カテゴリー「ca 伊勢市浦の橋商店街 他」の40件の記事

2010年1月30日 (土)

今朝の春 (元日)

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 前回、遅まきながらの除夜詣を記事に致しましたが、今回もその続きの元日。
 雲一つない快晴にて迎えた元日でした。

           起きてまづ空を見る癖今朝の春   暢一 

 冒頭画像は近所の浦之橋商店街の元日の朝の光景。 
 普段は午前中賑わう商店街ですが、人っ子一人歩いていない深閑とした様子は元日ならではです。

           年はじまる顔むけて聴く鳥の歌   岡本眸
           年立つて自転車一つ過ぎしのみ  森澄雄
           元日やゆくへもしれぬ風の音    渡辺水巴
           初晴を手柄顔なり伊勢の人     立神侯子


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 我が家の元日の朝の食卓。 
 朝餉と言っても除夜詣などで夜更かしをした翌朝の事ですから、家内皆が揃って食卓についたのは10時を過ぎてしまっていました。

           家内みな朝寝をしたる御慶かな   暢一 

 お節は主に母が料理したものです。 
 近年は何万円もするお節を買う家庭が多くなってきているようですね。

 雑煮も画像に写っています。 雑煮は地方によって随分と違いがありますが、我が家は澄まし汁に餅菜と餅だけと最もシンプルな雑煮です。

           おろがむに似て手囲ひの雑煮椀  岡本眸
           酒もすき餅もすきなり今朝の春   高浜虚子

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 ※ 「今朝の春」は元日の朝を意味する新年の季語です。 
    同じく新年の季語である「初春」の場合は「しょしゅん」と読ませて春の季語として使う場合もありますが、「今朝の春」は新年に限定されていて、春の季語として使う事は出来ません。
    「今朝の秋」と云う立秋の季語がありますから、つい立春の季語として使ってしまいそうで要注意ですね。
    
    「春」を新年・正月の意味で使う季語は以下のとおり多くあります。
    「明の春・今日の春・千代の春・四方の春・花の春・老の春・玉の春・新春・迎春・春の旦 (王春・開春・発春・首春・春首・献春・規春・春孟)」等々ですが、( )内は現代俳句で殆ど使用例を見ません。 

    また「○○の春」のようにある語に春を付けて新年の季語とする詠み方もあります。
    例句を少し挙げてみます。

           目出度さもちう位なりおらが春     小林一茶           
           かぴたんもつくばはせけり君が春  松尾芭蕉
           宿の春何もなきこそ何もあれ     山口素堂
           日の春をさすがに鶴の歩みかな   宝井 其角
           年寄れど娘は娘父の春        星野立子          
           炭斗に炭も満ちたり宿の春      松本たかし
           弾みよき雀の来るや庵の春      小澤克己   
                                                  (№323)

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2009年10月 4日 (日)

十六夜 (いざよい)

 昨日は久し振りに晴れましたが、今日は更に雲一つない快晴でした。
 室温計も25℃台で推移して実に爽やか、深夜の今は素足が冷えるほどです。 

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 昨日は十五夜の名月、今日は十六夜。 実際は今夜が満月ですが。
 東の空に上がり始めたところを撮ろうと18時頃に浦之橋商店街へ。

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 日暮れながら まだ青さの残る西空は薄く夕焼けて如何にも秋の暮らしい。

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       東を振り返ればちょうど正面に十六夜の月が昇り始めたところです。

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                昨日の十五夜と同じく浦之橋商店街に建つ伊勢慶友病院

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 今夜は県道37号(鳥羽松阪)線宮町交差点へ行ってみました。 宮川に架かる度会橋から伊勢市駅へ向かって少し来た辺りですが、歩道橋から月を撮ろうと思ったからです。

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 浦之橋商店街での撮影から30分しか経っていないのに、月はかなり昇ってきています。

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              町中に杜の闇ある十六夜  暢一

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                    十六夜やちひさくなりし琴の爪  鷲谷七菜子

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 フラッシュを光らせずに撮影すると 上画像のように月は滲んで写ってしまいます。

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               フラッシュを光らせると滲みません。 露光時間の違いでしょうか。

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 俳句に親しんでいる方ならよくご存知の事ですが、十五夜前後の月の出る時間が日を追う毎に段々遅くなっていく事から以下のように月の呼び方が変化していきます。

