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2009年10月の6件の記事

2009年10月30日 (金)

ゴールデンピンポン(菊)  <JRセントラルタワーズ 名古屋駅>

 数日の雨天曇天以降、晴天が4日間が続きます。 PCデスクの室温計は昼夜21℃台とここ半月ほど変化がありませんが、今日の日射しには少し暑さを感じました。 しかし明日の北海道は雪が降るかもと予報していましたから、北国はもう冬が身近なのですね。

           秋の日の熱し左の膝小僧  暢一

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 前回 我が結社「朝」の東海支部句会出席の為に岡崎市へ出掛けた折のJR快速みえの車窓風景を題材としましたが、今回もその続きです。
 木曽川を渡って20分程すると超高層ビルが見えてきます。 

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 白いビルがJR名古屋駅のセントラルタワーズ。 245mと226mのツインタワーです。
 10年前の1999年12月竣工。 東海地方で初めての超高層ビルの上、テナントの高島屋が華々しくオープンした事もあって、近郷近在どころか他県からも多くの人々が押し寄せたものでした。 三重県からJR名古屋駅へは利便が良い為にその影響は大きく、その後の三重県各都市の百貨店は軒並みダウンしてしまいました。 

 画像右に写るビルはミッドランドスクエア。 2006年9月竣工です。
 247mとセントラルタワーズよりほんの2m高いのが愛嬌です。 東海一に拘ったのでしょう。

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 セントラルタワーズは11月から12月にかけてイルミネーションを点します。 中々大掛かりな物で今年の趣向は如何と毎年楽しみにしています。

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 セントラルタワーズ一階、JR名古屋駅のコンコースです。
 
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 時計塔の向こうに高島屋が見えます。 
 岡崎市へは名古屋駅で東海道線上りに乗り換えますが、時間がある折は高島屋の11階にある三省堂書店や文具コーナーに寄ります。 

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 今回の買い物は来年のカレンダー手帳。
 12ヶ月それぞれ枡に仕切っただけの薄い手帳にて最も重宝しているのですが、伊勢では見つからないのです。 

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 時計塔の下は菊の花壇になっています。 真ん丸に咲く菊が珍しくて撮ってみました。

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 菊と云う事は分かりますが、何と云う名かは分かりませんでしたので帰宅後図鑑を色々と調べました。 菊は図鑑を見ても種類が多過ぎて個々の名までは載っていません。 仕方なくネットであちらこちら検索していたらヒットしました。
 その名はゴールデンピンポン。 あまりにも見た感じそのまゝなので笑ってしまいました。

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                                                   (№316)

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2009年10月25日 (日)

刈田・穭(ひつぢ)。 稔田(みのりた)。 <木曽川>

 早いもので10月も下旬。 紅葉の便りが聞かれるようになってきましたが、今回の話題は遅まきながら10月13日に我が結社「朝」の東海支部句会出席の為に岡崎市へと出掛けた折の車窓風景です。 
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 木曽川です。 
 JR 「快速みえ」の車窓から撮りましたが、窓ガラスに映えるものが少し写ってしまいました。 もっとカメラをガラスにくっつけて撮影すれば良かった。
 伊勢市から伊勢平野を北上して三重県北部の桑名市で揖斐川・長良川を渡ります。 そして中洲の長島をあっと云う間に過ぎると木曽川。 三重県はここまで、木曽川を渡ると愛知県です。

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 伊勢平野は上の画像の様に刈田が広がっていました。 
 刈田は全景まるで青田のように青々としていますが、これは稲刈りの済んだあとの切り株から青い芽が自然に萌え出たものです。 
 この萌え出た芽の事を「穭 (ひつぢ)」と呼びます。 俳句では多く詠まれていて秋の季語。

           穭田のはかなし筋目正しても  暢一

 今年は冷夏の影響で遅れた稲刈りですが、それでも9月初旬には済ませたようですから、穭ながらかなり成長してしまっています。


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 ところが木曽川を渡り愛知県側に入った途端に田園地帯は黄金色風景に一変。
 所々で稲刈り作業中のところを車窓から見掛けはしましたが、三重県と比べて1ヶ月以上も遅く、県によって随分と違うものなのですね。 三重県も愛知県も今回の車窓から見た地区は気候にそう変わりはありませんから、田植の時期の違いからなのでしょう。

           木曽川のひがし稔田にし刈田  暢一

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 昔は長島を伊勢長島と呼んだように、長島までが伊勢の国にて尾張との国境でした。 歴史的にこの地が知られているのは本願寺門徒による 「長島一向一揆」。 
 織田軍は柴田勝家が重傷を負うなど散々手こずったあげく最期は8万の全軍勢で攻めたものゝ、長良川と木曽川に挟まれて複雑に水路が絡み合う輪中の長島は難攻不落。 織田信長の庶兄である織田信広や弟の織田秀成までもが討ち死にしてしまいます。
 信長軍は徐々に各城や砦を落とし、残る屋長島・中江の2ヶ所を柵で囲んで2万余の老若男女の退路を絶ち全て虐殺したと伝わっています。

