カテゴリー「銘菓・土産・飲食関係」の27件の記事

2010年1月30日 (土)

今朝の春 (元日)

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 前回、遅まきながらの除夜詣を記事に致しましたが、今回もその続きの元日。
 雲一つない快晴にて迎えた元日でした。

           起きてまづ空を見る癖今朝の春   暢一 

 冒頭画像は近所の浦之橋商店街の元日の朝の光景。 
 普段は午前中賑わう商店街ですが、人っ子一人歩いていない深閑とした様子は元日ならではです。

           年はじまる顔むけて聴く鳥の歌   岡本眸
           年立つて自転車一つ過ぎしのみ  森澄雄
           元日やゆくへもしれぬ風の音    渡辺水巴
           初晴を手柄顔なり伊勢の人     立神侯子


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 我が家の元日の朝の食卓。 
 朝餉と言っても除夜詣などで夜更かしをした翌朝の事ですから、家内皆が揃って食卓についたのは10時を過ぎてしまっていました。

           家内みな朝寝をしたる御慶かな   暢一 

 お節は主に母が料理したものです。 
 近年は何万円もするお節を買う家庭が多くなってきているようですね。

 雑煮も画像に写っています。 雑煮は地方によって随分と違いがありますが、我が家は澄まし汁に餅菜と餅だけと最もシンプルな雑煮です。

           おろがむに似て手囲ひの雑煮椀  岡本眸
           酒もすき餅もすきなり今朝の春   高浜虚子

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 ※ 「今朝の春」は元日の朝を意味する新年の季語です。 
    同じく新年の季語である「初春」の場合は「しょしゅん」と読ませて春の季語として使う場合もありますが、「今朝の春」は新年に限定されていて、春の季語として使う事は出来ません。
    「今朝の秋」と云う立秋の季語がありますから、つい立春の季語として使ってしまいそうで要注意ですね。
    
    「春」を新年・正月の意味で使う季語は以下のとおり多くあります。
    「明の春・今日の春・千代の春・四方の春・花の春・老の春・玉の春・新春・迎春・春の旦 (王春・開春・発春・首春・春首・献春・規春・春孟)」等々ですが、( )内は現代俳句で殆ど使用例を見ません。 

    また「○○の春」のようにある語に春を付けて新年の季語とする詠み方もあります。
    例句を少し挙げてみます。

           目出度さもちう位なりおらが春     小林一茶           
           かぴたんもつくばはせけり君が春  松尾芭蕉
           宿の春何もなきこそ何もあれ     山口素堂
           日の春をさすがに鶴の歩みかな   宝井 其角
           年寄れど娘は娘父の春        星野立子          
           炭斗に炭も満ちたり宿の春      松本たかし
           弾みよき雀の来るや庵の春      小澤克己   
                                                  (№323)

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2009年11月 2日 (月)

木枯し1号。 猫、立食蕎麦<JR名古屋駅>

 今日は晴天ながら急に冷え込みました。 深夜の12時前ですがPCデスクの温度計は14.5℃。 昨夜より6℃以上も低く、ピューピューと吹く戸外の冷たい風が何処からともなく入ってきます。 何せ旧家屋なものですから。
 気象台は近畿地方に木枯し1号が吹いたと発表しましたから、伊勢の夜になってのこの強風も木枯し1号と言ってよいのでしょう。 立冬前に吹くのは珍しいと思ったら、昨年より16日も早いそうです。

       木枯に川なすごとき街あかり  岡本眸

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 ここ2回 我が結社「朝」の東海支部句会出席の為に岡崎市へ出掛けた折の事を取り上げていますが、今回もその続きのJR名古屋駅です。
 JR名古屋駅セントラルタワーズの高島屋で本と手帳を買ったあと、外の空気を吸いたくてビルの外側に出てみました。

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 こんな所に猫が。 バックに写るのはセントラルタワーズの2階です。
 以前に我が家で飼っていて亡くなった猫とよく似ているので よしよしと近付いてみました。
 身じろぎもせず逃げません。 でも睨まれてしまいました。

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 昼食はJR名古屋駅の東海道線上りホームの立食い蕎麦で済ませました。 
 「たぬき」と注文すると、『「うどん」ですか? 「蕎麦」ですか?』と訊かれたので、『もちろん「蕎麦」』と答えたのですが、出されたのは「てんかす蕎麦」。
 そこでしまったと気がつきました。 私は20年関西に居たので、「たぬき」と言えば「油揚げの入った蕎麦」の事です。 「きつね」が「油揚げの入ったうどん」の事を指しますから、黒っぽい蕎麦は「たぬき」というイメージからでしょう。
 こちらでは「てんかす」の入ったのが「うどん」でも「蕎麦」でも「きしめん」であろうと「たぬき何々」。 何ゆえなのでしょうね。 また油揚げの入ったのは全て「きつね何々」。 未だに馴染めません。