 十四夜 「待宵・小望月」        待宵の姿見のある廊下かな    山本洋子
 十五夜 「良夜・良宵・名月・望月」  名月や池をめぐりて夜もすがら   松尾芭蕉 
 十六夜 「十六夜(いざよい)・既望」 深山の風にうつろふ既望かな    飯田蛇笏  
 十七夜 「立待月」            古き沼立待月を上げにけり     富安風生
 十八夜 「居待月」            帯ゆるく締めて故郷の居待月    鈴木真砂女
 十九夜 「寝待月・臥待月」       湯茶欲りて机を立ちぬ寝待月    岡本眸
 二十夜 「更待月・亥中月」       更待やキャバレーの灯は宵ながら 石塚友二 

 雲空で名月が見えない時 「無月」  いくたびか無月の庭に出でにけり  富安風生
 雨の場合は「雨月」           胸元に雨月あかりを漂はせ     平畑静塔 

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 今日 10月4日は高野素十の忌日です。

     方丈の大庇より春の蝶
     甘草の芽のとびとびのひとならび

 俳句に親しんでいる方なら誰でもが知っている名句ですね。
 3年前ですが記事にしています。 宜しければ以下をクリックの上ご覧下さい。
        ↓
   「俳句俳話ノート」 ‘★ 素十忌’
                                                   (№312)

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2009年10月 3日 (土)

中秋の名月 (十五夜)

 今日は中秋の名月。 十五夜。 ここ一週間近く秋雨前線が居座り不順な天候が続きましたが、今日になってやっと晴天。 幸いに名月を拝む事が出来ました。
 銀行へ入金に行った序でに名月を撮ってみました。 時刻は20時前後。

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        名月の冴えて寂しき星の数  暢一  

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   我が家の近所の浦之橋商店街に建つ伊勢慶友病院です。 

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                  コンパクトデジカメですので、月のアップはこれが限界。


 暦の上では今日10月3日が旧歴の8月15日にて一五夜の満月にあたりますが、実際は明日の10月4日が満月です。 年によって1日か2日ずれる事が多いようですね。
 上画像のアップの月も真ん丸とは言えないようです。

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             伊勢南島線。 筋向橋あたりからの撮影です。

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         ここから伊勢神宮外宮までは車で数分。

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               十五夜の醤油とくとく匂ひけり  岡本眸

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2009年9月18日 (金)

秋夕焼 (浦之橋商店街)

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 昨日は素晴らしい秋晴れでしたが今日は曇天。 PCデスクの温度計は今 25℃、正午に見た時も25.6℃でしたからこの秋になって一番低い気温です。

 夕方 窓が妙に赤い感じなので外に出てみると空一面の夕焼け。 
 早速 カメラを手に近所の浦之橋商店街へ。 この通りは西の方に向かって長く伸びているので建物に邪魔をされる事無く西空が撮り易いからです。 また商店街や車との対比も趣があります。

 17時56分から18時7分迄の僅か11分間の撮影です。

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        秋夕焼旅愁といはむには淡し  富安風生

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                      鷺たかし秋夕焼に透きとほり  軽部烏頭子

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 本ブログに掲載する画像は正直言って色や明るさを補正して鮮やかに見せる事もありますが、この夕焼けの画像は全て補正せずに撮影したそのまゝに掲載致しました。 変化が分かり難くなりますからね。 

        秋夕焼待つ人あれば足早し  暢一 

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        渤海の秋夕焼やすぐをはる  加藤楸邨         

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              看取りにも終る日のあり秋夕焼  今井千鶴子

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            ゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜

 今日 9月18日は俳人石井露月の忌日です。
 正岡子規と親しく日本派俳壇の中心となった俳人ですが、のちに帰郷して医院を開業、また俳句誌「俳星」を創刊して子規俳句を広め東北地方の重鎮として活躍しました。
 3年前ですが「俳句俳話ノート」にて記事にしています。 宜しければ下記をクリックの上 ご覧下さい。
        ↓
     ‘ 露月忌 ’
                                        .

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2009年8月 1日 (土)

土用餅・はらわた餅(伊勢市 浦の橋商店街) 7/31(金)

 なかゝゝ梅雨が明けません。 深夜零時を過ぎて日付は変わってしまいましたが、今日7月31日は終日曇天にてわが部屋の室温計も28℃台で推移。 でも気温の低いわりには蒸し暑く感じます。 湿度がかなり高いのでしょう。
 各地での豪雨の被害が報じられていますが、伊勢では数日前に2日ほど降った普通の雨が記憶に残るくらいです。

 6月4日に本ブログを更新してから早くも2ヶ月近く経ちました。 夏は仕事が超多忙になる為ですが、せめて7月の内に更新をと思いつゝ31日になってしまいました。 その間に何度もアクセスして頂きました皆さんには申し訳なくお詫び申し上げます。

