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2009年5月の6件の記事

2009年5月28日 (木)

万年草 (伊勢市内 県道)

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                                           <全画像拡大可>

 伊勢はしとゝゝとした感じの雨が降り続く一日でした。 室温計も終日21℃台と昨日よりも4℃ほど低く素足では寒く感じます。
 そう言えば昨年の東海地方の梅雨入りは今日28日でした。 予報では29・30日も雨のようですが…。

 冒頭画像は伊勢市内の宮川に架かる度会橋から伊勢市駅へ向かう県道沿いの歩道。
 街路樹の所に黄色い花が鮮やかに咲いているのが目を引きました。

 伊勢市内の街路樹には近所の人が四季折々の花を咲かせている所が多く、以前に本ブログで何度か取り上げてきましたが、この黄色い花は自然に生えた草花のようです。

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 図鑑で調べてみると花名は万年草 (マンネングサ)。 弁慶草科。
 万年草には蔓・メキシコ・丸葉・雌の・もりむら・小米万年草と6種類あるそうですが、葉の様子から私の撮影したのはメキシコ万年草のようです。

 強健な多肉植物、乾燥に強く、地下茎が発達せずに地上茎が発達。 茎は横に這う。
 道端でよく見かける。
 と図鑑に載っていましたから、私が今迄気付かなかっただけで ごく普通に見掛ける草花なのでしょうね。

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 3年ほど前に同じ弁慶草科の大弁慶草をご紹介したした事がありましたが、比べてみると大弁慶草はピンク色ながら花の形がそっくりでした。 
 宜しければ下記をクリックの上 ご覧下さい。
        ↓
    ‘ 大弁慶草 ’(2006年11月 3日)

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2009年5月16日 (土)

いばら饅頭 (伊勢市 浦の橋商店街)

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                                             (全画像拡大可)

 季節外れに暑かった日々もいつの間にか治まって、ここ数日凌ぎ易い気温が続きます。 今日は終日雨でしたが室温計は21℃台で推移しました。

 冒頭画像は我が家の近所にある浦の橋商店街島地屋餅店。 
 季節々々の素朴な饅頭を主に商っていてお馴染みのお店です。

 数日前迄、店前の立て看板では「かしわ餅」と大きく書いて宣伝していたのですが、今日見てみると「いばらまんじゅう」に変わっていました。

 いばら饅頭? 私は知りませんでしたので島地屋さんに訊ねると、柏餅が柏の葉で包むように、いばら饅頭は いばらの葉で包んだ饅頭と教えてくれました。

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 ケースを見てみると漉し餡と粒餡の二種類が並んでいます。 
 早速二種類とも買ってみました。 と言っても一つづつですが…。 私は糖尿病の母と二人暮らしなので甘いものは多く買えないのです。

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 これがいばら饅頭。 ま~一見したところ柏餅とそう変わりはありません。
 ネットで調べてみるといばら餅のほうが多くヒットしました。 関東では一般的な柏の葉が手に入り難い関西で、いばらの葉を代用した事が始まりとの事でした。

 俳人の私には「いばら」と云うと野茨を思いますが、「いばら餅」に使う葉はサルトリイバラ(猿捕茨)の葉だそうです。
 サルトリイバラ(猿捕茨)を図鑑で引いてみると『西日本では柏餅のカシワの代用とする』とやはり書いてあります。 
 またこの葉をサンキラ葉と言うらしく、「いばら餅」をサンキラ餅とも呼ぶとの事です。

 サンキラ? 聞きなれない言葉なのでこれも調べてみました。
 正確にはサンキライと言い、山帰来と書くそうです。 サルトルイバラの別称でした。 
 山帰来の名の由来について 『昔は毒消しの実として使われていた。 山野に多く自生しているため栽培をおこなうことはせず、毒消しの必要がある時に山に入り実を食べて帰ってくるという利用をされていた事から』と環境gooの植物図鑑に載っていました。

 中部地方も柏の葉が入手し難かったようで、昔は専ら「いばら餅」だったとの記事も散見しました。 三重県も同様ですが、三重県在住の方々のブログには「いばら餅」が三重県独自のお餅のように思っておられる記述が幾つか見られました。 
 確かにネットで「いばら餅・いばら饅頭」を検索してみるとブログや和菓子店のHPは三重県発信のものが殆どでしたから、現今でいまだ一般的に親しまれているのは三重県だけなのかも知れませんね。

