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2009年11月 7日 (土)

団栗(どんぐり) ストラップ 。

 今日は立冬。 雲一つ無く晴れ渡りましたが、空は僅かにもやっぽい感じがします。
 正午前の我がPCデスクの温度計は19℃。 気象番組では10月中旬の暖かさの立冬となりましたと言っていました。 この3日と4日は同温度計が2日続いて11℃台を指していて急な冷え込みに震え上がりましたから、実に寒暖差の大きな今週です。
                                           
Img_5053

 団栗ストラップ。 昔風に言えば根付ですね。
 友人が近所の杜で拾った団栗で作ってみたとプレゼントしてくれました。 なかゝゝ丈夫にしっかりと作ってあり重宝できそうです。

 この歳になっても団栗を見つけるとついゝゝ拾ってしまいますが、結局持て余して捨てゝしまう私です。 きっと友人は、これは姿が良い これは艶が良い、等と楽しく選びながら拾った事でしょう。
          団栗は拾ふもの且つ捨つるもの  暢一

 団栗は樫(カシ)類・小楢(コナラ)・櫟(クヌギ)などのブナ科ナラ属の果実の俗称。 頂いたストラップの団栗は一つだけずんぐりとしたのが小楢、他の三つは樫、だろうと思うのですが…。

           団栗の寝ん寝んころりころりかな  小林一茶
           団栗の己が落葉に埋れけり     渡辺水巴
           抽斗にどんぐり転る机はこぶ     田川飛旅子
           どんぐりの拾へとばかり輝けり    藤野智寿子 


 俳句に詠む場合、団栗よりも「木の実」の季語を使うほうがどちらか言うと多いようです。
 「このみ」とも「きのみ」とも読み、季語としての意味は団栗とほゞ同じです。 

          ポケットの捨て損ねたる木の実かな  暢一

 木の実のほうが例句の多いのは 「木の実落つ」「木の実降る「木の実の雨」「木の実時雨」「木の実拾う」「木の実時」「木の実独楽」などいずれも調べ良く使う事ができ、音数も三音にて団栗より一音少なくてすみ、5・7の調べに纏め易い事などが理由でしょう。 

           籠り居て木の実草の実拾はばや   松尾芭蕉
           二つ三つ木の実の落つる音淋し    正岡子規
           喜べばしきりに落つる木の実かな   富安風生
           幼きへ木の実わかちて富むごとし   岡本眸
           木の実独楽影を正して回りけり     安住敦
           木の実落つわかれの言葉短くも    橋本多佳子
           はじまりし三十路の迷路木の実降る  上田五千石
           正倉院木の実時雨のただ中に     神尾久美子
                                                   (№318)

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