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土用餅

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 今日、我が家近くの浦の橋商店街にある餅屋さんの前を通ると、『本日 丑の日』 『土用丑の日の土用餅』等の張り紙。 数回前の「いばら饅頭」で取り上げた島地屋餅店さんです。
 たしか7月19日が土用の丑にて鰻を食べたのになぁと思ったのですが、今年は珍しく土用の丑が2回あり、今日7月31日が土用二の丑だそうです。

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 土用丑の日に鰻を食べると云う習慣は江戸時代中期に平賀源内がある鰻屋に請われて考案したキャッチコピーから始まったとの説が有力です。
 土用丑の日にお餅を食べて暑気中りを防ぐと云う土用餅の風習の方が古来からのものにて鰻よりも遥か昔からあったようです。

 手元の歳時記で土用餅を引いてみると、文庫本版の歳時記にはどれも載っていませんでしたが、「角川大歳時記」で以下のように記述していました。
 『土用餅⇒土用の節物としてついた餅。 これを食べると元気がつき、暑気中りを防ぐという。 地方によって砂糖や小豆を入れたり、朴の葉や笹の葉で包むものもある。 江戸時代の中頃から餡で包んだものが次第に広まり、現在では土用餅というと餡で包んだものが多い。

       土用餅腹で広がる雲の峰     許六
       飛騨人に夏白妙の朴葉餅  大野林火 
       山々の性根坐れる土用餅  脇村禎徳
       髭の中口が開きて土用餅  小林愛子               』

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 <はらわた餅

 島地屋餅店さんで土用餅の話をしていた折に面白い話を伺いました。
 彼女が島地屋さんに嫁いだ頃に今は亡き明治18年生まれの姑さんから聞いた話です。
 昔は土用餅の事をはらわた餅とも呼んだそうで、土用にお餅を食べるとはらわた(腸)が元気になるからとの事でした。 

 ネットではらわた餅を検索してみると、地方によっては今でも使われている呼び方のようで、
 「名物 はらわた餅」等もあったりして幾つかがヒットしました。

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2009年5月16日 (土)

いばら饅頭 (伊勢市 浦の橋商店街)

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                                             (全画像拡大可)

 季節外れに暑かった日々もいつの間にか治まって、ここ数日凌ぎ易い気温が続きます。 今日は終日雨でしたが室温計は21℃台で推移しました。

 冒頭画像は我が家の近所にある浦の橋商店街島地屋餅店。 
 季節々々の素朴な饅頭を主に商っていてお馴染みのお店です。

 数日前迄、店前の立て看板では「かしわ餅」と大きく書いて宣伝していたのですが、今日見てみると「いばらまんじゅう」に変わっていました。

 いばら饅頭? 私は知りませんでしたので島地屋さんに訊ねると、柏餅が柏の葉で包むように、いばら饅頭は いばらの葉で包んだ饅頭と教えてくれました。

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 ケースを見てみると漉し餡と粒餡の二種類が並んでいます。 
 早速二種類とも買ってみました。 と言っても一つづつですが…。 私は糖尿病の母と二人暮らしなので甘いものは多く買えないのです。

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 これがいばら饅頭。 ま~一見したところ柏餅とそう変わりはありません。
 ネットで調べてみるといばら餅のほうが多くヒットしました。 関東では一般的な柏の葉が手に入り難い関西で、いばらの葉を代用した事が始まりとの事でした。

 俳人の私には「いばら」と云うと野茨を思いますが、「いばら餅」に使う葉はサルトリイバラ(猿捕茨)の葉だそうです。
 サルトリイバラ(猿捕茨)を図鑑で引いてみると『西日本では柏餅のカシワの代用とする』とやはり書いてあります。 
 またこの葉をサンキラ葉と言うらしく、「いばら餅」をサンキラ餅とも呼ぶとの事です。

 サンキラ? 聞きなれない言葉なのでこれも調べてみました。
 正確にはサンキライと言い、山帰来と書くそうです。 サルトルイバラの別称でした。 
 山帰来の名の由来について 『昔は毒消しの実として使われていた。 山野に多く自生しているため栽培をおこなうことはせず、毒消しの必要がある時に山に入り実を食べて帰ってくるという利用をされていた事から』と環境gooの植物図鑑に載っていました。

