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2009年5月 6日 (水)

満天星ドウダン・常磐爆トキワハゼ・繁縷ハコベ (伊勢神宮外宮 勾玉池③)

 昨日今日と連休最期の2日間は雨となりました。 深夜ですが室温計は19℃と少し低めです。 高速道路の渋滞は伊勢道と東名阪道にかけて四日市を中心に37kmと報じていました。 この辺りは琵琶湖南岸の大津近くで名神高速道に通じる新名神高速道が昨年開通してから普段でも渋滞しがちな所ですから無理もありません。

 昨日は立夏。 暦の上では夏となりました。 
 立夏を詠んだ句では次の二句が最も有名と言ってよいでしょう。

     プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ  石田波郷
     おそるべき君等の乳房夏来る     西東三鬼

 また今日は俳人久保田万太郎の忌日です。 傘雨忌とも呼ばれます。

     湯豆腐やいのちのはてのうすあかり  久保田万太郎
     神田川祭の中を流れけり             〃

       暖簾出て銭湯開く傘雨の忌  暢一
               

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                                            <全画像拡大可>
 藤の花・躑躅と続けてきましたが、伊勢神宮外宮 勾玉池の3回目です。 

 冒頭画像の左端の躑躅の隣りで、ごく小さな鈴蘭に似た白い花が咲いている植木を見つけました。
 満天星(ドウダン)の花。 これでも躑躅(ツツジ)の一種です。
 まだ咲きはじめのようですね。

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 ドウダンの名は枝の分かれた形が結び灯台に似ていることから、トウダイが転じてドウダンになったとされています。
 また漢字の満天星は中国名からにて「太上老君がこぼした霊水がこの木に散って、満天の星のように耀いた」という伝説に因むものだそうです。 自生は房総半島や伊豆半島以西。

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          満天星に隠りし母をいつ見むや     石田波郷
          触れてみしどうだんの花かたきかな  星野立子

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 小道を挟んで冒頭画像の反対側にある芝地。
 この小道は茜社の鳥居に続いています。 
 小さな鳥居が何十と連なっていて昼なお暗く、潜るのに独特の雰囲気があります。

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      奥へ奥へ鳥居つらなる五月闇  暢一

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 芝地に小さな紫の花が点々と咲いています。

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 花名は常磐爆(トキワハゼ)。 1㎝少し程の小さな花でした。
 初春から晩秋までと下記の長い花だそうです。 常磐を冠した由来でしょう。

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 一緒に写っているクローバーの葉と比べてみれば常磐爆の小ささが分かりますね。

              Img_0008


 下の花は「繁縷 (ハコベ)」 。 常磐爆よりも更に小さな花。 半分の5mm程でしょうか。 
 撫子科です。 花びらは5枚ですが、深く裂けている為に10枚に見えます。
 ハコベラとも言いますが、春の七草の一つですね。
                  
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      はこべらや焦土の色の雀ども    石田波郷
      はこべらに腰やはらかくつかひをり 石田郷子

              Img_0006

                             <全画像拡大可>

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