カテゴリー「f 伊勢市近郊その他」の20件の記事

2016年10月19日 (水)

背高泡立草 (伊勢市二見町松下)

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          放置田のなべて背高泡立草  加藤暢一


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 日本古来の芒の景が、道路沿いでは背高泡立草の派手な黄色の景に代わってしまった所が多くなりましたね。
 背高泡立草は北アメリカ原産、日本にはアメリカからの輸入品に紛れ込んで繁殖し、その繁殖した場所では芒などを駆逐してしまいました。 背高泡立草は地下茎を伸ばして群生し、根から他の植物の成長を抑える成分を出すからです。 今の日本では一番厄介な帰化植物です。 

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2016年10月 1日 (土)

曼殊沙華 (彼岸花)   度会郡玉城町

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           川のあるこの町が好き曼珠沙華   加藤暢一


          。・゜゜・。。・゜゜・゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・゜・。。・゜゜・。


 伊勢市内のわが家から車で20分ほど郊外の玉城町の田園地帯を走った所に、「ふるさと味工房アグリ」があります。 玉城町の農産物や畜産物を直売していて、妻のお気に入りなので休日には毎週のように出掛けています。
 しかし私には買い物よりも一週間毎の道中の田園風景を楽しみにしています。
 僅か一週間でも田園の景色は変化していきます。
 今は曼殊沙華。
 先週は畔にほんの少し咲いているのが所々に見られただけでしたが、今週になるといたるところに群がって咲き誇っていました。


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               西国の畔曼殊沙華曼殊沙華   森澄雄


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               曼珠沙華咲き親不知歯痛み出す  岡本眸


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               まんじゆさげ暮れてそのさきもう見えぬ 大野林火

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2016年9月24日 (土)

 コスモス (度会郡 玉城町)

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            妻いとしコスモス揺るる風の中  加藤暢一


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 またまた ご無沙汰をしてしまいました。 半年振りです。 
 少しですが余裕を作れそうですので、時々になるかも知れませんが更新したいと思っています。
 

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2009年8月13日 (木)

冷夏の稲田(伊勢平野)。 お盆。 

 今日8月13日から16日までお盆。 昔 神戸在住の頃は私も家族を引き連れて渋滞を厭わず伊勢に帰省したものでした。 
 今年は地震による東名高速道の通行止めの影響で大渋滞を起している所もありますが、その他の地域の高速道は意外とスムーズに流れている今日のようです。
 今日は夕方に迎え火盆提灯で御先祖様を迎える日ですね。

     迎火を子として焚きて三十過ぐ  岡本眸

 また墓参りは年中行いますが、俳句ではの事と特定して秋の季語となっています。
 墓掃除・墓洗ふ・墓ぬらすなども同じです。

     本当は捨てられしやと墓洗ふ  岡本眸 


<平成21年8月11日撮影>
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                                           <全画像拡大可>
 8月11日の伊勢平野稲田。 
 今年は日照が少なく気温の低い夏が続いた為、稲の生育に影響が出ていると聞いていましたので撮影してみました。
 確か何年か前に同所を同時期に撮影したはずだから比較出来ると思ったからです。


<平成18年8月11日撮影>
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 3年前に撮影していました。 有り難い事に平成18年8月11日と同月同日です。
 生育の違いは明らかにて、やはり今年は遅れています。

 遠方に写る道路は国道23号線。 松阪と伊勢の中間辺りです。


 <平成21年8月11日撮影>
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               <平成18年8月11日撮影>
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                              <全画像拡大可>

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2008年2月20日 (水)

雪 ④ 伊勢平野

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                                             <全画像拡大可>

 今日と言っても零時を過ぎて昨日になってしまいましたが冷え込みました。 深夜のいつもの室温計は9℃を指していて、昨夜よりは2℃ほど高くなっています。
 ただ火の気の無いと云えども屋内の室温計ですから、夜の屋外とは随分と温度差があるようです。 先程 コンビニへ行く為に乗った車のフロントガラスは薄く凍っていました。