 季節外れですが、昔にこの立食いの店で詠んだ句です。

           梅雨寒や立喰蕎麦に首伸べて  暢一

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 今日11月2日は「白秋忌」。 詩人・北原白秋の昭和17(1942)年の忌日です。
 俳人にも親しみのある白秋でしょうか、白秋忌の例句は多く見られます。

      拾ひたる貝の紅もつ白秋忌    上村占魚
      水かげろふに棹さして白秋忌   植村通草
      菱の実の角むらさきに白秋忌   中尾杏子
      安達太良の山はむらさき白秋忌  藤田あけ烏
      隣り住みし北原氏なり白秋忌   水原秋櫻子
                                                   (№317)

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2009年8月 1日 (土)

土用餅・はらわた餅(伊勢市 浦の橋商店街) 7/31(金)

 なかゝゝ梅雨が明けません。 深夜零時を過ぎて日付は変わってしまいましたが、今日7月31日は終日曇天にてわが部屋の室温計も28℃台で推移。 でも気温の低いわりには蒸し暑く感じます。 湿度がかなり高いのでしょう。
 各地での豪雨の被害が報じられていますが、伊勢では数日前に2日ほど降った普通の雨が記憶に残るくらいです。

 6月4日に本ブログを更新してから早くも2ヶ月近く経ちました。 夏は仕事が超多忙になる為ですが、せめて7月の内に更新をと思いつゝ31日になってしまいました。 その間に何度もアクセスして頂きました皆さんには申し訳なくお詫び申し上げます。

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土用餅

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 今日、我が家近くの浦の橋商店街にある餅屋さんの前を通ると、『本日 丑の日』 『土用丑の日の土用餅』等の張り紙。 数回前の「いばら饅頭」で取り上げた島地屋餅店さんです。
 たしか7月19日が土用の丑にて鰻を食べたのになぁと思ったのですが、今年は珍しく土用の丑が2回あり、今日7月31日が土用二の丑だそうです。

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 土用丑の日に鰻を食べると云う習慣は江戸時代中期に平賀源内がある鰻屋に請われて考案したキャッチコピーから始まったとの説が有力です。
 土用丑の日にお餅を食べて暑気中りを防ぐと云う土用餅の風習の方が古来からのものにて鰻よりも遥か昔からあったようです。

 手元の歳時記で土用餅を引いてみると、文庫本版の歳時記にはどれも載っていませんでしたが、「角川大歳時記」で以下のように記述していました。
 『土用餅⇒土用の節物としてついた餅。 これを食べると元気がつき、暑気中りを防ぐという。 地方によって砂糖や小豆を入れたり、朴の葉や笹の葉で包むものもある。 江戸時代の中頃から餡で包んだものが次第に広まり、現在では土用餅というと餡で包んだものが多い。

       土用餅腹で広がる雲の峰     許六
       飛騨人に夏白妙の朴葉餅  大野林火 
       山々の性根坐れる土用餅  脇村禎徳
       髭の中口が開きて土用餅  小林愛子               』

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 <はらわた餅

 島地屋餅店さんで土用餅の話をしていた折に面白い話を伺いました。
 彼女が島地屋さんに嫁いだ頃に今は亡き明治18年生まれの姑さんから聞いた話です。
 昔は土用餅の事をはらわた餅とも呼んだそうで、土用にお餅を食べるとはらわた(腸)が元気になるからとの事でした。 

 ネットではらわた餅を検索してみると、地方によっては今でも使われている呼び方のようで、
 「名物 はらわた餅」等もあったりして幾つかがヒットしました。

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2009年5月16日 (土)

いばら饅頭 (伊勢市 浦の橋商店街)

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                                             (全画像拡大可)

 季節外れに暑かった日々もいつの間にか治まって、ここ数日凌ぎ易い気温が続きます。 今日は終日雨でしたが室温計は21℃台で推移しました。

 冒頭画像は我が家の近所にある浦の橋商店街島地屋餅店。 
 季節々々の素朴な饅頭を主に商っていてお馴染みのお店です。

 数日前迄、店前の立て看板では「かしわ餅」と大きく書いて宣伝していたのですが、今日見てみると「いばらまんじゅう」に変わっていました。

 いばら饅頭? 私は知りませんでしたので島地屋さんに訊ねると、柏餅が柏の葉で包むように、いばら饅頭は いばらの葉で包んだ饅頭と教えてくれました。

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 ケースを見てみると漉し餡と粒餡の二種類が並んでいます。 
 早速二種類とも買ってみました。 と言っても一つづつですが…。 私は糖尿病の母と二人暮らしなので甘いものは多く買えないのです。