 現在の長島は、日本屈指のレジャーランド 「ナガシマスパーランド」、同系列の植物園 「なばなの里」等が有名ですね。 

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 3年前の10月に伊勢湾沿いを走る伊勢湾岸道から撮影した 「ナガシマスパーランド」。 
 
 
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 2年前の4月に訪れたチューリップ満開の「なばなの里」。

 尚、この折の「なばなの里」 については下記にてご紹介致しました。
 宜しければタイトルをクリックの上 ご覧下さい。
          ↓
   ≪フォト俳句(279)≫4/19 ① なばなの里 (桑名市長島町)  
                                                   (№315)

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2009年10月17日 (土)

曼珠沙華 (白花・黄花) <梅香寺(伊勢市内)>

 10月8日の台風18号以降続いていた晴天でしたが、今日は久し振りにどんよりとした曇り空。 午前中の十数分ですが少し雨も降りました。 午後1時現在の室温計は21.9℃。

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 9月30日に勾玉池(伊勢神宮外宮)の曼珠沙華をご紹介致しました。
 今回は近所に建つ梅香寺曼珠沙華です。
 9月28日に撮影したものですが、名月や台風やと記事にしていたので掲載が遅くなってしまいました。

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 梅香寺は徳川家康の側室 お梅の方(越前大野城城主の息女)の懇請により1615年に開山された徳川将軍家の菩提寺でした。 瓦などの紋章も徳川家の三つ葉葵の御紋です。
 江戸時代は栄えましたが明治以降衰退、旧地の蓮随山より移転の上 小さな町寺として現在に至っています。     

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 伊勢市街の西方、伊勢神宮外宮と宮川堤の中間辺りに位置しますが、百五銀行筋向橋支店横の路地を入ってすぐの所ですので、銀行へ行った序でに時々寄ります。
 小さな境内にこじんまりと咲く四季折々の花がそれなりに楽しませてくれます。 また楓と銀杏は一樹ながら素晴らしい紅葉黄葉にて何度か取り上げてきました。

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 ごくゞゝ小さな花壇ですが、紅花と対比して咲く白花曼珠沙華はより鮮やかです。

      曼珠沙華白きは月の下に咲く  暢一  

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         何故にあるのか白の曼珠沙華  細見綾子

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               白曼珠沙華月光に剪り余す  黒田杏子

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                    かたまれば白とて燃える曼珠沙華  花谷和子

                   ゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜

 帰りに近くのかさもり稲荷の裏手を通ると黄色い花を見つけました。 少し萎れた感じですが どう見ても曼珠沙華に似ています。 
 初めて見るのでしかとは言えませんが、黄花曼珠沙華だと思います。 

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 ※ 梅香寺の楓紅葉・銀杏黄葉は下記タイトルをクリックの上 ご参照下さい。

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≪フォト俳句(290)≫08/12/1 ① 楓紅葉 (梅香寺)
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≪フォト俳句(291)≫08/12/11 ② 銀杏黄葉 (梅香寺)
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 ※ 勾玉池の曼珠沙華は下記タイトルをクリックの上 ご参照下さい。

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【 日々身辺抄 】09/9/30
曼珠沙華(彼岸花)・狐の孫・露草
       <九月の勾玉池(伊勢神宮外宮)>

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2009年10月 8日 (木)

台風一過 (台風18号)

 今日の明け方前に伊勢志摩地方を襲った台風18号
 その後、知多半島から日本列島を縦断して行きましたが、皆さんのところは如何でしたでしょうか。 お見舞い申し上げます。
 ちょうど50年前の伊勢湾台風とよく似た進路、そしてここ10年来の強力さ、等と予報で言っていたので伊勢在住の私としてはかなり心配しました。

         颱風の心支ふべき灯を点ず  加藤楸邨

 夜になって激しく降っていた雨でしたが、深夜に台風が近づき強い風が吹き荒れ出した頃から却って小降りに。 それからは雨が強く降る事はありませんでしたが、伊勢より少し北、三重県中部に位置する津市あたりでは豪雨だったようです。
 我が家は住宅密集地ですので家内にいると風の強さを凄いとまでは感じませんでしたが、郊外に住む友人からは何度も凄い凄い怖い怖いとメールを送ってきました。 余程の強風だったのでしょう。 独り暮らしの女性ですから無理の無いところかも知れません。 

        野分道思はぬ物が転び過ぐ  暢一

 午前4時15分頃、突然と言った感じで風がぴたっと止み不気味な静けさ。 そして20分程経ってまた急に荒れ出しました。 台風の目に入ったようです。
 ニュースでは志摩地方の沿岸に近い海上を過ぎて行き、日本列島への最初の上陸は知多半島と報じていましたが、伊勢志摩地方に一度上陸した後の事が実際のところでしょう。

 午前3時半頃だったでしょうか。 玄関でバサッと音が。 見に行くと新聞。 台風が吹き荒れている最中の配達には頭の下がる思いが致しました。
 
                                            <画像拡大可>
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 台風一過の南の空です。 我が家に被害は無く無事に朝を迎える事が出来ました。 
 台風の名残りの風がまだ強く吹いていて、雲は足早に東の方へ流れています。