 前回、三重県全域に激しい降雪のあった9日の翌日10日の月夜宮に於ける雪景色を取り上げましたが、10日はその後 伊勢市駅から前日に続いて近鉄特急に乗り、今度は晴天下の明るい雪の伊勢平野を北上しつゝ楽しむ事が出来ました。 


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 朝の8時~9時の間に撮影した画像ですが、掲載順序は伊勢平野の北部からと撮影順とはほゞ逆になっています。

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 伊勢平野の東は伊勢湾に面し、西側は北部の鈴鹿山脈から続く山並みが屏風のように南部まで連なっています。 画像は斎宮以外全て西の山側に向けて撮影しました。
 次の掲句は前日9日の雪降る伊勢平野の景を詠んでみました。


              えぬ雪降伊勢平野  暢一         
 

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 伊勢市と松阪市の中間に位置する斎宮にあるいつきのみや歴史体験館前の史跡復元が整備されている辺りの画像です。

 斎宮とはその昔 斎王(いつきのひめみこ)の宮殿とそれに仕えた官人の役所寮の地です。 小さいながら都を模した壮麗な建物群がありました。
 伊勢神宮に仕える為に天皇即位の度に選ばれたのが斎王ですが、かならず内親王・女王から占いにより決められました。

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 上左画像が いつきのみや歴史体験館の建物ですが、平安時代の歴史や文化・技術等を体験することが出来ます。
 当地周辺では今でも発掘作業が続けられ 貴重な発見が相次いでいます。
 上右画像はその現在発掘中の現場横に咲く菜の花です。

 斎宮については以前 ≪‘のぶ`のフォト俳句≫~from伊勢にて取り上げた事がありました。 宜しければ下記をそれゞゝクリックの上 ご参照下さい。
              ↓
   ≪フォト俳句(45)≫7/20斎宮(1)
   ≪フォト俳句(46)≫7/22斎宮(2)
   ≪フォト俳句(47)≫7/24斎宮(3)

 
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 伊勢市街の西を流れる宮川。 何度も水質日本一に選ばれている三重県下最長の一級河川です。

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 下の画像2枚は宮川から伊勢市駅途中の景ですが、左画像に写る工場は(株)横浜ゴム三重工場
 横浜ゴムは1917(大正6)年 横浜に創業しましたが、1944(昭和19)年に第二工場として建てられたのがこの三重工場です。  
 紀伊半島の南部にて配送面から立地条件が悪い為に 大きな工場の殆ど無い伊勢の地にどうして建設されたのか知りませんが、終戦前年と云う時期から推察するに空襲を避けての事かもと想像しています。
 小学生の折 この横浜ゴムの社宅に住む女子と机が隣にて、工場の敷地内のお宅によくお邪魔したした昔々を懐かしく思い出します。   

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                       <全画像拡大可>

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 今日 2月20日は内藤鳴雪の1926(大正15)年の忌日である「鳴雪忌」です。
 鳴雪は老梅居と号していたので「老梅忌」とも言いますね。

 一昨年に「俳句俳話ノート」で記事にしていますので、下記をクリックの上 宜しければご覧下さい。
            ↓
          『鳴雪忌』

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2008年2月 8日 (金)

立春

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                                             <全画像拡大可>


 今日は晴天ですが風が少しあり寒い日です。 どこかで雪が降っているのでしょうか。 風花も一時見られました。
 風花とは晴れていながら風に乗ってひらひらと雪片が舞ってくる事ですが、裏日本の雪が上層の強風に運ばれて遠く飛来し 晴天の表日本に風花となって降る事もあるそうです。  

          風花や鳥羽は北への始発駅  暢一

 
 冒頭画像は2月4日の曙です。 
 立春の日ですね。 当日 記事にしたかったのですが、遅くなってしまいました。

          うすうすと茜に明けて春立ちぬ  暢一


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 立春の朝日が燦々と降り注ぐ住宅団地。  
 一日晴天に恵まれましたが、深夜に降ったのでしょうか 朝は所々に僅かな雪が残っていました。