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 これがいばら饅頭。 ま~一見したところ柏餅とそう変わりはありません。
 ネットで調べてみるといばら餅のほうが多くヒットしました。 関東では一般的な柏の葉が手に入り難い関西で、いばらの葉を代用した事が始まりとの事でした。

 俳人の私には「いばら」と云うと野茨を思いますが、「いばら餅」に使う葉はサルトリイバラ(猿捕茨)の葉だそうです。
 サルトリイバラ(猿捕茨)を図鑑で引いてみると『西日本では柏餅のカシワの代用とする』とやはり書いてあります。 
 またこの葉をサンキラ葉と言うらしく、「いばら餅」をサンキラ餅とも呼ぶとの事です。

 サンキラ? 聞きなれない言葉なのでこれも調べてみました。
 正確にはサンキライと言い、山帰来と書くそうです。 サルトルイバラの別称でした。 
 山帰来の名の由来について 『昔は毒消しの実として使われていた。 山野に多く自生しているため栽培をおこなうことはせず、毒消しの必要がある時に山に入り実を食べて帰ってくるという利用をされていた事から』と環境gooの植物図鑑に載っていました。

 中部地方も柏の葉が入手し難かったようで、昔は専ら「いばら餅」だったとの記事も散見しました。 三重県も同様ですが、三重県在住の方々のブログには「いばら餅」が三重県独自のお餅のように思っておられる記述が幾つか見られました。 
 確かにネットで「いばら餅・いばら饅頭」を検索してみるとブログや和菓子店のHPは三重県発信のものが殆どでしたから、現今でいまだ一般的に親しまれているのは三重県だけなのかも知れませんね。

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 サルトリイバラについて参考にした図鑑サイトです。 
 葉・花・実・地下茎の画像も載っています。 下記をクリックの上 ご参照下さい。
             ↓
  岡山理科大学 総合情報学部 生物地球システム学科
      <植物生態研究室(波田研)のホームページ>
     サルトリイバラ Smilax china (ユリ科 シオデ属)

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2009年3月29日 (日)

祖霊社の直会(なおらい) 春季例大祭。

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 「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、23日に彼岸が明けたものゝ数日前より真冬並の寒さが続きます。 数日前の日本海側だったと思いますが、テレビニュースでは例年になく早々と咲き出した桜に雪の降る景を映していました。

 冒頭の画像は昆布を敷いた上の鯣(するめ)とお米ですが、神道に於ける彼岸行事である春季例大祭直会(なおらい)です。
 「直会」は大辞林に『神祭終了後、神饌や神酒のおろし物を参加者が分かち飲食する行事』と載っています。 公式にはその通りなのでしょうけれど、実際は神祭等への志納や寄付をした人々に祭の後で配る品の事を言います。 勿論神饌や神酒の御下がりと云う本来の趣旨を尊重して飲食に関係する品を配ります。

 我が一族は神徒ですので亡き父は伊勢神宮外宮に隣接する祖霊社にて神式の葬儀を行い御霊を安置しています。 その祖霊社の春季例大祭への志納に対する直会が冒頭画像と云う訳です。
 流石に祖霊社の直会は正式なものですが、近所の社の祭などでは花鰹等や菓子類を直会とする事が多い。

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 上の画像が直会に添えられていた挨拶状と志納の領収書?です。 
 例大祭は彼岸行事ですから春と秋に行われますが、戦前は「春(秋)季皇霊祭」と呼ばれる祝日でした。 宮中では天皇家祖先祭祀として今も続いています。 現在も春分の日・秋分の日として祝日ですね。

 彼岸は仏教と日本古来の神道的なものとが結びついた行事と言われます。 
 その辺りを祖霊社の広報誌で説明していましたので、下に載せてみました。 少し見辛いですが宜しければ画像をクリック拡大してご覧になってみて下さい。

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2009年3月 3日 (火)

雛祭

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 今日3月3日は「桃の節句」。 雛祭ですね。
 伊勢は薄々とした感じの曇天。 正午前の三重県中部の気温は6.5℃。 我が家の室温計は9.5℃と冷え込みました。 中部・関東地方に降雪の予報が出ています。

