜 (桑名城址)

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2008年2月14日 (木)

雪 ① 揖斐・長良川、住吉神社(桑名市)

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 もう昨日となりましたが 2月13日(水)の伊勢の朝は雪が屋根を白く染める程度の降雪があり、室温計も終日 6~7℃台の寒い一日でした。
 屋根の雪は午前中にすっかり消えてしまいましたが、この9日(土)は伊勢でも終日激しく降雪があり かなり積もりました。 実に珍しい事です。

 9日の当日は所用の為に三重県北部の桑名市にいたのですが、桑名では11cmもの積雪があったと報じられていました。
 冒頭画像はその折の桑名の町を車のフロントガラス越しに撮影したものです。 画像左側に写る並木は揖斐川の河岸


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 揖斐川の河岸は憩いの場として整備されていますので、駐車場に停めて大河の雪景色をしばし楽しみました。
 上の画像の左上に薄く見える橋のような建造物は長良川の河口堰。

 長良川河口堰は昭和46年に建設を着手してより 反対運動が全国的に展開されて裁判を起すなど 新聞紙上を長く賑わせた事で有名になりましたが、国は建設を強行し平成7年7月6日に全ゲートの操作を開始して現在に到っています。
 興味のある方は下記をクリックの上 同施設のHPをご覧下さい
                    ↓
              長良川河口堰ホームページ

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 この辺りの揖斐川と長良川は並行して流れ 少し先で一つの川となり伊勢湾へと流れ込んでいますから、画像に見える枯れ色の堤防は揖斐川と長良川の間のものです。

 正月の3日に同所を撮影していましたので、見比べて頂く為に左に載せてみました。 
 画像をクリックの上 拡大してご覧になってみて下さい。

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                一筋のみ町  暢一


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52img_7526 上の画像は河口堰の反対側の河口方向を撮影したもの。
 やはり1月3日に撮影した同所が左の画像です。

 画像の右側に写るのは 河岸沿いに手前から 泉鏡花の「歌行燈」で知られる船津屋で有名な旅館街、伊勢路の起点である七里の渡し、桑名城址の九華公園へと続く辺りです。
 因みに微かに写っている川向こうは長島温泉とレジャーランドで知られる長島スパーランドがある所。
 序でに云えば、同じ経営の広大な植物園 なばなの里は長良川河口堰の向こう岸辺りに位置します。

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62img_7516 河岸の駐車場の南端に建つ住吉神社
 左の画像も1月3日に撮影した同所です。

 住吉神社については桑名市の観光ガイドに要領良く載っていましたので下記に抜粋してみます。
 『桑名は古くから伊勢湾、木曽三川を利用した広域的な舟運の拠点港として「十楽の津」と呼ばれ、木材や米等の集散する自由活発な商業都市として発達してきました。住吉浦は、廻船の舟溜りで、全国から多数の廻船業者が集まっていました。この人たちによって航海の安全を祈り、住吉神社(現大阪市)から勧請してこの住吉神社が建立されました。神社前の石灯篭2基は、江戸時代の材木商達が寄進したものです。なお、近年は太一丸堤の上にあった神明社が合祀されています。ここから、伊勢大橋・多度山方面の眺めは水郷桑名ならではの趣があり、水郷巡りの発着点として利用されています。』

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 住吉神社は1715(正徳5)年に建てられました。 しかし現社殿は新しく見えましたので 恐らく最近の護岸整備に伴なって新築されたのではと思われます。 しかし画像にも写っている常夜燈は1788(天明8)年12月に建立されたものだそうです。
 また初日の出を拝む名所としても住吉神社は有名です。


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 境内に句碑が建っていました。 
 
                水神に守られ冬も大河なり  山口誓子


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 尚、長良川や河口堰については以前に下記の記事後半にて触れた事があります。
 宜しければクリックの上 ご覧下さい。
               ↓
          ≪フォト俳句(253)≫9/30 ③ 岡崎行 (近鉄特急車窓)

                        <全画像拡大可>

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2008年2月 8日 (金)

立春

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 今日は晴天ですが風が少しあり寒い日です。 どこかで雪が降っているのでしょうか。 風花も一時見られました。
 風花とは晴れていながら風に乗ってひらひらと雪片が舞ってくる事ですが、裏日本の雪が上層の強風に運ばれて遠く飛来し 晴天の表日本に風花となって降る事もあるそうです。  

          風花や鳥羽は北への始発駅  暢一

 
 冒頭画像は2月4日の曙です。 
 立春の日ですね。 当日 記事にしたかったのですが、遅くなってしまいました。

          うすうすと茜に明けて春立ちぬ  暢一


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 立春の朝日が燦々と降り注ぐ住宅団地。  
 一日晴天に恵まれましたが、深夜に降ったのでしょうか 朝は所々に僅かな雪が残っていました。

 立春を詠んで最も有名なのは次の句でしょうか。

        立春の米こぼれをり葛西橋  石田波郷

 他に

        立春の雪の深さよ手鞠唄    石橋秀野
        立春の海よりの風海見えず   桂信子
        春が来て電柱の体鳴りこもる  西東三鬼
        立春の星の出揃ふ海の上    岡本眸
        屋上は日の受皿よ春来つつ   岡本眸


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4img_8122 この日は所用があって早朝に伊勢市駅から近畿日本鉄道にて出掛けましたが、駅前の花壇にも雪が残っています。

 世間を大きく騒がせた伊勢名物の赤福の直営売店が伊勢市駅内にあるのですが、事件以来 閉まったまゝです。
 一昨日の2月6日に本店と内宮店のみで営業が再開され ニュースでも大きく取り上げられました。 
 シャッターには6日営業再開の貼紙がしてありましたが、ここでの販売はもう少し先の事になるのでしょう。


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 近鉄車窓の伊勢平野はまだゝゞ冬ざれの景ですが、上の画像のように青く芽吹いている畑も見られます。
 よくは判りませんが、麦畑かしらと思いながら眺めました。
 下の画像のように他の野菜畑も平野に彩りを添えています。


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2008年2月 2日 (土)

餃子

 明日は節分。 明後日はもう立春です。 と言ってもこの前後が一年の内でも一番寒い時期ですね。 東京の明日は雪。 名古屋でも小雪が見られるかもとの予報です。

 中国の食品会社製餃子による中毒事件が全国に広がりを見せ、各業界にも大きな影響が出ている等がトップニュースの昨今ですが、同社製品がこんなにも多方面の食品や外食産業で使われていた事は驚きです。 
 チェーン店等で食していた餃子は自家製ではなく、スーパー等で廉売している物と同じ中国産の既製餃子だった訳です。 一部とは云え仙台名物の牛タンまで同社の中国製だったとは…。
 但し問題の農薬は残留農薬や通常の生産工程で混入したものなのか 流通過程で故意に入れられたものなのか等の真相は未だ不明です。 中国産の物を全て使用中止とする処置までが広がっているのは少し過剰反応かも知れません。
 何れにしても 餃子大好きな我が家では何時も手作りですので安心です。 

             餃子喰つて夜学教師となりにけり  藤田湘子


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