 立春を詠んで最も有名なのは次の句でしょうか。

        立春の米こぼれをり葛西橋  石田波郷

 他に

        立春の雪の深さよ手鞠唄    石橋秀野
        立春の海よりの風海見えず   桂信子
        春が来て電柱の体鳴りこもる  西東三鬼
        立春の星の出揃ふ海の上    岡本眸
        屋上は日の受皿よ春来つつ   岡本眸


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4img_8122 この日は所用があって早朝に伊勢市駅から近畿日本鉄道にて出掛けましたが、駅前の花壇にも雪が残っています。

 世間を大きく騒がせた伊勢名物の赤福の直営売店が伊勢市駅内にあるのですが、事件以来 閉まったまゝです。
 一昨日の2月6日に本店と内宮店のみで営業が再開され ニュースでも大きく取り上げられました。 
 シャッターには6日営業再開の貼紙がしてありましたが、ここでの販売はもう少し先の事になるのでしょう。


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 近鉄車窓の伊勢平野はまだゝゞ冬ざれの景ですが、上の画像のように青く芽吹いている畑も見られます。
 よくは判りませんが、麦畑かしらと思いながら眺めました。
 下の画像のように他の野菜畑も平野に彩りを添えています。


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2007年5月13日 (日)

麦畑&植田

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 今、我が家には木遣り唄と綱を曳くエンヤーの掛け声が賑やかに聞こえています。 5月1日に触れたお木曳の一行です。

 前回は近鉄車窓からの伊勢平野その他の植田と麦畑をご紹介致しましたが、今回は11日に伊勢市郊外に出掛ける所用があり、その折に撮影した麦畑植田の近影です。
 同所は 2006年6月17日 「麦畑」 にて道路を隔てた向かい側の麦畑の熟れ切った景を取り上げた事があります。

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 車窓からは分かり難かった麦畑の黄色い色づきの様が明らかですね。


             身内みな東京麦熟るる  暢一


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 植えた時期が少し違うのでしょうか、まだ青っぽい所もあります。


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 近くから見てみると茎や葉は黄色いものゝ麦の穂はまだ少し青い。


               麦秋を俯向き通る故郷かな  永田耕衣


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 下画像に写っている建物は「葵」と云う旅館。 喫茶店も兼ねています。
 そこで開催された会合に出席したのですが、伊勢平野の田園地帯を走る23号線沿いにぽつんと建っています。


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 次の画像の左遠景に写っているのが23号線。 我々は23号線の松阪と伊勢間をバイパスと呼んでいます。
 風の強い日でしたので苗が吹かれて傾いていますが、この辺りは海に近い平坦な土地なので特に風の強く吹く地帯です。


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 ここも 2006年11月19日 「11月の伊勢平野」 にて取り上げた事があります。

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2007年3月11日 (日)

④ 犬のふぐり。繁縷<ハコベ>(度会町大野木)

 仲春にも拘らず、今年でも最も寒い感じの日が続きます。 各地で降雪が報じられていますが、三重県も北部山間地では雪が降っているようです。
 伊勢も冷たい風が強く吹いていてとても寒い今日です。


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 今回も桜や梅を取り上げて数回続けている度会町大野木の宮川沿いの同所です。
 上の画像の白とピンクが対になって咲いている梅の近くの草叢に ごく小さな青い花が点々と咲いていました。


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 早春から4月末頃にかけて咲く 犬のふぐり です。
 1cmにも満たない小さな花ですが、鮮やかな青色なのでよく目を惹きます。

 この 犬のふぐり は外来種にて図鑑には 大犬のふぐり の名で載っています。 日本種は更に小さくて淡紅色をしていますが、今では山間部のごく一部でしか見られなくなりました。


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 大犬のふぐり は胡麻葉草科。 ヨーロッパ原産にて明治時代に帰化したそうです。 今の時期に田園や山野を歩けば普通に見られますね。

 「犬のふぐり」は犬の睾丸の事ですが、実の形が似ている事から付けられた名です。
 俳人好みの花にて頻繁に詠まれますが、俳句を始めたばかりの女性は恥ずかしくて馴染むのに苦労するようです。


