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2010年3月 3日 (水)

雛祭 (桃の節句)

                                       <全画像拡大可>
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 先週ほどではありませんが、まだゝゞ寒いはずのこの時期としては気温の高い日が続きます。
 桃の節句の今日、正午頃のPCデスクに置く室温計は15℃。 最高気温の予報は14℃。 
 風吹く薄曇りのために、ここ10日ほどの暖かさに慣れた身には少し寒く感じます。

 昨年の3月3日も同じく雛祭で投稿していたので読み返してみると、
 『伊勢は薄々とした感じの曇天。 正午前の三重県中部の気温は6.5℃。 我が家の室温計は9.5℃と冷え込みました。 中部・関東地方に降雪の予報が出ています』 と記していました。
 昨年の今日は中部地方でも雪降る厳寒の日だったのですね。

 興味が湧いたので気象庁のHPから伊勢市の過去のデーターをちょっと調べてみました。
 伊勢市小俣町の観測所による2・3月の日々の最高気温平均値です。

   1979~2000年 (2月)  9.1℃。 (3月) 12.4℃。
   2001~2009年 (2月) 10.1℃。 (3月) 13.5℃。
         2010年 (2月) 11.4℃。 (3月) 14.9℃(3/1~3/3)。

 顕著に温暖化の傾向が見られます。 生態系に影響を与えうる気温上昇ぶりですね。


Img_7734

 三重県四日市のある料亭に飾っていた雛人形。
 「本仕立十二単衣  京雛  雛師 平安水宝作」 の銘が添えてありました。

 雛人形には京雛と関東雛がありますが、上の画像のように男雛が向かって右側に座っているのが「京雛」、左側に座っているのが「関東雛」。


        Img_8582

 この雛人形は男雛が左側ですから関東雛ですね。 伊勢郊外のある寿司店で昨年写したものです。


Img_8566 Img_8569
                                             <全画像拡大可>

 伊勢神宮内宮前のおはらい町にある土産物店々頭の雛飾り。 一昨年の撮影です。
 これも関東雛の並び方です。 今は伊勢地方でも全国的にもこの並び方が主流のようです。
 私が娘の為に雛段を飾り始めたのは神戸在住の頃にて京雛の飾り方でしたから、関東風には今でも馴染めません。

           雛壇に部屋を譲りし吾子と寝る   暢一

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 京雛と関東雛で男雛女雛の並び方が違う由来について「大進の雛人形」のHPで説明していました。 興味深いので以下にご紹介してみます。

 お内裏さまの位置が、京雛は向かって右、関東雛は向かって左になっています。
 日本古来から、左は右より格が高いとされ、お内裏さまはお雛さまの左、つまり向かって右にお座りになります。
 よって京雛は、古来の慣わしに従ってお内裏さまが向かって右側にお座りになっています。
 現在一般的な関東雛は、向かって左にお内裏さまがお座りになっていますが、なぜ関東雛はお内裏さまが左側になったのでしょうか。
 それには大正天皇が関係しているとされています。 明治時代、西洋の流れを受けて国際儀礼である「右が上位」の考え方が取り入れられるようになりました。
 大正天皇が即位の礼で、洋装の天皇陛下が西洋のスタイルで皇后陛下の右に立たれた事からこの風習が広まったとされています。
 明治天皇の時代から皇居は東京に移っておりましたから関東を中心にこのご即位時のスタイルが定番となっていきました。 全国的にも今はこのスタイルが主流となっています。

 また好まれる顔も関東関西に違いがあります。
 関東は目が大きめで口元がかすかにほころびふっくらした可愛らしいお顔が人気ですが、関西では切れ長の目に鼻筋の通った高貴なお顔, 細面のいわゆる京美人が好まれるそうです。
 実際のところ、なかなか顔立ちから関東雛と京雛判断するほど明確な顔の特徴ははっきりしていませんが、雛人形の商品ごとに、そのお顔は随分と違うことは比べてみると良くわかるものです。

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 ◇ また今日は高浜虚子の次女、俳人「星野立子」の忌日です。 「雛忌」とも呼びます。 3年前ですが「俳句俳話ノート」にて取り上げました。
 宜しければ下記タイトルをクリックの上 ご覧下さい。
        ↓
    ★ 立子忌 (雛忌)

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