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2009年8月 1日 (土)

土用餅・はらわた餅(伊勢市 浦の橋商店街) 7/31(金)

 なかゝゝ梅雨が明けません。 深夜零時を過ぎて日付は変わってしまいましたが、今日7月31日は終日曇天にてわが部屋の室温計も28℃台で推移。 でも気温の低いわりには蒸し暑く感じます。 湿度がかなり高いのでしょう。
 各地での豪雨の被害が報じられていますが、伊勢では数日前に2日ほど降った普通の雨が記憶に残るくらいです。

 6月4日に本ブログを更新してから早くも2ヶ月近く経ちました。 夏は仕事が超多忙になる為ですが、せめて7月の内に更新をと思いつゝ31日になってしまいました。 その間に何度もアクセスして頂きました皆さんには申し訳なくお詫び申し上げます。

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土用餅

Img_1847

 今日、我が家近くの浦の橋商店街にある餅屋さんの前を通ると、『本日 丑の日』 『土用丑の日の土用餅』等の張り紙。 数回前の「いばら饅頭」で取り上げた島地屋餅店さんです。
 たしか7月19日が土用の丑にて鰻を食べたのになぁと思ったのですが、今年は珍しく土用の丑が2回あり、今日7月31日が土用二の丑だそうです。

        Img_1845

 土用丑の日に鰻を食べると云う習慣は江戸時代中期に平賀源内がある鰻屋に請われて考案したキャッチコピーから始まったとの説が有力です。
 土用丑の日にお餅を食べて暑気中りを防ぐと云う土用餅の風習の方が古来からのものにて鰻よりも遥か昔からあったようです。

 手元の歳時記で土用餅を引いてみると、文庫本版の歳時記にはどれも載っていませんでしたが、「角川大歳時記」で以下のように記述していました。
 『土用餅⇒土用の節物としてついた餅。 これを食べると元気がつき、暑気中りを防ぐという。 地方によって砂糖や小豆を入れたり、朴の葉や笹の葉で包むものもある。 江戸時代の中頃から餡で包んだものが次第に広まり、現在では土用餅というと餡で包んだものが多い。

       土用餅腹で広がる雲の峰     許六
       飛騨人に夏白妙の朴葉餅  大野林火 
       山々の性根坐れる土用餅  脇村禎徳
       髭の中口が開きて土用餅  小林愛子               』

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 <はらわた餅

 島地屋餅店さんで土用餅の話をしていた折に面白い話を伺いました。
 彼女が島地屋さんに嫁いだ頃に今は亡き明治18年生まれの姑さんから聞いた話です。
 昔は土用餅の事をはらわた餅とも呼んだそうで、土用にお餅を食べるとはらわた(腸)が元気になるからとの事でした。 

 ネットではらわた餅を検索してみると、地方によっては今でも使われている呼び方のようで、
 「名物 はらわた餅」等もあったりして幾つかがヒットしました。

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コメント

土用餅は、こちらの和菓子屋さんでも売っています。甘党ですので、見かけるとつい買ってしまいます!「はらわた餅」と云う呼び方は、初耳です。
お写真の商店街のお餅屋さん、いい雰囲気ですね。

土用の鰻は、平賀源内の考案したキャッチコピーから始まった説が有力なのですか・・
平賀源内さん、色んな方面に才能のあった方のようで、なかなか魅力ある方ですね!

「日々身辺抄」今日も楽しく拝見させていただきました。

投稿: かたつむり | 2009年8月 1日 (土) 22:20

 かたつむりさん 今晩は。久し振りの更新にもかかわらず早速ご覧頂き有難うございます。
 はらわた餅は私も始めて耳にしました。面白いですねぇ。
 この浦の橋商店街は古い歴史を誇るお店が多いようです。なにせ江戸時代の地図にも河崎世古の名で載っているくらいですから。

投稿: のぶ | 2009年8月 2日 (日) 01:18

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