     犬ふぐり一杯咲いている孤独  加倉井秋を


 日射しの下では正確な色が写らないので、以下は私の身体で影を作って撮影しました。
 

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            膝抱くは弱気なときよ犬ふぐり  暢一


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 犬のふぐり を写していたら、更に小さな白い花が目につきました。


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 そこで思い切り接写してみました。 私のポケットカメラではこれが限度にて、本当に小さな小さな花です。
 花の名は 繁縷(ハコベ)。 普通 はこべら と呼ばれていて、春の七草の一つですね。 撫子科です。
 繁縷 には みどりはこべ小はこべ があるようですが、図鑑で調べてみると私の画像は 小はこべ のようです。 
 繁縷の句と言えば、先ず波郷のこの代表句が思い浮かびます。

                はこべらや焦土の色の雀ども  石田波郷 


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2007年3月 7日 (水)

③ 梅 (度会町大野木)

 昨日に続き冷え込みました。 いつもの室温計は正午で10℃です。 この冬の間でも低いほうです。 暖冬とは云え この時期はまだゝゞ油断出来ませんね。
 昨日は啓蟄でしたが、昨年 「俳句俳話ノート」にて短文ですが取り上げました。


       啓蟄や吾が商に休みなく  暢一


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 前回記事の大野木の梅は昨年も撮影していました。 上の画像がそれです。
 昨年は≪‘のぶ`のフォト俳句≫のみにて使わないまゝ過ぎてしまいましたので、この機会に掲載させて頂きます。


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 撮影は昨年3月15日。 前々回(3月3日)にご紹介した宮川沿いの桜の昨年3月15日の咲き具合は如何と 上画像のように部分拡大をしてみましたが、まだ開花していませんでした。


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 今年3月1日撮影の同所の画像も同じく拡大してみました。
 昨年より半月も早い時期の撮影にも拘らず、その桜の違いは歴然です。 今年が如何に早咲きか実感させられますね。


 以下 昨年撮影の画像です。


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 バックの枯銀杏が目を惹いたので道路を渡って行ってみると、農家のお庭から見事に聳え立っていました。


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 左側道路沿いにもピンクと白の梅が対に植えられて咲いていました。
 右側には茶畑が広がっています。 後方の山と道路との間が宮川の清流。 
 度会町は三重県でも有数な茶の生産地にて度会茶として知られていますが、現在 三重県産のお茶は伊勢茶とブランド名を統一しています。
 この辺りは山間に小規模の茶畑が無数に点在しているのが特徴です。
 度会町や三重県の茶については一昨年 ≪フォト俳句(175)≫ にて取り上げた事がありました。 

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2007年3月 5日 (月)

② 梅 (度会町大野木)

 今日は激しい風雨です。 にも拘らず室温計は19.1℃と昨日に引き続き異常な暖かさです。 


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 前回 3月1日に撮影した伊勢市内から少し上流の宮川沿いに咲いていた桜をご紹介致しましたが、今回は同所で満開のピンクと白のです。 本来は宮川をバックにこの梅を撮るのが目的で寄った同所でした。 前回の桜が後方に小さく写っています。


 は薔薇科。 中国原産です。
 奈良時代に遣隋使か遣唐使が持ち帰ったらしいのですが、詳しくは不明です。 平安時代のいつの頃からか桜の方が関心をひくようになったようですが、それ迄は梅が持て囃されたとのこと。 万葉集でも梅の方が多く詠まれています。

 梅は 春告草・好文木・花の兄・匂草・風待草・初名草 等々と色々な呼び名があり、どれも季語となっていますが、春告草以外はあまり使用例を見ません。


                   奥伊勢の春告草の便りかな  暢一


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      春もややけしきととのふ月と梅  松尾芭蕉


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                    梅一輪一輪ほどの暖かさ  服部嵐雪


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      二もとのむめに遅速を愛すかな  与謝蕪村


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                  山川のとどろく梅を手折るかな  飯田蛇笏
       

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       師はときに遊べ遊べと梅日和  岡本眸


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                    白梅と紅梅の枝と空に逢ふ  原裕


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      勇気こそ地の塩なれや梅真白  中村草田男


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                     梅白し峡は片側より暮れて  有働亨


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