 まだゝゞ寒いこの時期に桃の花とはと感じます。 でも今年は3月29日が旧暦の3月3日に当り少し早いですが、4月になる年の方が多いですから頷けます。 地方ではまだ旧暦で行なう所もあるようです。

 中国に於いて五節句の内の一つ3月3日に曲水の宴を催し桃の酒を飲む風習があり、それが伝わった日本では曲水宴からの行事として人形(ひとがた)で身体を撫で、けがれを移して川や海に流すようになります。
 始めは紙で人を模った物から、美しく着飾って雛遊びをする風習が起こり、室町時代に人形技術が発達した事で今の雛人形のスタイルが確立しました。
 もっとも庶民の間でも雛を飾るようになったのは江戸時代に入ってからです。

 今も各地で雛流しの行事が行なわれていますが、雛流しは雛祭から起こったのではなく、雛流しから雛祭が起こったと云う事になりますね。

 
            流し雛あはれ確かな目鼻立   岡本眸         
         

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 上の画像は冒頭画像と同所を少し上から写したもの。 ある回転寿司店内の雛飾りです。
 最近の回転寿司店は高級感も心掛けているようで、100円寿司だけでなく結構高値の寿司もありました。

            嫁がせてよりの三月三日かな  暢一

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 3月3日は俳人星野立子の忌日です。 雛忌(ひなのき)とも。
 星野立子は高浜虚子の次女。 昭和55(1984)年 80歳にて没。 
 明るく柔らかな句風にて花鳥諷詠の一分野を形成した俳人と評されました。

 一昨年ですが、「俳句俳話ノート」にて取り上げています。
 宜しければ下記をクリックしてご覧下さい。
          ↓
     ★ 立子忌 (雛忌)

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2008年12月31日 (水)

大晦日 (浦之橋商店街)

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 月並みな文句ですが 一年の経つ事の早いこと早いこと。 今年も大晦日となりました。
 この一年は各グログを更新出来ない夏の時期もあり、以降更新出来ても回数の少ない状態が続きました。 にも拘らずアクセス解析を見てみると引き続き実に多くの皆さんにご覧頂いていて嬉しく思っています。 有難うございました。 どうぞ来年も宜敷くお願い致します。

 冒頭の画像は伊勢市街西方にある浦之橋商店街大晦日の午後の光景です。 自宅から近く日常的に利用していますから 今迄何度も取り上げています。

 大晦日は「おおみそか」ですが、「おおつごもり」とも読みますね。
 他に大晦日を表す語には大三十日(おおみそか)、大年大歳除日、等があります。

     父祖の地に闇のしづまる大晦日  飯田蛇笏
     袖濡れて硯洗へり大三十日    水原秋桜子
     大年の日落ち流水なほ見ゆる   中村草田男


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 市民の台所を自負するほど伊勢市内では一番賑やかさを保っている商店街ですが、大晦日にも拘らずご覧のように閑散としています。 ただ車の駐車は常よりも多いようです。
 どちらか言うと朝に賑わう商店街ですので 午前中はそれなりに人通りもあったようですが、去年は午後ももう少し賑やかだった気がします。


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4img_8090 商店街に餅屋さんがあります。 島地屋餅店。

 普段は饅頭など和菓子を商っているのですが、鏡餅・丸餅・角餅・やじろ餅の正月餅だけをケースに並べています。
 全面オープンの店舗も今日はガラス戸を閉じて、左端に「入口」の張り紙が。 
 恐らく並ぶ客を捌き易くする為でしょう。

 昔は正月餅を撞いてもらっていたものですが、この頃はスーパーで買ってきます。
 餅屋さんの正月餅に惹かれてついゝゝ丸餅やじろ餅を買いました。 一個 80円也 。 


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 毎年のように我が家の注連飾りをご紹介していますが、左が新しい注連飾り、右が今年一年間飾っていた古い注連飾りです。
 伊勢地方は厄除けの為に注連飾りを一年中飾っておくのですが、(だいだい)の新旧の違いが面白いですね。
 を注連飾りに付けるのは「代を重ねる」と云う語呂合わせから目出度いとされている為です。 また橙は冬に黄色の大きな実をつけますが、落ちる事無く夏には緑色に戻ります。 それで「回青橙」と呼ばれて縁起の良い実とされている由縁からと云う事もあるそうです。

 我が家はあっさりと笑門ですが、伊勢志摩地方の注連飾りの桃符には蘇民将来子孫門と書かれた地方独特のものがあります。
 それ等については下記にて詳しく取り上げた事があります。
 宜しければクリックの上ご覧下さい。
          ↓
  ≪フォト俳句(100)≫12/31門飾り(伊勢市内)