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 サルトリイバラについて参考にした図鑑サイトです。 
 葉・花・実・地下茎の画像も載っています。 下記をクリックの上 ご参照下さい。
             ↓
  岡山理科大学 総合情報学部 生物地球システム学科
      <植物生態研究室(波田研)のホームページ>
     サルトリイバラ Smilax china (ユリ科 シオデ属)

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2009年5月11日 (月)

母の日 (5/10)

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 昨日今日と季節外れの暑い日が続きます。 日中の室温計は最高28℃を示しましたが、屋外は30℃を越えていたかも知れません。 所用で出掛けた折かなり汗ばみました。

 画像は今朝 宅急便で届いた花です。 在京の弟から母への贈り物。
 昨日5月10日の母の日に配達指定して送ってくれたのですが、生憎と10日は一日留守にしていた為に今日受け取る事になってしまいました。 折角の心遣いだったのに…。
 千葉に在住の妹からも母の日の贈り物として夏の衣類が一昨日届きました。 

 遠方にいると母への思いはやはり強いものがあるのでしょう。 母と同居している私はというと格別何もせぬまゝ母の日が過ぎてしまいます。

         母の日と思ひつつただ母と居る  暢一 
                                           . 

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2009年5月 6日 (水)

満天星ドウダン・常磐爆トキワハゼ・繁縷ハコベ (伊勢神宮外宮 勾玉池③)

 昨日今日と連休最期の2日間は雨となりました。 深夜ですが室温計は19℃と少し低めです。 高速道路の渋滞は伊勢道と東名阪道にかけて四日市を中心に37kmと報じていました。 この辺りは琵琶湖南岸の大津近くで名神高速道に通じる新名神高速道が昨年開通してから普段でも渋滞しがちな所ですから無理もありません。

 昨日は立夏。 暦の上では夏となりました。 
 立夏を詠んだ句では次の二句が最も有名と言ってよいでしょう。

     プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ  石田波郷
     おそるべき君等の乳房夏来る     西東三鬼

 また今日は俳人久保田万太郎の忌日です。 傘雨忌とも呼ばれます。

     湯豆腐やいのちのはてのうすあかり  久保田万太郎
     神田川祭の中を流れけり             〃

       暖簾出て銭湯開く傘雨の忌  暢一
               

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                                            <全画像拡大可>
 藤の花・躑躅と続けてきましたが、伊勢神宮外宮 勾玉池の3回目です。 

 冒頭画像の左端の躑躅の隣りで、ごく小さな鈴蘭に似た白い花が咲いている植木を見つけました。
 満天星(ドウダン)の花。 これでも躑躅(ツツジ)の一種です。
 まだ咲きはじめのようですね。

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 ドウダンの名は枝の分かれた形が結び灯台に似ていることから、トウダイが転じてドウダンになったとされています。
 また漢字の満天星は中国名からにて「太上老君がこぼした霊水がこの木に散って、満天の星のように耀いた」という伝説に因むものだそうです。 自生は房総半島や伊豆半島以西。

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          満天星に隠りし母をいつ見むや     石田波郷
          触れてみしどうだんの花かたきかな  星野立子

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    ゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜

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 小道を挟んで冒頭画像の反対側にある芝地。
 この小道は茜社の鳥居に続いています。 
 小さな鳥居が何十と連なっていて昼なお暗く、潜るのに独特の雰囲気があります。

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      奥へ奥へ鳥居つらなる五月闇  暢一

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 芝地に小さな紫の花が点々と咲いています。

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 花名は常磐爆(トキワハゼ)。 1㎝少し程の小さな花でした。
 初春から晩秋までと下記の長い花だそうです。 常磐を冠した由来でしょう。

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 一緒に写っているクローバーの葉と比べてみれば常磐爆の小ささが分かりますね。

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 下の花は「繁縷 (ハコベ)」 。 常磐爆よりも更に小さな花。 半分の5mm程でしょうか。 
 撫子科です。 花びらは5枚ですが、深く裂けている為に10枚に見えます。
 ハコベラとも言いますが、春の七草の一つですね。
                  
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      はこべらや焦土の色の雀ども    石田波郷
      はこべらに腰やはらかくつかひをり 石田郷子

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                             <全画像拡大可>

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2009年5月 4日 (月)

躑躅 ツツジ (伊勢神宮外宮 勾玉池②)。 寺山修司忌。

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                                            <全画像拡大可>
 今日は午前中に少し小雨が降り、あとは薄々とした曇天の一日でした。
 深夜の今、室温計は22℃近くを示しています。