 中部地方も柏の葉が入手し難かったようで、昔は専ら「いばら餅」だったとの記事も散見しました。 三重県も同様ですが、三重県在住の方々のブログには「いばら餅」が三重県独自のお餅のように思っておられる記述が幾つか見られました。 
 確かにネットで「いばら餅・いばら饅頭」を検索してみるとブログや和菓子店のHPは三重県発信のものが殆どでしたから、現今でいまだ一般的に親しまれているのは三重県だけなのかも知れませんね。

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 サルトリイバラについて参考にした図鑑サイトです。 
 葉・花・実・地下茎の画像も載っています。 下記をクリックの上 ご参照下さい。
             ↓
  岡山理科大学 総合情報学部 生物地球システム学科
      <植物生態研究室(波田研)のホームページ>
     サルトリイバラ Smilax china (ユリ科 シオデ属)

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2009年1月26日 (月)

旧正月

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              今日を始める寒さうな空の下  暢一


 画像は伊勢市内の我が家の近所にある浦之橋商店街の今朝。 
 如何にも寒そうな光景にて今日も冷え込みましたが、昨日25日が今冬で一番の冷え込みでした。

 下の2枚の画像は私のPCデスクに置いてある気温計付きの時計ですが、
 昨日25日は午前8時42分の室温が3.9℃。 正午でもまだ6.4℃しかありませんでした。

 今日26日は曇天ながら正午の室温10.4℃と、一番寒い時期でも正午には10℃前後を指すのが普通ですから、昨日は震え上がりました。

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 今日は旧暦の正月ですね。  
 中国や台湾では今でも西暦よりも旧歴の正月の方を盛大に祝います。

         道ばたに旧正月の人立てる  中村草田男 
         旧正や旅をうながす南の星   大野林火
         隣りより旧正月の餅くれぬ   石橋秀野

 歳時記で旧正月の項に分類されています。
 今年は今日1月26日ですが、昨年は2月7日、一昨年は2月18日が旧正月でした。
 このように旧正月は新暦の立春以降が殆どですから春の季語となっているのです。

 明治5年の改暦までは現在の立春を過ぎての2月中旬頃に正月を迎えた訳ですから、
 新年の事を初春今朝の春等と呼んだ気分が理解出来ます。

          初春の水に放ちし菜のみどり  長谷川久々子
          枯枝に初春の雨の玉円か    高浜虚子

 現代でも初春今朝の春は新年の季語にて、長谷川久々子の句も新年の項に載っています。
 ところが高浜虚子の句は春の項に掲載されています。
 このように初春は新年だけでなく春の季語としても使われる事がありますからややこしいです。

 新年の句か春の句か見分ける方法があります。
 「初春」を「はつはる」と読ませる場合は新年の季語。
 「初春」を「しょしゅん」と読ませる場合は春の季語と理解しておけばよいでしょう。
 その読み方の違いは4音と3音から判別出来ますね。

 但し「今朝の春」は新年の季語としか認められていません。
 立秋の朝の意で「今朝の秋」の季語がありますので間違い易いですから要注意です。

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   ※ 旧正月の部分は「俳句俳話ノート」07/2/18‘旧正月と初春’を補筆致しました。

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2008年12月31日 (水)

大晦日 (浦之橋商店街)

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 月並みな文句ですが 一年の経つ事の早いこと早いこと。 今年も大晦日となりました。
 この一年は各グログを更新出来ない夏の時期もあり、以降更新出来ても回数の少ない状態が続きました。 にも拘らずアクセス解析を見てみると引き続き実に多くの皆さんにご覧頂いていて嬉しく思っています。 有難うございました。 どうぞ来年も宜敷くお願い致します。

 冒頭の画像は伊勢市街西方にある浦之橋商店街大晦日の午後の光景です。 自宅から近く日常的に利用していますから 今迄何度も取り上げています。

 大晦日は「おおみそか」ですが、「おおつごもり」とも読みますね。
 他に大晦日を表す語には大三十日(おおみそか)、大年大歳除日、等があります。

     父祖の地に闇のしづまる大晦日  飯田蛇笏
     袖濡れて硯洗へり大三十日    水原秋桜子
     大年の日落ち流水なほ見ゆる   中村草田男


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 市民の台所を自負するほど伊勢市内では一番賑やかさを保っている商店街ですが、大晦日にも拘らずご覧のように閑散としています。 ただ車の駐車は常よりも多いようです。
 どちらか言うと朝に賑わう商店街ですので 午前中はそれなりに人通りもあったようですが、去年は午後ももう少し賑やかだった気がします。


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4img_8090 商店街に餅屋さんがあります。 島地屋餅店。

