合歓の花
一昨日は晴天、昨日は曇天。そして今日はまた晴天となりました。 伊勢地方では雨の日の少ない梅雨です。
朝よりぐんゞゝ気温が上がり 午後1時半現在の室温計は31.7℃を指していて 我が部屋は今年初めての真夏日となりました。
遅くなりましたが、6月16日に撮影した町中の花木です。 丘陵地にある住宅街の川に沿った道辺に咲いていたのですが、近づいて見てみると合歓の花でした。
山路でよく見掛ける合歓の花ですが、町中の道辺に咲いているのは珍しい。
合歓の花は豆科。 名の由来は夜になると葉を閉じ合わせる事から「眠りの木」、それが変化して「ねむの木」と呼ばれるようになったとは皆さんご存知の事ですね。
またその事から中国では夫婦和合の象徴とされているそうです。
開花時期は 6月中旬~ 9月初旬頃。 7月下旬頃には花が途絶えるが 8月になると再び咲き始める、と図鑑に載っていました。
どの図鑑にも花が咲くのは夕方と載っていましたが、私がこれらの画像を撮影したのは午前7時半頃でした。 昨日の夕方に咲いた花が開き続けているようです。
海光の遠く見えゐて合歓の花 暢一
「奥の細道」 で合歓の花を詠んだ芭蕉の次の句がよく知られています。
象潟や雨に西施がねぶの花 松尾芭蕉
中国の春秋時代の傾国の美女 「西施」 になぞらえて合歓の花の美しさを称えた句ですが、 「象潟(きさかた)」 は秋田県の景勝地。 江戸時代、東の松島 西の象潟と並び称され、「奥の細道」でも 「松島は笑ふが如く、象潟は憾むが如し」 の記述が見られます。
真すぐに合歓の花落つ水の上 星野立子
合歓咲けりみな面長く越後人 森澄雄
花合歓の夢みるによき高さかな 大串章
合歓咲いて白猫のゐる十二橋 石原八束
<全画像拡大可>
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