         台風一過名残りの風の雲のさま  暢一 

 近所の今之社の前を通ると銀杏等の枝がうず高く積まれています。 どうも台風で折れた枝のようです。 また行き付けの居酒屋が入っているマーケットの屋根の一部が吹き飛んでしまい、当分休業の店も。
 伊勢市の田園地帯、御薗で農業を営んでいる知人によると、ビニールハウスや畑の作物の多くが甚大な被害を受けたとの事でした。 御薗は電照菊の産地です。

 二見浦夫婦岩を繋いでいる大注連縄は先月新たに掛け替えたばかりですが、五本全てが切れてしまいました。
 伊勢神宮内宮では正殿近くの直径2.5mの杉の巨木が根元近くから折れて参道を塞ぎ、その他枝や倒木が散乱している為に今日は参拝中止だそうです。 外宮も同じく参拝出来ませんでした。 1年365日閉鎖される事のない伊勢神宮としては稀有の事ですね。 
 最も伊勢地方に台風が襲来したのも久し振りです。未だに停電の続いている地区もあるようです。

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 同時刻に撮った北の空。
                                                   (№313) 

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2009年10月 4日 (日)

十六夜 (いざよい)

 昨日は久し振りに晴れましたが、今日は更に雲一つない快晴でした。
 室温計も25℃台で推移して実に爽やか、深夜の今は素足が冷えるほどです。 

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 昨日は十五夜の名月、今日は十六夜。 実際は今夜が満月ですが。
 東の空に上がり始めたところを撮ろうと18時頃に浦之橋商店街へ。

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 日暮れながら まだ青さの残る西空は薄く夕焼けて如何にも秋の暮らしい。

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       東を振り返ればちょうど正面に十六夜の月が昇り始めたところです。

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                昨日の十五夜と同じく浦之橋商店街に建つ伊勢慶友病院

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 今夜は県道37号(鳥羽松阪)線宮町交差点へ行ってみました。 宮川に架かる度会橋から伊勢市駅へ向かって少し来た辺りですが、歩道橋から月を撮ろうと思ったからです。

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 浦之橋商店街での撮影から30分しか経っていないのに、月はかなり昇ってきています。

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              町中に杜の闇ある十六夜  暢一

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                    十六夜やちひさくなりし琴の爪  鷲谷七菜子

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 フラッシュを光らせずに撮影すると 上画像のように月は滲んで写ってしまいます。

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               フラッシュを光らせると滲みません。 露光時間の違いでしょうか。

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 俳句に親しんでいる方ならよくご存知の事ですが、十五夜前後の月の出る時間が日を追う毎に段々遅くなっていく事から以下のように月の呼び方が変化していきます。

 十四夜 「待宵・小望月」        待宵の姿見のある廊下かな    山本洋子
 十五夜 「良夜・良宵・名月・望月」  名月や池をめぐりて夜もすがら   松尾芭蕉 
 十六夜 「十六夜(いざよい)・既望」 深山の風にうつろふ既望かな    飯田蛇笏  
 十七夜 「立待月」            古き沼立待月を上げにけり     富安風生
 十八夜 「居待月」            帯ゆるく締めて故郷の居待月    鈴木真砂女
 十九夜 「寝待月・臥待月」       湯茶欲りて机を立ちぬ寝待月    岡本眸
 二十夜 「更待月・亥中月」       更待やキャバレーの灯は宵ながら 石塚友二 

 雲空で名月が見えない時 「無月」  いくたびか無月の庭に出でにけり  富安風生
 雨の場合は「雨月」           胸元に雨月あかりを漂はせ     平畑静塔 

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 今日 10月4日は高野素十の忌日です。

     方丈の大庇より春の蝶
     甘草の芽のとびとびのひとならび

 俳句に親しんでいる方なら誰でもが知っている名句ですね。
 3年前ですが記事にしています。 宜しければ以下をクリックの上ご覧下さい。
        ↓
   「俳句俳話ノート」 ‘★ 素十忌’
                                                   (№312)

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2009年10月 3日 (土)

中秋の名月 (十五夜)

 今日は中秋の名月。 十五夜。 ここ一週間近く秋雨前線が居座り不順な天候が続きましたが、今日になってやっと晴天。 幸いに名月を拝む事が出来ました。
 銀行へ入金に行った序でに名月を撮ってみました。 時刻は20時前後。

                                           <全画像拡大可>
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        名月の冴えて寂しき星の数  暢一  

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   我が家の近所の浦之橋商店街に建つ伊勢慶友病院です。 

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                  コンパクトデジカメですので、月のアップはこれが限界。


 暦の上では今日10月3日が旧歴の8月15日にて一五夜の満月にあたりますが、実際は明日の10月4日が満月です。 年によって1日か2日ずれる事が多いようですね。
 上画像のアップの月も真ん丸とは言えないようです。

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             伊勢南島線。 筋向橋あたりからの撮影です。

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         ここから伊勢神宮外宮までは車で数分。

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               十五夜の醤油とくとく匂ひけり  岡本眸

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                                                   (№311)

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