 普段は饅頭など和菓子を商っているのですが、鏡餅・丸餅・角餅・やじろ餅の正月餅だけをケースに並べています。
 全面オープンの店舗も今日はガラス戸を閉じて、左端に「入口」の張り紙が。 
 恐らく並ぶ客を捌き易くする為でしょう。

 昔は正月餅を撞いてもらっていたものですが、この頃はスーパーで買ってきます。
 餅屋さんの正月餅に惹かれてついゝゝ丸餅やじろ餅を買いました。 一個 80円也 。 


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 毎年のように我が家の注連飾りをご紹介していますが、左が新しい注連飾り、右が今年一年間飾っていた古い注連飾りです。
 伊勢地方は厄除けの為に注連飾りを一年中飾っておくのですが、(だいだい)の新旧の違いが面白いですね。
 を注連飾りに付けるのは「代を重ねる」と云う語呂合わせから目出度いとされている為です。 また橙は冬に黄色の大きな実をつけますが、落ちる事無く夏には緑色に戻ります。 それで「回青橙」と呼ばれて縁起の良い実とされている由縁からと云う事もあるそうです。

 我が家はあっさりと笑門ですが、伊勢志摩地方の注連飾りの桃符には蘇民将来子孫門と書かれた地方独特のものがあります。
 それ等については下記にて詳しく取り上げた事があります。
 宜しければクリックの上ご覧下さい。
          ↓
  ≪フォト俳句(100)≫12/31門飾り(伊勢市内)

  ≪フォト俳句(202)≫2/5 ⑧注連飾(伊勢市内)

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2008年1月 6日 (日)

注連飾り

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 皆さん 明けましておめでとうございます。 更新が遅くなってしまい遅まきながら御慶申し上げます。 どうぞ本年も宜敷くお願い致します。

 冒頭画像は大晦日の落日。 伊勢市内の我が家の近所にある浦の橋商店街の光景です。
 一昔いや二昔も前であれば 大晦日は遅くまで買い物客でごった返した事もあった商店街ですが、落日のこの時刻にはもう静けさが戻っていました。 これでも伊勢市内では一番賑わいを保っている商店街なのです。


               大年街染まりたる落暉かな  暢一


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 我が家の注連飾りです。
 上の藁が青い注連飾りは大晦日新たに玄関口へ飾ったもの。 下の色褪せた注連飾りが一年間飾っていた旧年のもの。
 伊勢地方では注連飾りを厄除けの為に一年中飾っておくのです。

 この事については過去の伊勢の注連飾りの由来などの記事中にて何度か詳しく触れています。
 宜しければ下記をクリックしてご覧になって下さい。
                  ↓
   ≪フォト俳句(100)≫12/31門飾り(伊勢市内)
   ≪フォト俳句(202)≫2/5 ⑧注連飾(伊勢市内)

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 注連飾りの玄関には門松も左右両脇に飾りますが、右と左とでは門松の形が少しだけ違います。 右端画像が右に飾る門松、中央の画像が左に飾る門松です。

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2007年4月 1日 (日)

曳き売りのおばさん

 晴れてはいますが何か薄々とした感じの晴れ具合です。我が部屋の室温計は19℃。
 今日は四月馬鹿です。 俳句でもちゃんと春の季語になっていますが、万愚節(ばんぐせつ)とも呼びますね。


       正確に電車着きたる万愚節  暢一


四月馬鹿は庶民的な感じ、万愚節は少し文学的な感じと詠み分けます。

      万愚節相撲つこころ身のうちに     岡本眸 
      みごもりしことはまことか四月馬鹿  安住敦


 また今日は三鬼忌。 西東三鬼の忌日です。
 三鬼忌については昨年「俳句俳話ノート」にて詳しく取り上げました。 
           

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 時折ご紹介している近所の商店街です。
 スーパーの前の歩道に曳き売りのリヤカーを置いておばさんが商っていました。

 我が町内は今でも結構曳き売りが来ます。
 朝早く近郊の農村から歩いてリヤカーを曳いて来ます。 高齢の方もいて大変だな~と感じるのですが、長年毎日のように通っているので辛いなんて思わないと仰っていました。

 ある用があって我が家によく顔を出してくれる曳き売りのおばさんのお宅を訪ねた事があるのですが、立派な邸宅に驚きました。 ご子息はある所の役職をしている兼業農家でした。

 このおばさんの場合は雨が降り出したので廻るのを諦めて、スーパー前のアーケード下で雨宿りを兼ねてひと商いと云ったところでしょうか。


      母の忌の曳売に買ひきさらぎ菜  関戸靖子


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