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2008年7月 4日 (金)

合歓の花

 一昨日は晴天、昨日は曇天。そして今日はまた晴天となりました。 伊勢地方では雨の日の少ない梅雨です。
 朝よりぐんゞゝ気温が上がり 午後1時半現在の室温計は31.7℃を指していて 我が部屋は今年初めての真夏日となりました。

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                                             <全画像拡大可>

 遅くなりましたが、6月16日に撮影した町中の花木です。 丘陵地にある住宅街の川に沿った道辺に咲いていたのですが、近づいて見てみると合歓の花でした。
 山路でよく見掛ける合歓の花ですが、町中の道辺に咲いているのは珍しい。 


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 合歓の花は豆科。 名の由来は夜になると葉を閉じ合わせる事から「眠りの木」、それが変化して「ねむの木」と呼ばれるようになったとは皆さんご存知の事ですね。
 またその事から中国では夫婦和合の象徴とされているそうです。 
 開花時期は 6月中旬~ 9月初旬頃。 7月下旬頃には花が途絶えるが 8月になると再び咲き始める、と図鑑に載っていました。

 どの図鑑にも花が咲くのは夕方と載っていましたが、私がこれらの画像を撮影したのは午前7時半頃でした。 昨日の夕方に咲いた花が開き続けているようです。


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        海光の遠く見えゐて合歓の花  暢一


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 「奥の細道」 で合歓の花を詠んだ芭蕉の次の句がよく知られています。

      象潟や雨に西施がねぶの花  松尾芭蕉

 中国の春秋時代の傾国の美女 「西施」 になぞらえて合歓の花の美しさを称えた句ですが、 「象潟(きさかた)」 は秋田県の景勝地。 江戸時代、東の松島 西の象潟と並び称され、「奥の細道」でも 「松島は笑ふが如く、象潟は憾むが如し」 の記述が見られます。


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      真すぐに合歓の花落つ水の上   星野立子
      合歓咲けりみな面長く越後人    森澄雄
      花合歓の夢みるによき高さかな  大串章
      合歓咲いて白猫のゐる十二橋   石原八束


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                       <全画像拡大可>

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 7月2日、3日と下記のサイトを更新しています。 宜しければそれぞれをクリックの上 ご覧下さい。
               ↓

  7月2日  「俳句俳話ノート」 ‘ ★ 岸風三樓忌 ’

  7月3日  「主要俳句作品」 ‘ 平成5年 夏 ’

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