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2009年10月 4日 (日)

十六夜 (いざよい)

 昨日は久し振りに晴れましたが、今日は更に雲一つない快晴でした。
 室温計も25℃台で推移して実に爽やか、深夜の今は素足が冷えるほどです。 

                                           <全画像拡大可>
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 昨日は十五夜の名月、今日は十六夜。 実際は今夜が満月ですが。
 東の空に上がり始めたところを撮ろうと18時頃に浦之橋商店街へ。

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 日暮れながら まだ青さの残る西空は薄く夕焼けて如何にも秋の暮らしい。

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       東を振り返ればちょうど正面に十六夜の月が昇り始めたところです。

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                昨日の十五夜と同じく浦之橋商店街に建つ伊勢慶友病院

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 今夜は県道37号(鳥羽松阪)線宮町交差点へ行ってみました。 宮川に架かる度会橋から伊勢市駅へ向かって少し来た辺りですが、歩道橋から月を撮ろうと思ったからです。

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 浦之橋商店街での撮影から30分しか経っていないのに、月はかなり昇ってきています。

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              町中に杜の闇ある十六夜  暢一

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                    十六夜やちひさくなりし琴の爪  鷲谷七菜子

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 フラッシュを光らせずに撮影すると 上画像のように月は滲んで写ってしまいます。

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               フラッシュを光らせると滲みません。 露光時間の違いでしょうか。

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 俳句に親しんでいる方ならよくご存知の事ですが、十五夜前後の月の出る時間が日を追う毎に段々遅くなっていく事から以下のように月の呼び方が変化していきます。

 十四夜 「待宵・小望月」        待宵の姿見のある廊下かな    山本洋子
 十五夜 「良夜・良宵・名月・望月」  名月や池をめぐりて夜もすがら   松尾芭蕉 
 十六夜 「十六夜(いざよい)・既望」 深山の風にうつろふ既望かな    飯田蛇笏  
 十七夜 「立待月」            古き沼立待月を上げにけり     富安風生
 十八夜 「居待月」            帯ゆるく締めて故郷の居待月    鈴木真砂女
 十九夜 「寝待月・臥待月」       湯茶欲りて机を立ちぬ寝待月    岡本眸
 二十夜 「更待月・亥中月」       更待やキャバレーの灯は宵ながら 石塚友二 

 雲空で名月が見えない時 「無月」  いくたびか無月の庭に出でにけり  富安風生
 雨の場合は「雨月」           胸元に雨月あかりを漂はせ     平畑静塔 

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 今日 10月4日は高野素十の忌日です。

     方丈の大庇より春の蝶
     甘草の芽のとびとびのひとならび

 俳句に親しんでいる方なら誰でもが知っている名句ですね。
 3年前ですが記事にしています。 宜しければ以下をクリックの上ご覧下さい。
        ↓
   「俳句俳話ノート」 ‘★ 素十忌’
                                                   (№312)

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