  ≪フォト俳句(202)≫2/5 ⑧注連飾(伊勢市内)

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2008年2月 2日 (土)

餃子

 明日は節分。 明後日はもう立春です。 と言ってもこの前後が一年の内でも一番寒い時期ですね。 東京の明日は雪。 名古屋でも小雪が見られるかもとの予報です。

 中国の食品会社製餃子による中毒事件が全国に広がりを見せ、各業界にも大きな影響が出ている等がトップニュースの昨今ですが、同社製品がこんなにも多方面の食品や外食産業で使われていた事は驚きです。 
 チェーン店等で食していた餃子は自家製ではなく、スーパー等で廉売している物と同じ中国産の既製餃子だった訳です。 一部とは云え仙台名物の牛タンまで同社の中国製だったとは…。
 但し問題の農薬は残留農薬や通常の生産工程で混入したものなのか 流通過程で故意に入れられたものなのか等の真相は未だ不明です。 中国産の物を全て使用中止とする処置までが広がっているのは少し過剰反応かも知れません。
 何れにしても 餃子大好きな我が家では何時も手作りですので安心です。 

             餃子喰つて夜学教師となりにけり  藤田湘子


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2007年12月31日 (月)

大晦日 & 江戸清のブタまん

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 冒頭画像は我が家から南の裏山を望んだ景ですが、ご覧のように伊勢地方は快晴の大晦日です。 但し風が強く 今冬では一番寒く感じる日となりました。 暖房の無い部屋の温度計は 9.5℃を指しています。
  日本海側地方では雪のようですね。 北国だけでなく 広島県北部の三次市の降雪や和歌山県の初雪なども報じられています。

 大晦日は「おおみそか」または「おおつごもり」と読みますね。
 大三十日と書いても「おおみそか」と読ませまたり、他に大晦日と同意にて大歳又は大年除日等があり季語となっています。
 

     大年にかぎつて雪の降りにけり   小林一茶
     漱石が来て虚子が来て大三十日  正岡子規
     父祖の地に闇のしづまる大晦日   飯田蛇笏
     初島へ大つごもりの水尾を引く    星野椿
     梯子車が磨く除日の信号機      山崎冨美子

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 前回 28日に千葉の妹が帰省してくる事に触れましたが、下の画像は帰省した妹の手土産。

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        開けてみると大きなブタまんが二つ。

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 横浜中華街にある江戸清のブタまんでした。
 江戸清は創業明治27年の老舗。 ネット検索してみると「店先にはいつも大勢の人だかり。土日の昼時には30 人ぐらいの行列ができるほど人気の店だ」の記述や テレビ番組にも再々取り上げられている等と中々の有名店のようです。

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2007年12月28日 (金)

御用納め・数え日 と 蟹

 しとしとゝ云った感じで夜来の雨が降っています。 
 いつもの室温計は午前11時15分現在11.8℃。 ここのところでは一番冷え込みました。
 今日は28日。 官公庁では御用納めですね。 民間でも歳末まで多忙な企業でない限り今日が多いようですが、私は今年も大晦日深夜まで仕事をする事になるでしょう。

 俳句でも年末の季語「御用納」として歳時記に載っています。 「御用終」 「仕事納」とも言います。 また5音で済ませる為に「事納」を使う場合もあります。
 一番有名な俳句は青邨の次の句でしょう。

     煙吐く御用納の煙出し  山口青邨 


 また年末の今頃によく使われる季語に「数え日」があります。
 今年もあと何日と数えたくなるような年末の数日の事を言いますが、比較的新しい季語にてポケット版歳時記には載っていないものも多いようです。
 これも青邨の句が有名ですが、「煙吐く…」も「数へ日の…」も上五と下五のリフレインにて句姿が似ていますね。

     数へ日の人の命を数ふるごと      山口青邨
     数へ日となりたるおでん煮ゆるかな  久保田万太郎
     数へ日や昼の木立に子の遊び     岡本眸


 もう数え日と言える一昨日、千葉在住の妹からお歳暮としてのクール宅急便が届きました。
 そうそう「歳暮」も季語ですね。

     師へ父へ歳暮まゐらす山の薯  松本たかし


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    何だろうと開けてみると可愛い蟹の絵が…。

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    正月に蟹鍋でもどうぞと添え書きがありました。
    もっとも妹は毎年歳末から正月三日位まで伊勢へ帰省して来ます。
    今年も今日28日夜に帰ると連絡があり、結局彼女も一緒に食べる事になる蟹です。


                明日帰ると     


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