 画像は伊勢神宮外宮神苑の勾玉池です。
 前回の藤の花に引き続き、今回は「躑躅(ツツジ)」の景を取り上げてみました。

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 勾玉池の周囲を綺麗に手入された躑躅が取り囲んでいます。
 花盛りはまだの躑躅が多いですが、若葉にぽつぽつと咲いている躑躅の緑と紅の様もまた美しいですね。 画像の右奥に前回の藤棚があります。

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              盛りなる花曼陀羅の躑躅かな  高浜虚子

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              剪定の見事真ん丸花つつじ  暢一
 
 勾玉池はその名の通り勾玉の形に広がっています。 
 冒頭画像は勾玉池の全景ではなく勾玉の形の頭の部分にあたります。 画像の左側の奥に勾玉の形の尾の部分が伸びています。

 この勾玉の形の池は自然に出来たものではありません。
 明治15年に外宮の杜の環境護持の為、伊勢市民の有志が全国に浄財を募り池を中心とした神苑が造営整備されました。 その折に神宮に因んで古代の装身具である勾玉の形をモチーフにして作られた池です。


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 前回ご紹介した藤棚を躑躅越しに撮影してみました。


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 藤棚の横に参拝者休憩所があります。
 勾玉池の朱の浮舞台を正面にして建っていますが、浮舞台で神楽や能・狂言などが上演される折に観客席ともなります。 観月会などでジャズが演奏された事もありました。

    ゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜

 神苑の小道にも勾玉池の躑躅とはまた違う様々な躑躅が咲いていました。

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              花びらのうすしと思ふ白つつじ  高野素十

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 上の白い躑躅と、下の紅い躑躅とでは花の大きさが随分と違います。

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 この紅い躑躅の花の大きさには驚きました。 

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 上の画像の小道の先にかすんで見える広場は伊勢神宮外宮の正面。
 その正面の火除橋から望む参道は勢ひのある若葉の明るさが印象的でした。

            黙々と音たててゐる若葉かな  暢一

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 今日は寺山修司忌です。  
 1983(昭和58)年5月4日没。 享年47歳。 早世だったのですね。
 寺山修司は天井桟敷主宰。 劇作家、演出家、俳優、映画監督、評論家、詩人、俳人、歌人、エッセイスト、小説家、写真家 等々、実に多彩な経歴の持主ですが、 俳句は彼にとって芸術家としての原点と言ってもよい存在でした。
 「俳句俳話ノート」にて取り上げてみましたので、下記をクリックの上 宜しければご覧下さい。
            ↓
      ‘ ★ 寺山修司忌 ’
                                                  .

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2009年5月 2日 (土)

藤の花 鳩 神鶏 (伊勢神宮外宮 勾玉池①)。 八十八夜。

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 5連休の初日を迎えて爽やかな好日となりました。
 高速道路は予想通りの大渋滞。 伊勢道でも四日市辺りで25kmの渋滞と報じています。

 今日5月2日は八十八夜
 立春から数えて88日目。 文部唱歌 『茶摘』 で唄われるように一番茶の摘まれる頃ですね。

      夏も近づく八十八夜
      野にも山にも若葉が茂る
      あれに見えるは茶摘みじゃないか
      あかねだすきに菅の笠

 また「八十八夜の別れ霜」とも言われて遅霜に要注意の時期でもあります。

 冒頭の画像は伊勢神宮外宮勾玉池
 4月から5月にかけて様々な色彩の新緑が鮮やかで、実に明るく美しい勾玉池畔です。

          彩さまざま揺れさまざまに新樹どち  暢一
          
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 勾玉池畔にはごく小さなものですが藤棚があります。 各地より藤の花の便りが聞かれるようになりましたので、勾玉池のは如何と今朝の仕事前にウォーキングを兼ねて出掛けてみました。 

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 咲いていました。 
 花盛りに近い感じです。

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     藤の花長うして雨降らんとす  正岡子規

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          月はなほ光放たず藤の房  山口誓子

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 勾玉池の藤の花をここ数年ご紹介してきましたが、年々咲きぶりが小さくなっていくような気がします。 気のせいかもしれませんが…。

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 藤の花のバックに躑躅が写っています。
 勾玉池はじめ外宮周辺には躑躅がそここゝに咲いていました。 次回にでも取り上げようかと思っています。

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     白藤や揺りやみしかばうすみどり  芝不器男

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          藤の花雨の匂ひの客迎ふ  角川春樹

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        ゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜

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 勾玉池畔に棲みついているは、私がいつも憩う石のベンチを汚したりしますので迷惑な面もありますがやはり可愛いものです。

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 今朝は一羽しか見掛けませんでしたが、池畔にはつがいの神鶏が放されています。 
 人馴れをしていて近づいても逃げません。 

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                      <全画像拡大可>

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